No.152468 真剣で私に恋しなさい! part②_another story_■真剣で【心】を守り抜く!!■白ぴぃさん 2010-06-22 15:06:20 投稿 / 全3ページ 総閲覧数:2922 閲覧ユーザー数:2673 |
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ロシア連邦 某所
ビルが建物が町が壊されていく...
火の海が広がっていく...
あちらこちらから絶望の色に染められた叫び声が響いてくる...
「連獅(れんじ)!!今すぐ『心』様をお連れして森へ逃げろ!!」
親父がそう叫んだ...
「親父、無茶だよ...相手のテロリストは何十人もいるんだよ!親父が死ぬよ!!」
「私は絶対に死なない!!それより今は『心』様を無事に非難させる事の方
が優先だとう言うことがわからんのか!!」
親父は俺の隣で気絶して寝ている女の子__『心』様__を見ながらそう言った。
「とにかくお前は『心』お嬢様を抱えて先に逃げろ、
それに代々天城家は不死川家をお守りする為に仕えてきたんだぞ!!」
「でも親父が...」
「くどいぞ蓮獅!!父の...天城守(あまぎ まもる)の強さは、
お前が一番知っているであろう。案ずる事はない、
私が愚かな弱者共を何十人であろうと倒して、
すぐに蓮獅とお嬢様に追いつきますからとにかく、
お嬢様を御連れして逃げなさい」
親父が優しさと強さをこめた言葉で俺をうながした。
「....わかったよ親父...絶対に死ぬなよ」
俺がそういい『心』様を背負い森の方向へと歩き出した。
「念のために言っておく。私は絶対に死なんから安心してにげろ...」
俺は立ち止まり振り返り親父の方を向いた時には
親父もう俺に背中を向けて喋りだしていた。
「もしも、そう...もしも私が帰ってこなければ....
私の机の引き出しを開けることを許す。
その中に【天城流】の歴史と武術の全て、そして私がに編み出した
新たな技についてなどを、
まとめた本が数冊かあります。
あなたはそれを見て学び、鍛え、努力を怠らず、切磋琢磨しなさい。
そうすればあなたは確実に天城流最強の、能力者になれるでしょう。
それに蓮獅は誰もが認める鬼才であり麒麟児でもあるから、
自信を持って蓮獅の力で《不死川家》を守り抜きなさい。」
生まれてから私を一回も褒めたことのない父が褒めてくれた。
そう思ってるうちに親父は火の海の向こうへ飛び込んでいった。
「親父の期待に応えるためにも絶対に心様を守り抜いてこう!!」
親父に初めて褒められて絶望的な状況の中でも、
少し心の余裕が生まれおもわず微笑んでしまったが、
心様を背負い決意し森へと入った。
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火の手がみえないぐらい遠くまで歩いて来た。
ここまで来れば大丈夫と思ったとき俺の頭上を、
1つの飛行機が通り過ぎて行った。
目でその飛行機を追うとは親父のいる歩の手が上がってりる、
方向へ飛んでいった。
飛行機から爆弾のようなものが落とされたように見えた、
その直後そこには赤いきのこ雲が立ち上っていた
「嘘だろ爆弾なんてせこいだろ!!親父でも逃げるはずないだろがよ!!
死んでしまうじゃないかよ!!」
「くそっ...親父...おやじいぃぃぃいいいい!!!!!!」
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バッ!!
「あ~夢か・・・いまごろ親父が死んだ日の事が夢にでたって、
なん得にも無んないのに・・・」
腕時計でを確認すると 4月20日の朝の4時30分だった。
へんな時間に目が覚めて、目が冴えたままだしどうしようかと考えながら、
思いながら昔のことを振り返っていた。
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あの日に死んだ不死川家にかかわる人達の葬式が行われた。
親父達が死んだ日に不死川家のロシアの別邸がある町に襲ったのは、
貧しい国のメンバーで構成された武装組織だった。
その武装組織は世界の裕福な国の上流階級に住む人達を敵として、
その人達にテロ行為を行う奴らだったらしい
そしてたまたま不死川家の跡取りの一人娘が、
警備の薄い海外に来たことを知り、裕福な奴らへの見せしめとして、
『不死川 心』を殺そうと企てらしい奴らは貧しい国のメンバーのわりには、
完全に標的を殺すために爆弾まで用意していたらしい。
その用意された爆弾は武装組織が買ったものではなく、
不死川家を快く思っていない企業の社長が不死川家に、
テロ行為を行う事を嗅ぎ付けプレゼントした物らしい。
だが結果として跡取り『不死川 心』は生き残り、日本にいた父も無事で、
その企業は徹底的に不死川家の権力で潰され、
更に社長は暗殺された。
だが武装組織のほうは規模が大きかったらしく一部のメンバーしか、
捕まえる事が出来ずこれからまた同じような上流階級の人間を狙ったテロが
世界各地で起こるかもしれない。
そういう風に俺は葬式の時説明された。
不死川 心様のお父さんが俺に、
「わたしの娘を守るの為にお父さんを死なせてしまってごめんな」
なんどもそう言い、おれにも娘を連れて逃げ延びた事を感謝をしてくれていた。
心様は親父から柔道を教わっていたこともあり、
その中で爆発的に才能を開花できた事から、
親父を尊敬する師匠としていて、
その尊敬する師匠が自分を守るために死んだことが、
とても悲しそうに泣いていた。
心様はこの事件の影響で育ちの悪い人や、
貧乏な人達を見下す様な選民思考にの性格の悪化
に拍車がかかったたらしい。
親父の所持品は全部俺が譲り受けることになり親父の言っていた書物も、
全冊譲り受け、天城家の歴史を学ぶことができた。
先祖は陰陽師の安倍晴明で、
安陪家のの4代後に正式に1つの家に仕え、
その仕えた家が今の不死川家の先祖で、
更にその3代後に、
その時の不死川家の当主に『天城』の名前を貰い受け、
今の『天城家』になった事、
そして先祖代々、安倍晴明の影響で、魔術(気)を使える事が出来、
天城の血を受け継いだもののみで形成された、魔術などを取り入れた武道、
『天城流』の流派が生まれたという、『天城流』と言っても
先祖には、槍、弓、銃、剣、鞭、斧、式神を使って闘う事を極めた者など、
時代が変わるにつれ様々な技と多様な武器の使い手が生まれていった事などが、
書かれていた。
その本から学んだ内容は要約するとこんな感じだった。
ちなみに、親父はその中でも剣と魔術を極めたもので、
炎をまとった状態の剣を見せてくれたり、
気をエネルギーに変えて、手から放つ技を見せてくれた、
その技『天城流』ではなく『川神流』という所の技で「かわかみ波」という技らしい、
そういうすごい技を見せてくれたので、
自分も親父みたいに剣士と魔術使いになろうと思ったが、
己の「拳」を武器として闘った先祖全員が、
『天城流』の中でも最強クラスの実力を、持つことを知り、
俺は素手と親父の多様な魔術を組み合わせた新たなスタイルを創る事にしたが、
様々な武器を使って鍛錬していたが、親父に鍛えられたこともあり、
拳と剣術と魔術の才能が開花したんだよな。
母は私が生まれた時に死んでいて、親父は殺され、
俺は武術の勉強をするという考えの前に、
これからどう生活すればいいのかと10歳の俺なりに真剣に考えていたが、
俺の一族が代々不死川家に尽くしていた事もあり、
不死川家の庇護の元生活するこが出来た。
不死川家の支援の元自由に天城流の技の習得を始めとした、
様々な修行の環境も整っていたし、
普通の勉強の方も心と一緒の学校で学んだりする事が出来たので、
高い教養を得ることができたし、
心様とは主従の関係ながらも、小さい頃から、
共に旅行にいったり、平等に接してくれ、
遊ぶときはいつも笑顔の心様がいた。
11歳の時から親父の親友の武道家の提案により、日本を離れ、
共に世界各地を飛びまわり修行を行う事に決めた。
「修行の為世界各地を回り移動するため会う機会は、
もう大人になるまでないと思う」
と心様に言った時に、
「いやじゃ~別れと~ない....」
と、泣きつかれた時は正直、修行で世界を旅するの本気でやめようかと思った事。
勉学も12歳のときには修行で学校に通わなかったが独学で、
高校生の勉強を完全に理解できるほどに、勉強も怠らなかった。
周りからは鬼才、天才、麒麟児と呼ばれたが、
勉強も武術も人の何十倍の努力を毎日していたので、
決して生まれ持っての才能じゃなかった事をみんなにわかって欲しかったが、
【生まれ持っての才能】の一言で済まされることが多かった。
ちなみ家事全般も親父の親友の武道家の人に旅の中で教わり、
料理に関しては社会勉強の一環として、一時期パリのレストランのアルバイトをした時、
料理長からを「もう、お前がここの料理だしてくれ」と言われるほど腕前だった。
不死川家の当主にお願いして14歳の時には、天城家の家宝の一部の
妖刀【紅蓮】 刀身が赤く如何なるものも切り裂く事のできる日本刀。
天拳【百花・繚乱】右手と左手にそれぞれを装備すれば身体能力と魔力を限界以上
のとこまで増幅させる血の如く赤い手袋。
を己の技を極めるために修行の場まで送ってもらい、新しい修行も始めた。
妖刀【紅蓮】は不死川家の権力により俺が所持する事を、
しっかりと国が許可してくれていたというオマケ付きだった。
15歳になると、英語、ロシア語、
フランス語、ドイツ語、スペイン語、アラビア語、中国語、
そして日本語の8ヶ国語を世界を旅する内に覚え、
共に11歳の時から修行を共にしてきた親父の親友と別れ、
一人で世界各国を旅する事にした。
己個人の力を底上げするためにもと考え、【紅蓮】と【百花・繚乱】を、
使わず、純粋な拳のみの修行と、
天城流の技とその他の流派の技も覚えその技を、
極限まで極める修行に専念した日々をすごしていった。
_____________
昔の事を長々と振り返っていると朝日すでにが昇っていて眩い光が差し込んでいた。
「うわっ、もう朝ですか・・・」
時計を確認すると、7時30分だった
「4時半から考え込んでいたって事は3時間も昔の事を振り返っていたのか・・・」
なんだか無駄に集中力使った感がある。
「やばいな寝不足感MAX..」
今おれは多馬大橋の下で野宿している。いっとくけど変人じゃないからな!!
理由は昨日、国外の修行を終え、日本に帰国してきたばかりだったからだ。
「昨日はチンピラに絡まれたせいで、ホテルにチェックインで出来ませんでしたしね」
本当は親不孝通りという所のホテルに泊まろうとおもったけど、
11時以降に受付に来ても泊まれないという事で泊まれなかった。
チンピラに絡まれなかったら10時半には受付に行けて間に合ったのに...
まぁさすがに体ぐらいは洗いたかったので、
コインシャワーを利用して体は洗った。
そりゃ転入初日から「不潔~」とか言われたくないしな。
ついでにコインランドリー行って服も洗っておいた、
チンピラを軽く打ちのめした時、血とか付かなかったけど
汗は少しかいたんでね。
今日から俺は川神学園の生徒と言うことになるらしい。
「らしい。」ってどう言う事だ徒思うかもしれないが、
こんなことがあったからだ。
_____数日前_____
俺が帰国する事を滞在先の中国から電話で不死川家の当主様に伝えたら、
「約5年ぶりに日本に帰ってくるんだったかな?
取りあえず帰国おめでとう。元気でなによりだよ。
蓮獅君は確か今年で17歳だよね。
日本で言えば高校2年生だね。
ならば内の娘の通ってる川神学校に入ってみないかね。
同じ学年だし娘も喜ぶと思うよ、
蓮獅君なら2-Sに入るのに必要な頭脳を十分、
持っているから同じクラスに編入できると思うから
蓮獅君がよければ帰国当日までには手続きを、
いや、もうそれはすぐに済ませておくよ!!」
久しぶりに日本語を聞いたうえに、全体的に早口だったので所々しか聞き取れなかったなんて思った。
「えっと要するに心様と同じ学校に転入すると言うことですか?」
「そうだよ蓮獅君には是非入って欲しいね!!」
「はい!当主様の望みならば、別にかまいませんよ、喜んでお受けします!」
「本音を言うと娘が困った時にそばで手助けしてくれる人が、
欲しいと思っていたのだよ。高校2年生となると親のわ・た・しにも
相談できない悩みがあると思うんだよ。
いや~実にナイスなタイミングでの帰国だよ蓮獅君!!
4月20日は入学式兼、始業式があるからみんな同じフレッシュな気持ちだからね!!
あと最後に、娘の心に言い寄って来る輩は成敗していいからね!!
そうだな娘を喜ばすためにも蓮獅君の転入は内緒にしておこう!!
じゃ~ね~♪」
そこまで、言い切ると当主様は電話を切った。
そっか、そういえば当主様は《I LOVE 娘》な人だった。
昔から親バカならぬ「バカ親」で食事中に心が、「大至急!!救急車を呼べ!!!」
なんて感じで擦り傷一つないのに、救急車呼べって、
常識的に大げさだろ!!とか思ったりしてたよなー。
今考えればあの時の自分は自分の仕えている主人に対してツッコミなんて失礼じゃないかと思う。
....今でも大げさだとおもうけど(笑)
それでも主人であり尊敬できる部分もあるので、当主様と呼ばせている
日本3大公家の一人であり当主なんだから、もっと威厳をもって欲しいというのも本音(笑)
だけど娘の話題以外の時は威厳を持った態度だからさすが日本3大公家の当主だな~と思う。
俺は基本、人と喋るときは敬語は使わないが、
不死川家の皆には感謝をしているので、
不死川家の方々と喋る時は敬語で喋る癖がついてしまった。
癖は癖でもいい癖だと思うので直そうとも思わないが。
後、戦闘の時には少し言葉使いが怖い感じになるらしい。
だけど普段はフレンドリーなキャラだからなよろしく!!ビシッ!!
_____________
と言うことがあったのさ、
要約すると「親バカ」...もとい当主様に、
「学校での娘の身が心配だ!!
娘にいつ危険が襲い掛かるかわからん!!
だから娘のそばで娘を守ってくれ!!」
っという事だったので、少しでも当主様の恩義に報いるためにも、
川神学園で心様をお守りするぞ!っていう理由で、
川神学園に転入する事になったんです。
ふぅなんか誰かに長々しく説明した気がする。
時刻は8時ジャスト!あ~今度は30分間数日前の事を振り返ってしまった。
「危うく入学初日から遅刻する所だった」
そう呟きながら旅で使った剣などが入っているでかいバッグを背負い、
片手に空港に送られた通学カバンを持つといい我ながら可笑しい格好で、
多馬大橋の下から学校へ向かうためいったん川沿いへでて、
学校へ向かおうとした。
その時だった。
ついに本編が始まる!!!
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第二話です。
本文の中にオリキャラの紹介を絶妙に混ぜるのは、
素人には難しい!!と思って、
ちょっと主人公のオリキャラの紹介がメインになってます。
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