今日は天下三分の計がなり、この大陸に平和が訪れた記念すべき日だ。
そんな記念の日を祝い、この平和が長く続いて行くことを祈っての式典という名のお祭りが開催されている。
一刀「はぁ~。すごい盛り上がりだなぁ」
桃香「そうだね~」
華琳「そうね」
雪蓮「ふふ、そうね♪」
一刀「なんていうか、こうみんなの笑顔を見ると俺たち頑張った甲斐があるって感じがするよな」
華琳「何を言っているの一刀。『頑張った』ではなく、これからも『頑張る』のよ」
雪蓮「そうよ~。これからもこんなお祭りができるようにね」
一刀「雪蓮はただお酒を飲む口実があってうれしいだけじゃないの?」
雪蓮「あー、一刀ひどい!ぶーぶー」
一刀「はは、ごめんごめん」
そう。これからもこんな風にこの大陸の人たちが笑顔で居続けられるように、俺たちが頑張んないといけないんだよな。
桃香「あ、ご主人様、華琳さん、雪蓮さんそろそろお城に戻らないとみんなを待たせることになっちゃいますよ?」
一刀「ん?もうそんな頃?それじゃあ戻ろうか」
桃香「うん」
華琳「そうね」
雪蓮「ふふ、どんなお酒があるか楽しみだわ♪」
一刀「飲みすぎるなよ」
雪蓮「努力はするわ」
絶対無理だな。そう心の中で呟きながら俺たちは城に向かった。
城ではすでに立食パーティの準備が済まされ、俺たちが来れば始められる状態になっていた。
季衣「あー、兄ちゃんたちやっと来た~」
鈴々「もう、鈴々お腹と背中がくっつきそうなのだ」
一刀「ごめんごめん。それじゃあ早速始めようか」
愛紗「その前にご主人様、何か一言お願いします」
一刀「ええ?俺が?」
華琳「当然でしょ。天下三分の計の中心は、天の御使いであるあなたなのよ」
一刀「うう~。わかったよ。変でも笑うなよ」
桃香「頑張れご主人様!」
華琳「期待しているわよ」
雪蓮「酒の肴になるようなのを期待してるわよ」
一刀「え~っと。あんまりうまい事とか言えないから完結に言わせてもらいます。これからも今日のような日を続けて行けるように、みんなこれからもよろしく。乾杯!!」
『かんぱ~い!!!!!』
パーティが始まってしばらくすると各個人それぞれの気の合う者同士で集まっていた。
大食い勝負をしている者、酒の飲み比べをしている者、色んな話しをしている者などみんなそれぞれで楽しんでいた。
だが、今俺は言いたい。楽しんでるなんてそんな甘ったるいことを言っていた数時間前の俺出てこい!そして一発殴らせろ!
なぜかって?それは簡単なことだ。みんな酔いが回って暴走状態に入ったからだ。それはもう死屍累々何て言葉が可愛く思えてしまうほどのカオスっぷりだった。もちろん俺も巻き込まれたわけで、接待と言う名の拷問を受けている途中で意識が無くなった。
???「いよいよ、ね」
???「うむ。そうだな。準備は良いか?貂蝉よ」
貂蝉「ええ。卑弥呼あなたは?」
卑弥呼「無論整っておる」
貂蝉「それじゃあそろそろいきましょうか。って、ところで卑弥呼あなた、華佗ちゃんも連れて行くの?」
卑弥呼「うむ。いたほうが何かと助かるだろうからな。それに一人や二人くらいなら大差はないからな」
貂蝉「そうね。なら、改めて行きましょうか」
卑弥呼「そうだな。ぬうううぁぁぁぁ・・・・」
貂蝉「ぶるるるぅぅぅぅぅぁぁぁあああ・・・・」
北郷一刀を中心に城の中庭が白い光に包まれた・・・・
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久しぶりの投稿です。正直ネタがありませんでした。スランプってこんな感じなんですかね?
この作品は萌将伝の状態と考えてください。
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