No.162086

本・恋姫無双第十九話

nakatakさん

短めですが虎牢関戦です。そんでもって、もうひとかき回し、してみました。それではどうぞ。

2010-07-31 07:38:21 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:4265   閲覧ユーザー数:3495

 

---氾水関と虎牢関の中間地点---

 

 

今、孫呉と劉備軍はここにいる。何故か…

 

 

氾水関攻略後、連合軍の軍議にて、総大将達が…

 

--------------------

 

袁紹「目立ち過ぎですわよ、後方で控えてなさい。」

 

袁術「そうなのじゃ、すっこんどれ。」

 

--------------------

 

最初から次は後方に下がるつもりであっても、こう言われると腹のひとつも立つもので…

 

 

雨蓮「酒じゃ酒、酒持ってこい!!」

 

 

見事な荒れっぷりである。ただ、今は、目の前の惨劇を肴に悦に入っている。

 

 

雨蓮「いいぞー、もっとやれー、呂布ー」

 

 

ちなみに、惨劇の犠牲者は…孔伷・袁術・袁紹であり、孔伷は討ち死にしていた。

 

 

一刀「不謹慎極まり無いな…にしても、ありゃ『バーサーカー』だね、ほんと。」

 

 

祭「…『婆さんが』どうしたってぇ?」

 

 

一刀「祭さん、悪い方に聞き違えないでください!『バーサーカー』です。えっと、漢字に直すと『狂戦士』といったところでしょうか。」

 

 

穏「そうかも知れませんね~。『紅く』なってるのは呂布さんだけですし…」

 

 

望遠鏡をのぞきながら話す。ちなみに、暴れてるのは、『呂布一騎のみ』で、他の兵、四万人は虎牢関に立て籠もっている状況である。

 

 

冥琳「ただ、楽観はできませんね。このままでは、こちらの総兵数が向こうの二倍を切ります。」

 

 

雪蓮「大丈夫よ♪どうせ、呂布がいなくなれば皆退くわよ♪」

 

 

冥琳「そうね、それを実証するためにも…少し『働こう』か?雪蓮?」

 

 

雪蓮「冥琳…目が怖いんだけど?…」冥琳「ああ、文台様には既に許可を取っている。逝きましょうか雪蓮?」

 

 

雪蓮「字が違うわよ…って、いたたたた…」

 

 

冥琳に引っ張られていく雪蓮…やっぱり冥琳は敵に回さないでおこう…

 

 

雨蓮「娘よ…わしでは止めれそうにない…すまん…」

 

 

蓮華「母様、『庄子弩』二十基の準備整いました。」

 

 

雨蓮「よし、では冥琳の合図とともに呂布に向けて一斉射撃じゃ」

 

 

一刀「えっと…蓮華…良いの?あれ?雪蓮が『庄子弩』にくくり付けられてるんだけど…」

 

 

蓮華「私も冥琳を敵に回したくないの…姉さま、ごめんなさい…」

 

 

一刀「あれ?…雪蓮以外にも『壺』もくくりつけられて……無茶な手を…冥琳、自棄糞だね、ほんと。」

 

 

八半刻(15分)後…

 

 

冥琳「撃てぇぇぇ!!」

雪蓮「うひゃーーー♪」

 

 

楽しそうに飛んで行くね…

 

 

---虎牢関前・主戦場---

 

いまだに『踊り』続けている呂布…袁家の兵数は一万を切っていたその時…

 

 

呂布「?…なにか来る?…」

 

 

雪蓮「呂布ー♪、おいしい水浴びはいかがー?」

 

 

そう言って、並行して飛んでいる『壺』を弩で打ち抜いていく…当然、中身の『焼酎』が呂布にかかるわけで…

 

 

呂布「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

 

絶叫をあげる呂布…ただ気絶までには至らず、虎牢関に引き返す。

 

 

雪蓮「今だ!全軍突撃せよ!!」

 

 

えっと…くくり付けられたまま言っても締まりませんよ?…

 

 

ただ、好機とみた、曹操、孫呉、劉備はこの『情けない号令』に呼応した。

 

 

本来なら迎撃があるはずなのだが…まったく無かったのである。

 

 

【武神呂布】が敗走…この事実が兵士を混乱の渦に巻き込み…虎牢関はもぬけの殻になっていたのである。

 

 

一刀「おーい、雪蓮…大丈夫か?」そう言って、縄をほどく。

 

 

雪蓮「さっすが一刀…助かったわ♪」

 

 

一刀「それじゃ、合流するぞ。」

 

 

雪蓮「一刀…今晩空いてる?」

 

 

一刀「なんで?」

 

 

雪蓮「『熱いの』…………『お願い』」

 

 

一刀「え?…ええ!?」

 

 

翌日、一刀の顔色が最悪だったのは言うまでもない…

 

あとがき

nakatakです。ついに「やっちまった」…いろんな意味で…

「色」に関してはノープランです。どうしよう…まあいいや。

なんとかなるでしょう…睡蓮ごめんね。

 

それでは、また。

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
51
1

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択