No.151801

真・恋姫無双 外伝 「友への誓い」 二次創作 5話 「守る決意」

暇人28号さん

こんにちは
暇人28号です
前回のコメントに
一刀の安否はいかに?

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2010-06-20 00:04:43 投稿 / 全9ページ    総閲覧数:1478   閲覧ユーザー数:1363

~外史の狭間~

 

伏犠「これは意外とやっかいだな・・・」

 

北郷の体は何とかなったが

精神は左慈の剣の効果によって

半分は破壊されている

 

伏犠「これはもうこの方法しかないか・・・」

 

伏犠はその腕を一刀の頭の上にのせる

 

伏犠「こいつの精神に

私の仙力を送り込む」

 

そしてしばらくすると

彼は一息つく

 

伏犠「ふう・・・

これで安心だ・・

だが問題がまだ一つ残ってるな」

 

そうその問題は諒の枷が

外れたときの力の解放により

いま諒のいる外史がとても

不安定になっていることだ

 

伏犠「これの後遺症は

終わってから伝えたほうが

都合がよさそうだな・・・・」

 

一刀「・・・・・・」

 

一刀は暗い空間の中で

眠っていた

 

???side

 

???「キ~~~~むかつきますの

私は袁家なのですよ!

それがなんであんな賊に負けなければ

なりませんの!!」

 

???「姫ぇ~ひきかえしましょうよ~~」

 

???「なにをいいますの顔良さん

私は袁家の誇りを守るために

戦うのでしてよ!」

 

???「あいては一人なのに

軍を3万も持ち出すのですか!?」

 

???「それがなにか?」

 

???「姫、ひらきなおった」

 

???「なにかいいまして?」

 

???「もういいです・・・・」

 

 

諒side

 

あれから1週間がたった

俺は徐々に生気を取り戻していった

 

俺はあれからアニキが遺してくれた

鍵を使っていない

 

俺が最初着ていた服も

アジトにおいてきたままだ

 

チビ「いつになったら

その鍵の場所へいくんでやんす?」

 

諒「俺はアニキ達とのことを

ちゃんとするまでいかないつもり・・・」

 

チビ「そうか・・・」

 

俺はアニキが遺してくれた鍵

を空にかかげて見る

 

アニキ俺はまだ気持ちの整理が

つかねぇみたいだ・・・

 

チビ「それにしてもお前

関羽譲ちゃんといい感じじゃねぇでやんすか」

 

諒「ばっ!///愛紗とはそんなんじゃねぇって」

 

チビ「真名まで許されてるし・・・」

 

諒「それは!色々あったんだよ///」

 

チビ「いいなぁ 俺も綺麗な女性と

お付き合いが欲しいでやんすよ!」

 

諒「だぁ~かぁ~ら~違うつってんだろ!!」

 

チビ「わぁ~~~諒がきれたでやんす~~(棒読み)」

 

諒「まちやがれ!」

 

アニキいまは決心つかないけど

今はとにかく何とか生きてみるよ・・・・

俺はそう心の中で呟いた

 

 

それから3日後

俺達はアニキ達が守った村に

賊がでたという情報を

聞き出陣することになった

 

それと今この軍に愛紗はいない

彼女は50の兵を率いて

ほかの村へ行って義勇軍を募っている

そうだまだこの軍は人数が少ない

せいぜい5千ちょっとだ

 

そのためかほかの村に義勇軍をつのりに

いっているのだった

 

そして運が悪いのか鈴々も風で寝込んでいる

なぜ鈴々の真名を知っているかだって?

愛紗が真名を許したことで

 

鈴々「愛紗が真名を許したのなら

鈴々も真名を教えるのだ!えっとね

鈴々の真名はね鈴々っていうんだよ!」

 

らしい・・・

そんなんでいいのか?

神聖なんじゃなにのか?

基準がよくわからん・・・

 

太守様も真名を授けてくれたが

なんか恐れ多い気がするので

まだ太守様とよんでいる

 

それにしてもどうなってんだ?

 

関羽も張飛も劉備も

女の子ってどういうこと?

 

三国志というと

あの魏・呉・蜀・・・だよな

 

関羽と言えば 長髭・・・

愛紗といえば 長く綺麗な髪

 

張飛といえば 大酒盛りの大男・・・

鈴々といえば 小柄の大飯ぐらいの少女

 

劉備といえば 誠実で仲間思いの仁君

太守様といえば 天然のドジッ子・・・・

言っちゃ悪いけど・・・

 

まあそんなこんなで

出陣することになった

 

いま出陣できるのは

小隊長のチビ

 

俺は軍師として戦場に

でることになった

 

はっきり言って

俺は人が死ぬのを見るのが怖い

 

袁紹を撃退した時のことは

ただただ必死でおぼえていなっかったが

ただこの手でこの拳で人を貫いた

感触はしっかり残っていた

 

 

 

 

・・・・・・怖いなぁ・・・・・・

 

 

 

 

心は癒されても人を殺めることは

いくら殺してもなれないだろう

いや・・・・なれたくないなぁ・・・

 

これから俺は女の子に守られて

生きていくのだろうか・・・

 

 

 

 

・・・・なさけねぇなぁ・・・・

 

 

 

 

 

 

そんなことを考えながら

俺は軍を進行させていた・・・

 

 

そんな時、伝令がすごい剣幕で

走ってきた

 

伝令「伝令!!」

 

諒「どうした!」

 

伝令「賊の数が他の賊と

合流し3千から1万になりました」

 

諒「なんだとっ!!」

 

チビ「数なんて関係ないでやんす

アニキ達が守った村を守るでやんす!!」

 

俺も同感だった

アニキが守ったあの村は

アニキの形見だ!!

 

そうだ

 

今度こそ守るんだ

 

諒「チビ・・・号令をかけよう」

 

チビ「わかった・・・」

 

チビ「よく聞け誇り高き

我が兵達よ!!

愚かな賊どもがあの村を

襲おうとしている

あの村は誇り高き英雄達が

眠る地・・・

その英雄達が命を賭けて

守ったあの村を汚すことは

俺が許さんいまこそ

立ち上がれ

俺達は今守るための矛とならん!!」

 

 

おおおおおおぉぉぉぉぉ

 

チビ「いくぞ全員突撃ーーーー」

 

~数刻後~

 

俺達の軍は苦戦を強いられながらも

徐々に敵を押していった

 

伝令「伝令!敵の数さらに

増員このままでは押し切られます!」

 

諒「増員した数は!」

 

伝令「そ、それが!6千です!!」

 

諒「そんな馬鹿な!我が軍の

兵数と敵の合計兵数は?」

 

伝令「味方は残り3千

敵は残り1万です!」

 

その時他の伝令が

駆け込んできた

 

伝令「伝令!!」

 

諒「どうした!?」

 

伝令「義勇軍を募っていた

関羽様が帰りの途中

復讐に来た袁紹軍に

遭遇

応戦をはじめました!!」

 

諒「そんな!!」

 

ヒュン

 

諒「矢っ!?間に合わない!!」

 

アニキ・・・一刀・・・みんな

俺・・・約束守れなかった・・・

 

そう目を瞑るとくるはずの痛み

がこない

 

???「なに・・諦めて嫌がるんだ!!!」

 

諒「えっ!?」

 

チビ「お前はアニキの形見だ・・・

そして俺の今守るべき最大の人間だ

だから死ぬな」

 

そこには背中に矢が刺さった

チビがいた

 

諒「チビ!!」

 

チビ「お前はあの子の所に

行ってやるでやんす・・・」

 

諒「今からじゃまにあわない!!」

 

チビ「町へ行け・・・

そして鍵で倉庫を開けるでやんす」

 

諒「でも!!」

 

チビ「いいからいけ!!

大切な人を守るんだろ?」

 

諒「・・・・・・わかった

そのかわり必ずだ!!必ず

生きて帰ってこい!!」

 

そうして俺は町まで駆けていった

 

チビside

 

チビ「いったでやんすか・・・」

 

チビ「やんすって言う口癖最後までぬけなかったでやんすな・・・」

 

アニキ・・・諒は漢になりましたぜ・・・・

 

チビ「来るならきやがれ!!

片っ端から切り落としてやるでやんす!!」

 

そうしてまた一人の勇敢な漢が

魂を燃やしていった・・・・

 

諒side

 

ここか!!

 

俺は鍵を差込み

倉庫を開ける

 

諒「これは・・・

俺のバイク・・・これなら行ける」

 

俺はアジトで正史での

時の服装に着替えた

 

諒「これなら間に合う!!」

 

俺はバイクにまたがった

 

バイク上に紙がおいてあった

そこには大きく

 

「生きろ」

 

と書いてあった

 

諒「ああ・・・・」

 

いってくるぜアニキ!

死ぬなよ愛紗!!

俺はまだお前に言いたいことが

残ってるんだ!

 

~外史の狭間~

 

貂蝉「枷が一つ外れたわね

あの子がご主人様と同じ

決意をした

ということね・・・」

 

愛紗side

 

愛紗「ぐっ!さすがにこの数はきついか」

 

もう3千は減らしただろうか

このままではもたない

こっちは1千人

 

愛紗「退くにしても

このまま逃げ込んだら桃香様が危ないか・・・

 

まさに八方塞がりだな・・・

 

桃香side

 

そんな私は絶望していた

チビさんの軍は

賊と激突

愛紗ちゃん達は

袁紹さんの軍に襲われたという

しかも鈴々ちゃんは風邪で寝込んでる

 

私は自分が悔しかった

 

太守様と祭り上げられて

この乱世を平和にしようと

誓ったのに誰も守れない

自分が

 

思わず私は城の外に

駆けだしていた

 

桃香「愛紗ちゃん・・・みんなぁ・・・」

 

私は涙が止まらなかった

 

その悔しさと失う悲しみで

 

桃香「もうだめなのかな・・・・」

 

そんなとき

 

???「諦めるのはちと早いですよ

桃香様」

 

桃香「えっ!?」

 

そこには黒く輝く服を

来た諒さんが黒く輝く乗り物に

のって私の前にいた

 

桃香「天の御使い・・・」

 

諒「天の御使いなんのことですか!?

俺はそんな大層なものじゃないですよ?

まあそれはおいといて今から

愛紗を救いに行きます」

 

桃香「でもそれじゃあ!

「信じてください」

・・・」

 

諒「必ず助けるから・・・」

 

笑顔でそうこたえると

彼女は泣きながら

 

桃香「おねがい愛紗ちゃんを助けて!!」

 

諒「合点承知!!

じゃあ飛ばすぜ!!」

 

ブォン

 

俺はバイクをふかす

 

袁紹side

 

袁紹「おーほっほっほ!!

楽勝ですは」

 

顔良「姫、最初と目的違ってるし・・・」

 

袁紹「あの賊抵抗がはげしいですわね・・・」

 

顔良「しかもあれ思いっきり賊じゃないし

どこかの軍だよね

文ちゃんどうしよう?」

 

文醜「ああなった姫はもうとめらんない

と思うし、私もあの前線で戦ってる

武将と闘いたいしさ・・・」

 

顔良「文ちゃ~ん(泣)」

 

愛紗side

 

愛紗「もう私一人か・・・・」

 

体の疲労も限界がきていた

きついでも私はまだ志をかかげたばかり

で死ぬわけにはいかない

使えるべき君主にも

守るべき民も

好きな殿方もできた

ここで袁紹軍を逃したら

その人たちは守れなくなる

だからは私は逃げない

 

~半時後~

 

もう何人倒しただろうか

足がふらつきながらも

敵をなぎ倒してく

 

愛紗「桃香様・・・・鈴々・・・」

 

大切な人達の顔がうかんでくる

 

愛紗「諒殿・・・・・」

 

愛紗「私はもう駄目みたい

「あきらめるな!!愛紗!!」

えっ!?」

 

ブオーンという轟音とともに

私の目の前に黒い塊が

私の前に着地し回りの兵を

乗り物後輪でなぎ払う

 

諒「またせたな」

 

ハッと我にかえる

 

愛紗「諒殿あなたじゃ無理です!!」

 

諒「大丈夫だから少し下がってて

すぐに片付けるから・・・」

 

そういう彼の後姿は以前の悲しみの背中ではなく

決意に満ちた大きな背中だった

 

彼は私にそういうと前を向き

大きく息を吸う

 

諒「聞け!!

袁紹軍!!

お前らは俺の大切な人を

奪った挙句

今度は俺の愛する人を

奪うつもりか!!

貴様がしていることこそ

賊とかわりはない!!」

 

彼は黒い衣をなびかせ腕を組み

敵の兵達に言葉を浴びせる

 

その姿を見て

ある占い師の言葉を

思い出す

 

「天の御使い黒衣をまといて

乱世に降り立ちその武と音で

平和に導くだろう・・・」

 

愛紗「天の御使い様・・・」

 

諒「俺の名は黒双 諒

我こそは双覇王が一人!!

貴様らの横暴・・・

神がゆるそうが

この黒天の修羅がゆるさない!!」

 

 

 

袁紹side

 

袁紹「おーほっほっほほ

やっとあらわれましたのね

今回は今こちらは2万3千

たった1人に負けませんわ!!」

 

顔良「姫~いやな予感がしますぅ」

 

袁紹「黙りなさい今度こそ

袁家の名誉にかけてあの男を

たおすのです」

 

諒side

 

まずどうするか

そうだな!

 

俺は目の前の地面に

氣を染み込ませていく

 

そして

 

諒「砕っ!!」

 

地面から衝撃波が湧き出し

いっきに前方の兵士が800人位

注を舞う

 

諒「黒真流 脚技 空覇円脚!!」

 

俺は空中で氣を足に最大までため

空中で一回転して800人を相手の拠点まで

ぶっ飛ばす

 

諒「飛んでけぇぇぇぇ!!」

 

袁紹side

 

顔良「姫!!なにか飛んできます」

 

袁紹「相手の新手の武器でして?」

 

顔良「ちがいますあれは・・・我が軍の

兵士です!!」

 

袁紹「なんですの~~~」

 

袁紹の拠点に大量の兵が

降り注ぐ

 

袁紹「てっ撤退しますわよ!!」

 

諒side

 

諒「退いていくか・・・」

 

愛紗「諒殿・・・」

 

諒「すこしつかれたでしょ?おやすみ・・・」

 

彼女は俺の腕に倒れこんで

眠りについた

 

俺はそのうでの中にあるの

いとおしい存在をたしかに

受け止め自分が彼女を

守れたことをかみ締めた

 

 

あとがき

 

どうでしたか?

彼の精神的な

成長は伺えたでしょうか?

 

そして

これからも応援をもらえると

うれしいです

 

この暇人28号

実はこの小説がはじめての

長編でしてそして

初めてのネット公開です

 

色々いたらないかも

知れませんがそんな

私の小説をおもしろい!!

といっていただけたら

光栄です!!

 

 

PS・砂のお城さん

毎度コメントありがとう

ございます

 

その他の人も私に

至らない所が

あったらいってほしいです

 

これからも

この暇人28号はがんばりますので

よろしくお願いします

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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