それは、「彼女たち」と同じ、スタートラインに立ちたいと決めた少女の訪れた先。
「調査」という名目で訪れたとある境・・・・・・
それは、眼下に広がる大自然。
っていうか。
「・・・・・大、恐竜時代やぁ・・・」
八神はやては、自分の言葉を否定してくれる誰かへのむなしい願いをこめて、呆然と呟いた。
少女の前に現れる、見知らぬ少年と、謎の獣。
「最近、"保護"だとか"調査"の為ってデジモン狩りをしている連中の仲間かっ」
「へ?デジ・・・、っていうかわたしはそんなんっ・・・」
「いくぞ、ガブモン!」
「うん!!」
そして。
言葉を解する、謎の存在。
混乱する彼女の前に現れたのは、見知ったいとこの姿だった。
「はやて?!」
「って太一兄ちゃん?!」
知るのは、異界の命。
そのパートナーたる存在の、少年少女たち。
「デジ・・・モン?」
「よろしくー、ヤハテー」
「んー、よろしゅうなー」
果たして知る、いとこの少女の、あんまり知りたくなかった部分。
「ヤマトさん。はやてちゃんをいぢめましたね?」
「いぢっ?!いや、あれはあくまで例の連中かと・・・ッ」
「ちゃんと確認もせずにオンナノコに攻撃ですか・・・・
人気ナンバー1が地に落ちましたね」
「いや、それは全く今関係な・・・」
「テイルモン」
「くっ!おまえだけでも逃げろ!!ガブモンっ!!」
「やまとぉおおおお!!!」
そして。
「天使、さんやぁ・・・」
目の当たりする「進化」。
「とりあえず遊んでないで下さい。
エリア74に敵襲ですよ」
「敵・・・?」
果たして。
彼女が目の当たりにするのは、組織故の危うさと、エゴ。
この世界に対して、向けられた意志。
「なんで兄ちゃんたちは"戦って"るん?」
「この世界にある秩序を、わざわざ壊そうとしてるからな」
「・・・・・・"管理"」
「そういえばお前何しに来たんだ?てか色違うよな」
「今更そこつっこみかい?!」
「好奇心や探究心は否定しません。
それでも。
ソレを満たすために"命を弄ぼうとする"・・・
少々、てっ辺来ているんです、いくら僕でも」
「・・・・・」
「カブテリモン。手を借りてよろしいですか?」
「もちろんやで」
・・・・・・・・・
基本、初代はみんな黒いらしい(笑
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シュチュエーションで遊んでみる③の
なのは×デジモンの後日談「予告風」です。
あくまで「風」。だって明らかに長編・・・・・
例によって管理局嫌いだよ!ごめんね!!