「昨日、食べるか迷ったプリンを食べようと」
僕は機嫌がとてもよかった
我慢して食べなかったプリンが食べれるのだから
しかし、事件は起きてしまった
「プリンが、無い……」
僕は、怒りと悲しみの感情が一気に溢れた
まず一番怪しい真人から聞き込みをはじめた
「ねえ、真人ちょっといいかな」
「なんだ、理樹?」
「僕が残してたプリンなんだけど」
「誰か食ったか知らない?」
「俺は知らないぜ」
「じゃあ、誰が食べたんだろうね真人」
「俺じゃないぜ、謙吾と一緒だったぜ、なら謙吾に聞いて見ろよ」
「いや、別にいいよ。真人が食べるわけ無いね」
僕は次に鈴に聞くことにした
「鈴、ちょっといい?」
「なに、理樹」
「僕が残していたプリン何だけど」
「誰が食べたか知らない?」
「いや、知らない」
「でも、沙耶が冷蔵庫をあさっていたぞ」
「そうなんだ、沙耶が」
「ありがとう、鈴」
僕は、沙耶の所へ行くことを決めた
まさか、いつも体重を気にしてそうな沙耶が犯人なんて
僕は少し信じれなかった
それでも、プリンの恨みは晴らさないといけない
寮に沙耶がいなかった
謙吾に訪ねることにした
「謙吾、沙耶を見てない?」
「沙耶なら、部室に行ったぞ」
こうして部室に行くことにした
「沙耶、いるかい」
「理樹君、どうしてここに?」
「正直に、話してもらうよ」
僕は、沙耶の手を掴んだ
なぜか、沙耶の顔は赤らめていた
そんなことは無視して、僕は問い詰めた
「沙耶、僕のプリンを食べたんでしょ」
「え、理樹君も食べられたの?」
その言葉に驚いた
でもそれなら冷蔵庫を覗いてた理由もつながる
「それなら、誰が食べたんだろう?」
「そうね、私のも誰が食べたんだろう?」
僕と沙耶は考えていた
その時だった、恭介が入ってきた
「どうした、二人とも」
「実は……?!」
僕が話を使用としていた時、恭介がプリンを持っていた
「ねえ恭介、そのプリンケースどうしたの?」
「実はさ部室の冷蔵庫に2個もプリンが入っていてさ」
続きは聞かなくても分かった
僕と沙耶のプリンを食べたのは恭介だった
どうやって、裁くか考えてしまった
どうやら沙耶も同じことを考えてたようだ
そして到った結論は………
「「恭介それ僕(私)のなんだけど」」
「………」
恭介はヤバイと言う顔をした
しかし、もう遅い
「「恭介の奢りでプリン1ケース買ってきて」」
「「イヤとは言わせない(わ)よ」」
その時の沙耶と僕はシンクロしていた
そして、その時の僕らには逆らえずちゃんと買ってきた
これにて一見落着
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なごみ文庫×TINAMI リトルバスターズ!エクスタシー 短編小説コンテストに出す作品の2つ目です。理樹の残していたプリンは誰が食べたのでしょうか?