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真・恋姫†無双 魏√IF ~風と歩み~ 第一話 ~旅は道連れ、世は情け♪~

GILLさん

GILLと名乗る作者です。
拙い文ですが、見てやってください。

尚、この作品は妄想タップリの『魏√IF』です。
原作とは、かなりかけ離れます。

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2010-06-12 15:42:18 投稿 / 全8ページ    総閲覧数:6436   閲覧ユーザー数:5255

 はじめに

 

 GILL(ギル)と名乗る作者です。

 

 この作品は、真・恋姫†無双のみプレイした自分が

 

 『俺は、風が大好きなんだ!!』

 

 と、いう感じでタイトル通り【~IF~】『もし、風達と一刀が同行したら・・・』

 

 という妄想がタップリの作品です。

 

 でも、作者は風以外に目が入っていないので、もしかしたらキャラが変わっている可能性も出てきます。

 

 そして、オリジナルのキャラクターも出すかもしれません。

 

 ですから、『あ、そういう系のSSマジ勘弁』という方はお控えください。

 

 それでも、『別に良いよ』という方は是非とも読んでやってください。

 

 それでは、ご覧ください!

 突然現れた謎の青髪の美少女!

 

 そして、その後ろから迫る二人の影!

 

 私こと北郷一刀と、その他ホモ一名は一体、どうなってしまうのでしょうか!?

 

 死亡フラグか!? ならば、俺よりこの変態『だけ』を殺れぇぇ!!

 

 「カズピー。 今、失礼な事思わなかったかいな?」

 「気のせいさ~♪ 気のせいさ~♪ 何もかも~♪」

 

 クッ! 『読心術マスタリー及川』の名は伊達じゃない!!

 

 な~んて、ツマラナイ漫才をやっている内に、どうやらお迎えが来たようだ。

 

 「星ちゃ~ん。 どうなりましたか~?」

 「おぉ、風殿。 訳が解らない内に、泣いて逃げてしまったようだ」

 

 おぉ! 美少女二人目!

 片方は、ムチムチのナイスボディだが・・・俺としては、もう片方の子が好みかな。

 

 ん? いやいやいや。 ロリコンじゃないよ? 断じて違うよ?!

 

 でも・・・あぁ、可愛いな。 あの子。

 

 「ところで、この二人は?」

 

 風と呼ばれた少女が一刀と及川を見る。

 

 「いやな、賊を退治する予定が・・・この二方に先を越されたようだ」

 「おぉう。 それでは、かなりの腕の達お二方のようで・・・」

 

 いえ、違います風さん。

 これには『お笑い補正』なる画期的アイデアがですね・・・

 

 「うむ! 一度、手合わせ願いたいところだ」

 

 ナレーション聞けや、『お笑い』が化物に勝てるわけないでしょうが。

 

 「あ、そういえば。 稟ちゃーん! 遅いですよー!」

 

 風と呼ばれた少女が、後ろからやって来る影に声を掛けた。

 「まったく。 風、賊は見る限りに成敗されていました。

  このような場合は星さんだけで充分でしょうに・・・」

 

 稟と呼ばれた眼鏡っ子が後ろから歩いてきた。

 

 「風は興味が沸いてしまったのです」

 

 「まったく。 これだから貴方は―――――」

 

 

 『ブラボォォォォォォーーーーーーーーーーーー!!』

 

 

 「「「「!!??」」」」

 

 突然、及川の変態が大声を上げた。

 

 と、いつの間にか隣には風が吹いた跡しか無く、及川は稟と呼ばれた美少女に近づいていた。

 

 「ねぇねぇ、眼鏡の君! 名前はなんて言うん?

  あ、ワイは及川 祐。 よろしゅうな!」

 「え? あ、その・・・。 え?」

 

 突然の事態で、混乱している稟。

 しかし、一刀は大体理解していた。

 

 あの変態・・・。 早速口説いているな。 あ~あ、可愛そうに。

 

 そう、俗に言う『一目惚れ』というやつだ。

 

 「ち、近寄らないで!!」

 「え・・・・?」

 

 しかし、予想外の事態が起きてしまった・・・。

 稟と呼ばれた少女は、両手を地面につけて、手を回転の軸代わりに一回転。

 

 そして・・・・

 

 「おぉ! 少女の蹴りが、及川選手の横腹に!!

  食い込んで! 食い込んでっ!  食い込んでぇっ!! ・・・飛んだぁっ!!」

 

 『ギャァァァァァァァァァァァァァァーーーーー!!』

 

 「及川選手! 新記録です! 『女子にフラれて蹴られた数』 実に、777回更新!

  おめでとうございまーーーーす!!」

 

 一刀さん。 アンタいつからナレーション業になったんですか・・・。

 

 「稟殿に、あれ程の体術の心得が有ったとは・・・」

 

 星さん。 それはきっと――――――

 

 「星ちゃん。 それはきっと、『お笑い補正』が効いたからですよー」

 

 ―――――風さん。 私の数少ないナレーションの機会を減らさないでください。

 私の大事な生命線『お給料』がかかっているんです。

 

 (苦労しているな、及川という御仁も。 ナレーションの方も)

 

 星は人知れず、そんな事を思っていた。

 

 「大丈夫か!? 及川!!」

 「うぅ・・・。 カズピー、ワイ・・・もうお婿に行けない・・・」

 「安心しろ、及川。 お前を貰ってくれる嫁なんて居ないさ。

  だから・・・安心して『逝け』」

 「・・・・・・・(ガクッ)」

 「及川・・・・? 及川!! ・・・ック! 誰がこんな酷い事を・・・」

 

 いやいやいや。 それは貴方が――――――――

 

 (いやいやいや。 お主がトドメをさしたのでは?!!)

 

 ―――――星さん。 貴方まで私の『突っ込みナレーション』を取るのですか。

 

 

 ――――――――――なんだかんだで、落ち着いた五人であった・・・。

 「「それで? アンタ達誰?(誰や?)」」

 

 「それは此方が聞きたいのだが・・・仕方ない。

  我が名は趙雲 字を子龍!」

 

 「私の名前は、程立と申します~」

 

 「私の名前は、戯志才と言います」

 

 三人がそれぞれに自分の名前を言う。しかし・・・

 

 「あかんで~、戯志才ちゃん。 それはあかんわ~」

 「は? 何を・・・?」

 「人の名前聞いといて、自分だけ偽名なんて・・・あかんよ?」

 「「!!??」」

 

 趙雲と程立が驚く。

 こんな何の変哲も無い普通の男が、名前を聞いただけでそれが偽りだと気づく事に。

 

 まぁ・・・。 誰でも偽名だって事くらい解るでしょうが・・・。

 

 「な・・・。 だとしても、貴方が勝手に名乗っただけでしょうに」

 「それでも、君は・・・聞いたんとちゃうか?」

 「グッ・・・」

 

 少し考える戯志才・・・。 そして・・・

 

 「解りました。 我が名は郭嘉 字を奉孝と言います」

 

 諦めると、いう結果に・・・。

 

 そして、とある結論に至った一刀と及川。

 

 (どうやら俺達(ワイ達)は、三国志の世界にスリップしたようだな(やな)))

 

 なんという分析力でしょうか。

 流石は『お笑い補正』。 主人公補正なんて目じゃないよ!!

 

 「俺は、北郷一刀。 字とか無いから。 よろしく!」

 

 よろしく、という言葉と同時に、一刀は人差し指と中指をくっつけ、他の指を折り、右目の斜め上にくっつけ、星達にその指を指すようにして振った。

 

 それを見た風は・・・

 

 (あぅ! お兄さんが格好良く見えちゃったのですよぉ~・・・)

 

 頬を紅く染めて、モジモジしていた・・・。 あぁもう! 風、可愛いよ、風・・・。

 

 「ワイの名前は及川祐! 絶賛愛人募集中や!」

 

 及川の彼女募集宣言に、風と星は苦笑。 稟は目を逸らしていた。

 

 そんな中、星はふと、とある提案をした。

 「さて、北郷殿、及川殿。 早速ですが、我等と共に旅をしてみては?」

 「な! 星殿! いきなり、なんですか!??」

 「落ち着いてください稟ちゃん。 腕が立つ人と共に居る事は悪い事では無いですよ~?それに、風もお兄さん達には興味が沸いているのです」

 

 怒鳴る稟を鎮めるように風は抑えている。

 

 「しかし! ・・・うぅ・・・」

 

 そう、稟は反論出来ない事を知っている。

 何故なら、彼らに害意の無い事と、星と風が認めてしまっているからだ。

 

 「・・・解りました。 星殿が言うなら・・・」

 

 それに、彼女は前々から『諦める』という結論が出ているわけでして・・・。

 

 「いいの? こんな見ず知らずの男と変態を信じるなんて」

 「ちょい待てやカズピー。 誰が変態や!??」

 「「「違うのですか?(ですかー?)

   『女性にふられて蹴られた数』 777回更新の及川さん(殿)」」」

 「うぅ・・・。 皆酷い・・・」

 

 流石、『お笑い補正』突っ込みも特化されています・・・。

 

 「いえいえ、北郷殿。 それに、『旅はなんとやら』と言いますし」

 「・・・ありがとう! (ニッコリ)」

 「なっ・・・・! (赤面)」

 

 流石、『種馬のお兄さん』ギ○・ギン○ナムのター○Xもビックリだ!!

 

 

 「それでは! 行きましょうか!」

 「あぁ!(はい!)(了解や!!)」

 

 新たな旅の始まりの瞬間

 

 一刀と風と星と稟とその他ホモ一名の物語の始まりでした―――――――。

 

 

 

 そう、旅の・・・物語の始まりです。

 

 理由や理屈なんて関係ない。

 

 きっかけは、本当に些細な事・・・。

 

 それでも、歩んで行く道に、終わりなんてありません。

 

 

 

 

―――――――――――さぁ、新たな外史を開きましょう。

 あとがき

 

 最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました!!

 

 さて、風達との旅が始まりましたね。

 

 それにしても・・・『お笑い補正』・・・使える!! いやぁ・・・便利ですホント。

 

 しばらくは、この四人(とその他一名)の視点で物語を進めて行きたいと思います。

 

 尚、更新は不定期に行います。

 とりあえず、出来上がったら見直して・・・直ぐに投稿・・・という感じで。

 

 次はいつ出来上がるか解りませんが、楽しみにして頂けたら嬉しいです!

 

 それでは、次の投稿まで。

 See you again!!


 
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