色を無くしかけた町…
もう、誰もいない…
私とあなた以外……誰も…………。
あなたなら…
光の届く場所…
その羽で、飛んでゆけるって…
信じてるから……。
私なら…大丈夫だからと……
扉を開けて…
まだ見えない希望を目指して…
あなたは風に乗せて飛んでゆく……。
裸足のまま…
空になった鳥籠を持って…
羽を持たない私はあなたを見送る……
きっと、大丈夫だからと……
空から舞い落ちる羽に…
叶わぬ願い…………置いて
僅かな願いを…………その胸に抱いて……。
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*2008年1月に描きました。2007年4月に携帯ブログに書いた短編小説にこの挿絵を増加しました。
元々は先に絵のイメージがあったのですが、中々下書きが完成できなくて…
先に携帯ブログでテキストを完成させてから何とかラフスケッチを描いてこの形に落ち着きました。
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