みなさんお久しぶりです。久々の投稿になりますがよろしくお願いします。
PCが逝ってしまいもう片方の筋書きというかそういうのもぶっ飛んでしまい、あちらの更新はもうちょっとかかるかもです…。長い目で見てやってください…。
それでははじめたいと思います!!
長沙をの城を発って数ヶ月たった。一刀は歩いた。行く先々の村でいろんな話を聞き。色んな物を見て歩いた。
「だいぶ西涼の方までこれたのかな?」
そう呟く一刀の目には目的地の城が見えてきていた。
「あれが董卓の治める天水か…これからの時代の為に顔を見てみたかったけど、有名な人はみんな女の人なのにゴリラみたいなの出てきたらどうしよう…董卓だもんなぁ…」
あまり覚えていない史実を思い出して想像すると、あまりにも会うのが怖い一刀。
「そっか…遠目でで見てゴリラだったら流れよう…うん…そうしよう」
などとぶつぶつ言いながら城下町の門にたどり着く。
ぶつぶつぶつぶつ…ガンッ
「いたッ」
頭を押さえて前を見ると鎧を着た二人組みがこちらを睨んでいた。
「ぶつぶつと怪しい奴め!ここへ何しに来た!」
槍を二人で交差させながらそう言ってくる。
「申し訳ありませんでした。私は旅をしている途中の者でこの町は今、大陸で一番賑わっていると有名なので一見したいと思いこの地までやってまいりました」
ぺこりと綺麗にお辞儀をし、この町を褒める一刀。すると門番も気をよくしたのか笑顔で対応してくれる。
「そうかそうか。この町は董卓様が前任の父上様から領主の座を継いでからというものよくなる一方なのだ!坊主もよくわかってるな!」
「はい。一度でいいからこんな賑やかな町を歩いてみたいと思いやってきました」
その言葉に気をよくした二人が門を開けてくれる。
「いい町だからって羽目を外し過ぎるなよ坊主?」
「ははは。わかっていますよ」
などと軽い話をしながら門をくぐる。そして、見た光景に驚く。
「こんなに人がいる…凄い…!」
周りをみると人。耳をすませなくとも飛び交う明るい声。一刀は適当なお店に入り、ご飯を注文すると周りの人に色々な話を聞く。
「今日はお祭りでもあるんですか?」
一刀は料理を運んでいた女の子に聞いてみる。
「お客さんはよそからきたのかな?この町はこれが普通ですよ」
にこにこと答えてくれる。
「そうなんですよ。この町に来たのはさっきなのですが、人が多くて驚いてました」
「クスッ。よそからきたお客さんはみんなそういうんですよ」
そんな話を聞いていると忙しそうな厨房から
「料理あがったよ~」
「はい!ただいま~。じゃぁお客さんもゆっくりしていってね!」
その声で女の子は行ってしまう。
「予想以上だな~。ま、その前に久しぶりのご飯だな~」
目の前にあるご飯を片付けると、お店を出て町中を歩いた。町の外れの方にある大きな一軒家の前を通り過ぎようとしたときいるはずのない子と出会う…。
「ワンワン!!」
ドカッ
「いてっ!」
後ろ足に体当たりされて後ろを見ると、見間違えるはずもない真っ赤なスカーフを首に巻いたセキトが尻尾を振りながらじゃれついていた。
「お前、セキトか!?」
屈んでセキトを撫で回してやる。
「少し大きくなったんじゃないのか?久しぶりだな~ご主人様は元気か?」
抱っこしながらそう言っていると。
「ワンワン!」と返事が返ってきた。
「はは。そっか、元気か~お前も元気そうでなによりだ」
そうやって一人と一匹がじゃれあっていると、
「う~セキト殿~~~ご飯を食べてくだされ~これではねねが呂布殿に怒られてしまいます~」
門の所から小さな女の子が出てくる。そこで女の子は驚く。
(なんでです!?養母である茜(丁原の事です)殿や霞殿にもあまり懐かないのに!?)
そうジト目で一人と一匹のじゃれあいを見つめるねねこと陳宮。
それに気付かない一刀でもなく…気になったので声を掛ける。
「こんにちは。この子のご主人様はいるかい?」
ニコニコと陳宮に声を掛けるのだが返事が返ってこない。なにやら考え事をしている様である。
「?どうしたのかな??」
少しの間をおいて陳宮が声を出す。
「お前は誰ですか!セキトを誘拐するつもりなのですか!?呂布殿が居ない今!ねねがセキトを守るのです!さあ!セキト!こちらに!!」
そう叫びセキトに手を伸ばす陳宮。しかし、無常にもセキトは顔を背ける。ぷいっ!っと音がしそうな位いい角度である。それを見た陳宮は。
「そ、そんな~それではねねが呂布殿に怒られてしまうのですよ~」
よよよと泣き崩れる陳宮。
見かねた一刀がセキトを放してやる。
「ほら、お行き。彼女は恋の家族なんだろ?困らせちゃだめだぞ?いい子だから行っておいで」
「くぅ~ん」
まるでしょうがないなぁ。とでも言いたそうにゆっくり歩いていくセキト。
「うぅ。呂布殿に嫌われるです…」
セキトが近付いて来て自分を慰めるようにペロペロと顔を舐めると
「セ、セキト~やはりねねを選んでくれたのですね~」
抱きしめようとすると凄い速さで一刀の元に戻ってしまう…。
戻ってきたセキトをまた向かわせる。陳宮泣きながら抱きしめようとする。セキトが一刀の元へ戻る。これを何回か繰り返すと門の所から綺麗な女性が出てくる。
「ねね!何をしてるんだい!?みんなのご飯はどうしたんだい!」
(歳は雪華さんや祭さん位かな?それでもこの人はあまり強くはないな。文官よりの武官ってとこかな?)
女性は綺麗な赤い髪を肩の辺りで纏め前にたらしている。体系はスリムな仕事が出来そうな感じ。そう一刀が思っていると。女性の方から声がかかる。
「そこの坊主は恋の客でよいのかな?」
笑顔で聞いてくる。
「そうですね。彼女も大切な妹ですよ。何年か一緒に居ましたし、会えるのは2年ぶり位ですかね」
笑顔で答える一刀に丁原は思う。
「ふふふ…妹か。おいでなさい。我が屋敷に招待しよう。ねね!すぐに茶の用意を!」
「は、はいなのです!」
バタバタと屋敷に入っていく陳宮の後について丁原が入っていくその後に一刀も続く。
通されたのは質素な部屋。あるのは寝台とテーブルのみ。服などは床においてある。
「ここは恋の部屋なんだよ。何もないだろう?」
くっくっくと笑いながらそう言う。
「いや、ある程度予想はしていましたからね…恋らしいっちゃ恋らしいのかな?」
クスクスと笑いながら喋る二人。
「そういや、名を名乗っていなかったね。失礼した。丁原と申す。以後よろしくな」
「そうですね、私の名は…」
ここまで言った所で丁原が手を振り喋りだす。
「お主は白き燕だろ?天からの使いなどと呼ばれているようだな。劉覇・空燕だな?行く先々で少ない食料か金で賊を退治していくという…違うかい?」
少し困った顔をしながらでも嬉しそうに…
「そんな風に呼ばれていたのですか…自分でもびっくりです」
「くっくっく…その上、恋をかわいい妹か…少し待っておれ。使いを城に出したからすぐわしの娘の二人がやってくる」
陳宮がお茶を持ってきて、3人は話をしていた。自分はどうやって恋と知り合ったか。今の恋はどうか?などいろいろと。
「む?帰ってきおったな。あのじゃじゃ馬娘共が」
そこまで言うと丁原は席を立つ。
「さて、お客人にはこれを」
そう言って一刀にマスク?の様な物を渡す。いやな予感がしつつも聞いてみる。
「あの~?丁原さん?これは?」
「何、伝えに言った者にはわしが倒されて陳宮も危ないから帰ってこいといったからな。顔がそのままだとあれだろ?劉覇の力も見れるし、お前も恋が強くなったか気になるだろう?」
なんていう笑顔なんだろう…そこまで思って一刀は諦めてマスクを顔に付ける。
「分かりました。じゃぁ、広い所へ行きましょう。どこかありますか?」
「そうこなくてはな!中庭が二人の修練場になっておるから広めだな」
「わかりました。それじゃぁ行きましょうか。凄く怒っている気が二つに少し後ろに一つ。心配している気が二つ離れてついてきてますね。すぐここまできますね。急ぎましょう」
しれっとそんな事を言う一刀に驚きの目でみる丁原。
(こいつはきっとあいつらが家に入ってくる前から気付いていたのだな…これほどとは…それよりもお城を空にしてよかったのですか?月様…)
丁原、陳宮、一刀が中庭に出たのと同時に反対側の扉が開く。
ドガァァァァァァァン
扉が開くのと同時に恋が飛び出す。殺気を全開にしてこちらを睨みつける恋と紫色の髪の女の子。
「……おかあさんどこ!」「おかんはどこや!」
二人は怒っていた。それを見ていた丁原、陳宮、一刀はとても焦っていた。
『どうするんですか!二人とも凄く怒っていますよ!』コソコソト丁原に耳打ちする一刀。
『いやな…あんなに本気で怒るとはおもわんだろう?』
しれっとそんな事を言う丁原。
「貴様!おかんから離れんかい!」
今にも飛び出しそうな紫色の髪の女の子。
「……霞…注意する…あいつ強い…」
『丁原さん!やらなきゃ駄目ですかこれ!?凄く怖いんですけど!』
『うむ…これは死人が出そうな勢いだな…』
コソコソ丁原へ耳打ちする(二人にはそう見えている)男に我慢の限界が来たのか紫色の髪の女の子が飛び出そうとした時。
「わんわん!」
セキトの泣き声で一時中断される事になる。
セキトを見た恋がセキトを抱っこしようとするがそれより先にセキトは一刀の方に行ってしまう。
「…セキト!」
心配そうな顔をした恋をよそにセキトは嬉しそうに一刀に抱っこをせがむ。
「わうわう!」
「セキトには見破られちゃうか」
クスクスとセキトを抱っこする覆面の男。抱っこされた時にセキトがマスクを口で取ってしまう。
カランカラン……
その顔を見て恋が戟を手放す。
「おい?恋?どないしたんや?」
ぽろぽろと涙を流す恋。こんな恋を見た事がない一刀以外の3人は驚愕していた。
次の瞬間恋は駆け出していた。
「……一、刀ッ!」
ぎゅっと力強く抱きしめ合う二人。
「久しぶりだね…恋。元気にしてたかな?」
コクコクと首を何度も縦に振るう恋。
現在、丁原の屋敷にて事情の説明中。説教中ともいう。
「だいたいおかんは人が悪すぎるわ!」
「分かったから耳元で怒鳴るな!」
などなど、親子喧嘩中。その間遅れてやってきた3人に恋が紹介するという形になっている。
「…これ、一刀…大事な人」
ポッと顔を真っ赤にして3人にそう紹介する恋。こんな恋を見た事がなかった3人はやはり驚愕している。
「それって真名でしょ?そんな紹介されても困るわよ」
そう緑の髪の子が言う。それを見かねた儚い印象の少女がフォローをいれる。
「え、詠ちゃん!恋さんの大切な人なんだからそんな態度は駄目だと思うの!」
「わ、わかってるわよぅ…」
そ、二人が話していると後ろで控えていた女性が前に出てくる。
「お主の名が聞きたい。名乗ってはくれまいか?」
「ええ。元からそのつもりでした。恋がいつもお世話になっています。姓は劉、名は覇、字は空燕と申します」
キチッと名乗る一刀。すると、前に出てきた女性が答える。
「劉覇か。我が名は華雄という。よろしく」
「わ、私は董卓と申します」
「賈詡よ。それで?恋はなんであんたにそんなにべったりな訳?」
一刀を見ると2人は呆れていた董卓は恥ずかしそうにしていたが…。今の状況は恋が一刀の左腕に絡み付いてるというのが正しいだろう。一刀は苦笑いしながら答える。
「久しぶりだったからかな?」
その的外れな回答に3人からは苦笑いしか出てこなかった…。
~~私塾~~
ここでは今日も元気に桃香が勉強しています。
休憩時間になると決まって白蓮に話を聞いている。
「またか桃香?もう話す事は全部話したぞ?」
困った顔でそう言う白蓮。
「い~の!それにお兄ちゃんの話している時の白蓮ちゃんも嬉しそうだよ?」
「ば、ばか!そんな訳ないだろ!そんな事言うと話してやらないぞ!」
少し焦った顔で、顔を赤くしながら否定する白蓮。
「一刀お兄ちゃんはあげないからね!」
「ば、お前なー!」
顔を真っ赤にする白蓮をからかうのが桃香の日課になっていた…。
(でも、早くあいたいよぅ…一刀お兄ちゃん…)キュっと髪飾りを握り締める桃香。その時髪飾りが光った気がした…。
燕と桃が交わる時はすぐ側まできているのかもしれない。
今回はここまでになります!次回は皆さんと(戦闘狂)の3人との試合と月っていいこだなぁってのをやりまふ!たぶん!
そしてなぜか再登場の恋ちゃん!もう、大好きです!今回も全部もって行った形になりましたが、後悔はしていませんwww
それと、ネットカフェで書くと時間がたりねぇぇぇぇぇってなってこまります。それに漢字がでてこねぇw
いかに自分のPCがおかしかったかがわかりますね…w
内容も元々薄いのがもっと薄くなってしまわないか心配ですw
次回は二つとも更新できればなぁって思います!それとコメントは全部ちゃんと読んでいます!本当にありがとうございます。なかなか返事が書けず申し訳なく思っております。
それでは、最後に!
みんなのパワー(妄想力+想像力)をおらにわけてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。
って事で次回にまたあいましょう!
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お久しぶりです!
なかなか時間なくて大変です…。他の作家さんたちがいかに凄いか分かる気がしますw
お気に入り150人ありがとうございます!これからも応援よろしくお願いします!それでは想像・妄想の世界へどうぞ!