一刀「次が最後だな」
そういうと杏蓮が立ち上がりこちら向かってきた
杏蓮「一刀よ。俺には雪蓮のときよりすごいものを見せてくれるんだろうな」
一刀「そのつもりだよ。
俺のとっておきの技を見せるよ」
と一刀が言い終わると二人からとてつもない覇気が出される
杏蓮「いいじゃねぇか。一刀ゾクゾクするぜ」
一刀「俺もだよ。昔はフルボッコだったけど俺は今日母さんを越える」
すると一刀は愛刀雷神月刀丸をしまい新たな剣を鞘から抜く
その剣は赤く炎のようだった
雪蓮シャ「きれい・・」
藍冥「すごい(です)」
思明亞「一刀様~」
審判をしている祭
祭「ゴクッ(確かにすごいがあれは危険だ。
策殿の時に使っていれば策殿は重症だっただろう)」
杏蓮「その刀の名は何と言うんだ」
一刀「これは神炎塵牙刀。
今さっき雪蓮に見せたのは実は俺が持っている中で4番目に強い刀
これは二番目に強い刀で、今さっき雪蓮にあげたのは南海覇王 虎月三番目のやつだ」
杏蓮「どこまですごいんだ。お前は」
一刀「そんなことないよ。
母さんの持っている南海覇王もすごいじゃないか。
そろそろ始めようか母さん」
杏蓮「そうだな。祭始めてくれ」
祭「うむ それでは・・・はじめっ」
皆は一瞬で決着がつくと思っていたが二人はその場から一切動かなかった
そして杏蓮からは虎の気が出てきて一刀からは龍の気が出てきた
そして刃は交じり合った
ガッ ガガガ! ガァン
一刀「さすが母さん雪蓮の時のようにはいかないね」
杏蓮「当たり前だ(だが正直言ってキツイ。だがっ)次はこっちからいくぞ ハァアア」
一刀「(気で力を強化したのか。本当に母さんはすごいな しかしっ)母さんすごい
すごいよ。でもまだあの人には届かない」
一刀以外「(あの人?)」
杏蓮「あの人とは誰だ」
一刀「それはあとで教えるよ。これで最後だ。母さんがんばって受け止めてね」
そういうと一刀は一旦杏蓮から距離を取った
一刀「我は神に遣える者なり
この斬撃は神の技なり
斬撃奥義第三の門 開放
真空斬 神威!」
一振り目 ザッ 杏「くッ」 二振り目ザッザ 杏「くそっ」 三振り目 ザッザッザッ
杏「くそっ!うっ」 最後の四振り目 シュッ ドッーン 杏「ゴホッ」
杏蓮は二振り目までは何とか防げていたが 三振り目は一撃当たり
四振り目は直撃は無かったがそれでもかすれば血が吹き出たと思ったが
杏蓮「なぜ血が出てない」
一刀「その斬撃は普通に打てば血が出ていただろう。
でも俺が出した斬撃には治癒魔法を掛けておいたから血が出てないんだよ」
祭「勝者 翊殿!」
一刀「ありがと。母さん」
杏蓮「こちらこそ」
雪蓮「にいさ~ん」
蓮華「兄様!」
シャオ「にいさま~」
と言って妹三人が抱きついてきた
雪蓮「にいさん。私も魔法教えて」
といきなり言ってきた
一刀「本当に言ってるの?」
雪蓮「うん。」
一刀「いいけどそういう空飛んだり手から炎って言うの無しな」
雪蓮「それでもいいわよ♪」
蓮華「兄様私も教えてください」
一刀「いいけど蓮華にはそういう技は教えない、いいな」
蓮華「何でですか」
一刀「蓮華には人をあまり殺してほしくない。
だから自分を守るための護身術と治癒術を教える。それでいいか」
蓮華「はい兄様が言うなら」
一刀「いい子いい子」
と言って蓮華の頭を撫でる一刀
蓮華「兄様////」
シャオ「兄様 シャオも」
一刀「シャオも治癒術でいいか?」
シャオ「うんっ!」
そんな事を言っていると
杏蓮「一刀」
一刀「何母さん?」
杏蓮「仕合中に言っていたあの人とは誰だ?」
一刀「ああそれは俺の師匠のことなんだ」
祭「師匠ですか」
一刀「うん。ここに戻ってくるまで師匠に鍛えてもらっていたんだけど
今の俺でも勝てない」
その言葉を聞いて皆は驚いていた
それもそうだろう呉で最強の江東の虎孫堅を圧倒して勝った一刀でもすごいのそれを超える
師匠なんてもう化け物じゃないかと皆思った
一刀「俺が帰る時に最後の勝負でも死に掛けた今じゃ笑い話なんだけどな」
またまた驚く呉の将
一刀「もうこの話はいいかな」
杏蓮「応いいぞ」
一刀「それより皆にわたす物があるんだけど」
杏蓮「何をくれるんだ」
一刀「みんなには俺の作り上げたこの世界での最強のものをあげよう」
そういうと瞬動術を使って部屋に戻り箱を持ってきた
一刀「最初は亞莎。これを」
と言って一刀は亞莎にモノクルをあげた
一刀「確か亞莎は目が悪かったよね」
亞莎「はい」
一刀「これは今亞莎がつけている片眼鏡よりよく見えるんだ。つけてみて」
と言われたのでつけると
一刀「町のほうを見てみて」
亞莎「すっすごいです町中の人々の顔がしっかり見えます」
そう亞莎が言ったので
蓮華「本当に町の民の顔がしっかり見えるの?」
亞莎「はい」
一刀「これは神眼の眼鏡って言って最大で敵の大将がいるところまで見れる。
あと特典として敵が近づいてくると眼鏡から音が鳴るから」
亞莎「あっありがとうございます」
亞莎はそのあとずっと神眼の眼鏡を眺めていた
一刀「次は明命だ。こっちにきて」
明命「はい。」
一刀「明命にはこれを」
と言うと一刀は明命にマントをあげた
一刀「これを被ってみて」
明命「はい」
そしてマントを被るとそこに居た明命は居なくなっていた
雪蓮「明命はどこ行ったの」
と雪蓮が言うと
明命「雪蓮様私はここに居ます」
と最初に明命が居たところから声がした
亞莎「そこで何してるのですか明命」
冥琳「亞莎には見えるのか」
亞莎「はい。この神眼の眼鏡をつけてはじめ明命のいやところを見ると見えるんです」
一刀「明命そのマント外して」
明命「はい」
と言うと明命が姿を現した
藍琳「一刀様これはなんですか!」
興味津々の藍琳他軍師がすごい顔で迫ってきた
一刀「これは神のマントと言って姿を消せるんだあとどんなに気が滲み出てても気づかれない
間諜の明命にとっては最強の防具だ。はい明命」
明命「ありがとうございます。一刀様」
一刀「つぎに思春」
思春「はい」
一刀「思春にはこの16本の短刀だ」
思春「これはどういうものなんですか」
一刀「これは神の爪と言うんだ。まずこれの使い方だがまず手本を見せてやる」
と言うと一刀は立ち上がり短刀を空中に投げた。そして
一刀「ぶつぶつ」
何かを言うと近くにあった木に短刀が突き刺さった
思春「すっすごい。あれはどうやったんですか」
一刀「あれは普通に念じれば動くんだよ」
思春「念じるですか」
一刀「そう念じれば念じるほど強くなるから、これで蓮華を守ってね」
思春「はい!」
一刀「次に穏」
穏「はい~」
一刀「穏にはこれだ」
と言って穏の前にスッゴク太い本を置く
穏「これは一体なんですか~」
一刀「これは俺に居た世界のことがすべて書かれている政治 武器の作り方 兵法
いろんなものだ。すごく役立つと思うよ」
穏「ハアハアありがとうございますぅ」
いつもなら本を見ると興奮する穏だがまだ見てもいないのに興奮した
一刀「次に祭」
祭「なんですかな」
一刀「祭にはこのTRG21をあげるよ」
祭「何なのですか。そのてぃーあーるじー何とかは」
一刀「これは弓矢より最強かつ危険だ。まず手本を見せる驚くなよ」
と一刀は言うと木に向かって弾丸を放った バッーン
呉の将「ポッカーン」
祭「すごい」
一刀「使い方としてはまずこの筒を見てほしいんだ」
祭「こうですか」
一刀「うん。見たか」
祭「はい」
一刀「その中に赤い点があるだろう」
祭「たしかにありますが」
一刀「それを木に向けて」
祭「はいしましたが」
一刀「そしてこれを押して」
祭「これですか」
一刀「そうそれを押して」
祭「はい」
と言うと弾丸がまた飛んだ
祭「すごい破壊力じゃのぅ」
一刀「がんばって使いこなしてね」
祭「ありがたくいただきます」
一刀「つぎは藍琳と冥琳だ」
藍冥「はい」
一刀「これを」
と言ってわたしたのは手帳だった
藍琳「これはなんですか」
一刀「これは相手の思っていることが分かる手帳だよ」
冥琳「そんなすごいものを」
藍冥「ありがとうございます」
一刀「次はシャオだ」
シャオ「は~い」
一刀「シャオにはこの無線機を」
シャオ「無線機って何」
一刀「これは二つあって一つはシャオがもっていてもう一つは俺が持っていると、
離れた場所でも話が出来るんだよ」
シャオ「本当?」
一刀「本当の本当」
シャオ「ありがとう兄様毎日するね」
一刀「いつでもいいぞ」
一刀「次は蓮華君のだ」
と言って剣を取り出した
蓮華「これは・・・南海覇王」
一刀「ちょっと違うな。雪蓮にも同じようなものをあげたが性質が違う」
蓮華「性質?」
一刀「言っただろう蓮華にはあまり人を殺してほしくないだからこれは守る専門の剣だよ」
抜いてみて」
蓮華「はい」
と言って抜くとその刀の刀身は青色に光っていた
呉の将「綺麗(だ)です(じゃ)」
蓮華「これはなんていう剣なんですか」
一刀「これは南海覇王 虎陽
名の由来は将来蓮華は呉の太陽となるそれをこめて太陽の陽をとって虎陽だ」
蓮華「ありがとう兄様」
一刀「最後に母さん」
杏蓮「おう!」
一刀「母さんにはこれを」
そして一刀が出したのは
一刀「コイツの名は古錠刀という。
これは俺が居た世界の孫堅が使ったと言われる剣だ」
と言うと
杏蓮「これが一刀の世界の俺が使っていた剣か」
一刀「でもそれも俺が作ったんだけどね」
杏蓮「どこまですごいんだお前は」
一刀「あといろんな機能がついているから」
杏蓮「ありがとう一刀よ」
一刀「別にお礼を言われるほどでもないよ」
呉の将「ありがとう(ございます)!!」
あとがき
はっきり言ってみんな強くなっちゃいました
でもこのまま続けていきます
しっかりとしたあとがきはまた書きます
それではさようなら~
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