この作品の一刀は、性格、武力ともに原作とは異なっています。
また、一部キャラを否定する場面もございます。
ご理解をお願いいたします。
前回主人公の名前を間違えるという大失敗をおかしてしまいましたが、
めげずに投稿しようと思います。
ご指摘いただいた方、本当にありがとうございました。
こんな自分が書く、作品ですが
楽しんでいただけたら幸いです。
悲鳴が聞こえた場所に行くとそこには、淡い青色の髪をした女の子が熊に襲われようとしていた
女の子「ひっへっへぅ~」
女の子は恐怖のためかよく解らない声を出している
一刀「さすがに熊相手に、素手じゃ危険か?、まずはあの子の安全が優先だ」
そんなことを考えながら、一刀は走りながら石を拾った
そしてその一つを熊の後頭部に投げつける。
熊「■■■ーー」
熊はうめき声をあげながらこちらを振り返る
熊の興味がこちらに向いたことを確認すると一刀は正面から熊に突っ込んだ
女の子「あっ あぶない」
そんな声が聞こえたが一刀は冷静に熊の眉間に石を突き立てる
たとえ突き刺さらなくても衝撃で脳震盪をおこし、気絶するだろうと考えたが
石が尖っていたためか突き刺さり、熊は一撃で絶命した。
一刀は熊が死んだことを確認すると女の子に声をかけた
一刀「大丈夫か?」
女の子「あっえとその」
女の子は力が入らないのか、地面に座ったままでいる
一刀「君がこんなところに、一人でいるのは危険だ、家までおくるよ」
そう言うと一刀は女の子を抱きかかえた、俗に言うお姫様抱っこだ
女の子「えっ あ へぅ~////]
一刀「?? 大丈夫か?」
女の子「はっはい、大丈夫ですぅ~////」
一刀が話しかけると女の子は赤くなっていた顔をさらに赤くしてうつむいてしまった
それはしかたのないことだ、さっき自分を救ってくれた男の人が
やさしく抱きかかえてくれているのだから、しかも一刀は美形の部類に入る顔をしている
そんな男にそんなことをされたら、女性ならばほとんどの人が赤くなるだろう
、、、、、男性でも赤くなる人もいるだろうが、、、、、
そんなことをを知らない一刀は女の子から帰り道を聞き歩きだす。
女の子「あの、さきほどは助けていただきありがとうございました」
落ち着いたのか、女の子はしっかりした口調で喋りだす
一刀「いや、君が無事でよかったよ でもあんな所に一人で何をしていたんだ?」
女の子「えっとあの、友達と一緒に来ていたんですが、はぐれてしまって」
一刀「そうか、その友達というのは大丈夫かな?」
一刀がすこし心配そうに顔を歪めて言うと女の子は笑顔で
女の子「きっと大丈夫です、華雄さんはとっても強い方ですから」
一刀「そうか、それならよかったよ、それと少し聞きたいことがあるんだけどいいかな?」
女の子「はっはい どうぞ」
一刀「君の名前はなんて言うのかな?」
董卓「はい、董卓といいます。////」
一刀「董卓か・・・ 今ってもしかして漢王朝の時代か?」
董卓「??はい、そうですけど」
一刀「そうか・・{さっき出てきた華雄という名前と言いこれは三国志の世界なのか?
だが、董卓は男のはずだ、 いやまず何故俺がそんなことを知っている
三国志とは何だ? }」
そんなことを考えながらも一刀は冷静を装っていた
それは他人の前では弱みを見せたがらない彼の性格ゆえだった
董卓「{かっこいい・・////}」
董卓は一刀の顔をそんなことを思いながら見ていた
一刀「{そうか思い出した、なぜ俺がここにいるのか、‘‘なにをしなければならないのかを,,}」
・・・思い出さなければどんなに幸せだったろうか、しかし思い出してしまった。
ならばその道を歩まねばならない、この男にはそれしか無いのだから、
そのためだけに生きているのだから、たとえその先に『夜の世界』しか
無かったとしても、得られるものなど無いとしても、ただその理想のために・・・
一刀「そうか、じゃあ他にも聞きたいことが、」
そう言いかけたところで、何かが迫ってくるのを感じた
それは強い意志の元に放たれる攻撃だった、
そこに悪意はなくただ純粋に救いたいと願い、必ず救うという信念が詰まっていた。
???「ち・ん・きゅー・」
・・・・ならばこの攻撃、どう対処する・・・・
避けることは論外、何の策もなく真っ直ぐにくるこの攻撃を避けるなど
彼の誇りが、意地が、信念が許さない
ならば力には力、信念には信念を、こちらも何の策なく、ただ一撃をもって相殺する
それこそが正解、それこそがこの攻撃を放った者に対する礼儀
だがそれは、董卓を抱いているこの状況では不可能な選択
この子を犠牲にして自らの身を守るなど、これもまた論外
ならば体に氣を込めて攻撃を受け止める
これもまた正解、自らの持ちえる最高の技術を持って相手の信念を受け止める
しかし、これも不可能な選択
彼の放つ氣は強すぎるためコントロールが難しい、先ほどの熊の時も
彼は熊を殺す気など無かった、気絶させる程度にしようとしたが、久しく氣など
使っていなかったためコントロールを誤り殺してしまっていたのだ。
そんなことがまた起これば董卓を傷つけてしまう
・・・・ならばどうする、何の対処もせずあの一撃を受けるのは危険だ・・・・
簡単な話だ避ければいい、たとえそれが自らの誇りを曲げた行為だとしても
だれも彼を責めることはしないだろう。
それが嫌ならば体に氣を込めて受け止めればいい、自らの体に氣を込めるのだから
コントロールを誤ったとしても董卓は少しけがを負う程度だろう
簡単な選択、ただどちらかを選べばいい
・・・・誇りを犠牲にして董卓を守るか、董卓を傷つけて誇りを守るか・・・・
否、どちらも選ぶことはできない、董卓を傷つけることも
誇りを捨てることもこの男には耐えられない
一刀「ならば簡単だ、自らを犠牲にして誇りと董卓を守ればいい、、」
董卓「えっ」
そう呟くと一刀は体に氣を使わずに力を入れる、たとえ攻撃を受けたとしても董卓を落とさぬように
自らの誇りと董卓を守るために
・・・・なんて愚かな選択をするのだろうか、しかしそれは仕方のないこと、彼にとっては
自らよりも誇りや出会ったばかりの女の子の方が大切なのだから、
それが彼の追い続けた『理想』に他ならないのだから・・・・
故に受けきる、自らに放たれるその攻撃を何の対処もせず、
たとえそれが、顔面に、躊躇なく、繰り出される、飛び蹴りであっても
???「キッーーーーーーーーーーーーーク」
・・・・男は倒れなかったその一撃をくらってもなお、守りたかった者を落とさぬそうに、
愚かでしかし気高き男の姿がそこにはあった・・・・
そして男は静かに立ったまま意識をうしなった、、、
あとがき
今回の話で一刀どんな性格なのかなどを知っていただければさいわいです。
これからも少しずつ話を書いていきたいと思います。
どうか応援のほどよろしくお願いいたします。
Tweet |
|
|
78
|
14
|
追加するフォルダを選択
真恋姫無双 夜の王プロローグの
続きです。