今日は月に一度ある三国の集まりの日だった
一刀の部屋
一刀「そういや今日は七夕だな~。よしっ」
そういって寝台から体を起こして部屋の外に出て行った
場所変わって玉座の間
杏蓮「え~っと、今日は月に一度の三国の大宴会だが、
いきなりだが何か出し物をしようと思う」
華琳「それはいいけど何をするの」
と魏の曹操こと華琳が言った。そして蜀の劉備こと桃香も
桃香「楽しそうだけど、何するんですか?」
杏蓮「そこが問題だ!」
呉魏蜀「(何も考えてなかったのか~。)ハァ~」
杏蓮以外の将が短くため息をついた
そんなことを話していると
一刀「それだったら俺にやらしてくれ。母さん」
皆がその声の主の場所を探していると
一刀「こっちですよ~」
杏蓮「いつから俺の後ろに居た?」
そして玉座の後ろから
一刀「いや~、ずっと居たんだけどな~」
そういいながら一刀が出てきた
杏蓮「どのへんからだ。」
一刀「母さんが何かしようって言ったところから・・
あれっもしかしてみんな気付かなかった?
亞莎は気付いていたようだったけど」
蓮華「それは本当なの?亞莎!」
すごい勢いで亞莎に問いただす
亞莎「はいっ!いつも一刀様に鍛えてもらってますから!」
呉魏蜀の将「なっなんだって~~~~!!」
雪蓮「いつの間に・・くっ」
そして全員悔しがっていた
一刀「すんませ~ん。話の内容が外れてきたので
話を戻しま~す。」
そして一刀の掛け声で元に戻った
杏蓮「それで一刀は何をするつもりだ?」
一刀「それは秘密!って言うことで
あとは俺に任せてね~。あ~後料理とかも俺がするから
そんじゃ ば~い」
と言って一刀が玉座の間を後にした
桃香「杏蓮さん」
杏蓮「なんだ桃香」
桃香「ご主人様は料理出来るんですか?」
その言葉は皆が思っていた
藍琳「そうだな。私たちも一刀様が料理する所を見たときがないからな」
雪蓮「でも兄さんなら出来そうじゃない」
愛紗「確かに・・・」
鈴々「お兄ちゃんは何でも出来そうなのだ!!」
明命「そうですね。」
華琳「と言うか一刀に出来ないものなんてないんじゃない?
あの性格だと、「俺は天才だからなんでも出来るぜ!」見たいな事言ってそうじゃない」
呉魏蜀「確かに~」
場所変わって一刀
一刀「ハックショーン!あ~誰かが噂してるな」
一刀「そろそろ再会するか」
そういって作業を再開した
そして夜~
一刀から呼ばれて皆は中庭に出ていた
杏蓮「さて何が始まるんだ!」
桃香「すごい楽しみです」
華琳「そうね。何をしてくれるのかしら」
そして全員が集まると
一刀「あ~テステスただ今マイクのテスト中皆~聞こえるか~」
一刀の声が聞こえてきたので
杏蓮「聞こえてるぞ~」
一刀「よしっ!(パチン←指を鳴らした音です)」
そして一刀に向かってライトが照らされた
一刀「え~と今から俺の考えた出し物をします。
それでは今から三国合同七夕大宴会をやりま~す」
雪蓮「にいさ~ん。その七夕って何~?」
一刀「七夕って言うのは今空の上にある天の川で彦星と織姫が年に一度会える日のことだ
あとこの日に願い事をすると願いが叶う日でもある。
だから今から七夕を始める」
朱里「はわわ~天の国の祭りだって雛里ちゃん」
雛里「あわわ~楽しみだよ朱里ちゃん」
一刀「さて今からこの短冊を配るからこれにみんなの願いを書いてね」
そして10分後
一刀「皆書いた~?」
呉魏蜀「は~い(書いたぞ)」
一刀「それじゃあその短冊をこの笹の木に吊るしてね」
そして全員が自分の願いを書いた短冊を飾った
雪蓮「ところで兄さんは何も書かないの」
一刀以外が吊るした後に雪蓮が聞いてきた
一刀「あ~それだったら一番上に飾ったぞ」
雪蓮「それならいいんだけどね」
一刀「それじゃあ。始めようか」
そういっていろいろな料理が出されてきた
流琉「すごいです。さすが兄様です。」
そういって今まで見たことのない料理も出てきたので
元料理人だった流琉の顔が料理人の顔に変わった
一刀「え~と色々分けてあるから。まずここだけど
ここは焼肉かな色んな肉を用意してるから自分で焼いて食べてね」
まずここに食いついたのは
鈴々「肉なのだ!」
翠「旨そうだな」
季衣「兄ちゃんどれでも食べていいの」
一刀「もちろん」
鈴翠季「わ~い(よっしゃ!)食べまくるぞ!」
一刀「次にここはパスタかな」
蓮華「ぱすたと言うのは一体何なのですか兄様」
華琳「そうね。これは私も興味があるわ」
桃香「おいしそうですね」
一刀「これはラーメンと変わらないんだけど、色んなタレがあって食べやすいんだよ」
華琳「早速食べてもいいかしら」
一刀「はい」
そして色んな料理を教えて皆が喜んで食べてくれていた
そして熟女組と酒好きが来ました
一刀「そろそろ来ると思っていたよ。
母さん、雪蓮、祭、星、桔梗、紫苑。ちゃんと用意してあるよ」
杏蓮「さすが一刀だ!」
祭「そうですな。さすが一刀様じゃ」
雪蓮「さっすが兄さんね♪」
星「ふっ、それで主酒はもちろん天の酒でしょうな」
桔梗「何を言うか星よ。お館様が我らの期待を外すわけなかろう」
紫苑「そうですよ、ね。ご主人様」
一刀「もちろんだ。その前にみんなはこっちに来てくれ」
そういって連れてきたのは一般的にあるバーのカウンターにつれてきた
そして一刀の前に座らした
一刀「まずはこれだ。」
と言って皆の前に出した酒は
杏蓮「これは何と言う酒なんだ?」
一刀「これはスピリタスと言って天の世界で一番キツイ酒だよ」
祭「ほ~うこれが一番きつい酒ですか」
一刀「次はこれだ。これはブラッデイマリーという酒だ。これはご飯にも合う酒だ」
星「これはあまりきつそうではありませぬな」
一刀「次はバーボン・ウイスキーだ。これはいつもみんなが飲んでるぐらいのきつさかな」
桔梗「それは飲みやすそうだな」
紫苑「そうね」
一刀「あとは言ってれれば作るから。」
そして宴会も終盤になった
一刀「さあ今から花火をしようか」
蒲公英「ご主人様。花火って何?」
一刀「まず見てもらおうかな」
そういって花火に火をつけたそして
桃香「綺麗」
愛紗「本当です」
祭「これはなかなか」
星「いいものですな」
秋蘭「本当に綺麗だ。なあ姉者」
そういって春蘭のほうを向いた秋蘭だったが
春蘭「・・・・・(ジーーーーー」
ずっと花火を見ていた
秋蘭「(あー真剣な顔の姉者も・・・イイ)」
そして全員で花火を楽しんでクライマックスに打ち上げ花火が打ち上げられた
そして一刀がそれを見ていると
杏蓮「横いいか」
と言って杏蓮が来た
一刀「いいよ」
そして少しの間黙って花火を見ていた
杏蓮「ところで一刀は短冊になんて書いたんだ」
一刀「ん~、それは教えられないな」
杏蓮「教えろよ」
一刀「またね」
そして最後の花火が終わり
少し風が吹いてきた
そして笹に吊るしてあった短冊が一つ外れた
短冊には
「愛する人とこれからもこの平和な世界で楽しく暮らせますように」
その願いが叶うかのようにその短冊は空高く天の川に飛んでいった
あとがき
七夕ということで書いてみました
それにしても苦しい何回この話を消そうと思ったか
まあ無事書けたのでよかったです
本編は明日から書きます
それではさようなら
自分の短冊
「恋姫の世界に行きたい!!!!」
願いよ天まで
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このお話は呉の魔法使いの外伝です。もちろん天下三分の計が終わっているので三国で七夕です
誤字あります
性格や口調が違うときがあります
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