No.160025

真・恋姫†無双 ~新たなる外史の始まり~もう一つの物語11

aianaianさん

久々の投稿です
どうでしょうか?

2010-07-23 14:07:59 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:4339   閲覧ユーザー数:3924

「ここは・・・・・・」

目が覚めると、天井が見えた

けどおかしい、俺は確か左慈と戦った後千吉と話して、倒れた筈だ

よく見ると、医務室とかで見るベッドで寝かされていた

「とすると、ここは医務室か?」

周りを見てみても、医務室と判る

「とりあえず起きるか・・・・・・」

起きようと思い、体を起こそうとするが腕の辺りが重い

「何だ?」

見てみると、そこには玲がいた

玲の目は赤く腫れていて、頬には涙の後が見えた

「もしかして、ずっとここに居てくれたのか?」

その事を嬉しく思い、玲の頭を撫でる。久々?に触れるその髪は、柔らかくサラサラとしていて、どこか懐かしかった

「う、うぅん・・・・・・あれ?」

頭を撫でていると、玲が起きた

「お早う、玲」

「いつ・・き・・・さま?」

「ああ、樹だよ」

「本当に樹様ですか?」

「本当に樹だよ」

「幽霊じゃ、ありませんよね?」

「当たり前だろ?今こうしてお前が俺に触れてるんだから」

「う・・・うう・・・・・・」

玲が顔をうつむかせる

「玲?」

心配して声をかけてみる

「樹様ぁ!!」

「うぉ!」

いきなり抱きついてきたため、押し倒される形になる

「樹様!よかった、無事でよかった!」

「おい、れ・・・・・・」

頬に水滴が当たる。よく見てみると、それは玲の目から流れていた

「玲、泣いてるのか?」

「だって、だってぇ!樹様が倒れたって聞いた時、もう目が覚めないかと、思ったんです!!」

玲は俺の胸に顔を当て、泣いている。泣いている玲が何故か愛おしくなり頭を撫でる

「ごめん、玲。心配かけたな」

「謝ったって許しません!!」

更に撫でる

 

 

 

 

そうこうしている内に、玲は寝てしまった

寝ている玲をベッドに寝かせ、自分は医務室をでる

医務室を出た後は、巡回の兵士にばれない様に自室に向かう

 

 

 

 

途中ばれそうになったが、何とか自室にたどり着く

「早く準備しよう」

そう呟きながら扉の取っ手に手を掛ける

「ん?部屋に誰かいる?」

部屋の中からは誰かの気配がする

「(とりあえず入ってみよう)」

ゆっくり扉を開ける

扉を開けた先、机の椅子に座っていたのは・・・・・・

「そろそろ起きる頃だと思っていたわ」

「華琳・・・・・・」

華琳が居た

「何故俺が起きる頃だと?」

「そうねぇ、色々あるけど簡単に言えば・・・・・・」

「言えば?」

「勘よ」

ズルッ

その言葉に滑って転んでしまう

「勘かよ!!」

「ええ勘よ、それに私の勘が正しければ、貴方は何処かに行こうとしている・・・・・・、違うかしら?」

見透かされてたよ・・・・・・

「ああ、暫くの間旅に出る」

「何で旅に出るのかしら?別にこのままここにいてもいいじゃない」

「やる事が出来たんだ・・・・・」

「やる事?」

「ああ・・・・・・」

ここで一息付く

「だからさ、黙って見逃してくれないか?」

「なら、私の言う事を一つ聞きなさい」

「言う事?」

「ええ、それにこう言ったじゃない『戦が終わったら、私の言う事を聞く』と」

頭の中でその時の会話を思い返す・・・・・・やべぇ、言ってた

「・・・・・・判った、華琳の言う事一つ聞くよ」

「いい返事ね」

そういって近づいてくる

「かり・・・!!」

「ん・・・・・・」

突然キスをされた

いきなりキスされたから、脳の思考が追いつかない

「(何で!何で俺華琳にキスされてるの!ってうわぁ!!)」

考えているうちに、寝台に押し倒され華琳が馬乗りになる

「私と閨を共にしなさい」

「え、えぇぇぇぇ!」

「大声を出さない」

「な、何で俺が華琳と閨を共にするんだよ!」

「別にいいじゃない、樹が私から離れられないようにする為よ」

「だ、だからって・・・・・・」

「いいから!」

「え、あ、ちょ、まっ、アッ・・・・・・」

うう・・・・・・激しすぎだ

てか如何しよう、華琳に押されて何回も中に・・・・・・妊娠したら如何しよう

華琳は疲れたのか寝ている

起こさないように華琳に服を着せ、ゆっくり寝台から出る

出た後は服を着て、旅に出る準備をする

そう多くは持っていきたくない、持っていくのは蜃気楼だけでいい

手足に蜃気楼を填め、机の上に手紙を置き出て行く

その後はまたばれない様に城の外まで行く

「あ、遠藤様!お出かけですか?」

門番に話しかけられる

「ああ、いいか?俺がここから出ていったって何が合っても言うなよ?」

「は、はぁ、判りました」

「んじゃ」

門番から離れた後は、近くの露店でローブを旅装束を買い、羽織る

そして、そのまま町の外に行き、旅にでた


 
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