No.157606

「リトバス」あーちゃん先輩の女子寮放送局その5

arkさん

リトルバスターズ!シリーズの小説コンテスト応募作
連作その5

2010-07-14 07:59:50 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:1492   閲覧ユーザー数:1464

 

「楽しい時間もあっという間!そろそろお別れの時間

 がやってまいりました。」

「わふ~。名残惜しいのです。」

「まあ、能美さんにはあんなことやこんなことまでた

 くさん聞いたから、疲れているんじゃない?」

「いえ!あいむ・のっと・たいあどぅ!なのです!!」

「一瞬犬耳がみえたような……。」

 

コクリ。

 

「わふ~?」

「う~ん。かなちゃんの言っていたこともよくわかる

 わぁ……。」

「佳奈多さんは一体どこへ行ってしまったのでしょう

 か?」

 

バタン。

 

「あ、かなちゃん。」

「おかえりなさいです~。」

「ふう……とりあえずあいつは反省室に押し込んでおいたわ。」

 

「佳奈多さん。べり~べり~たいあどぅです。」

「ええ、クドリャフカ。でも、もう一息で終わるわ。」

「それはなにより……で、なぜこちらを見るのかい、かなちゃん?」

「先輩にもお聞きしたいことがございますから。一緒に来ていただけますか?拒否権はあ

 りませんよ?」

「ひぃ~!」

「では、番組はここで閉めるとしましょう。アシスタントは私、二木佳奈多と。」

ガタガタ、ブルブル。

「メインパーソナリティ、みんなのあーちゃん先輩と。」

「ゲストの能美クドリャフカでお送りしました!」

 

「それでは次回をお楽しみに。さて行きますよ先輩!!」

ズルズル。

「助けて~。また次回~。」

バタン。

「えーと、しー・ゆー・れい…」

バタン!

「ふっふっふ。ようやく二人きりだな、クドリャフカ君。」

「来ヶ谷さん!?いったいなにを?わふ~!!」

 

『あーちゃんの女子寮放送局。この番組は、学生食堂、女子部活連合、そして闇の執行部

 の提供でお送りしました。』

 

『わふ~~!!』

 

                  完

 

 

 
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