はじめに
何回も言いますが誤字や性格など色々な違う所があると思います。
それでも見ていただけるならうれしいです。
じゃあスタート!
3人の主となった俺に劉備が
劉備「ご主人様は私たちの主様になったんだし、真名を教えようと思うんだけど、愛紗ちゃん鈴々ちゃんいいかな?」
関羽「はい。もちろんです」
張飛「鈴々もいいのだ!」
一刀「(いまさっき真名の持つ意味も聞いてたけど、俺に真名を教えるってことはそれだけ期待されてるって意味だよな。正直言ってあの時は即答したけど、実際どこまで出来るかなんてわからない。けど自分に出来ることを一生懸命やろうと思う。だから)わかった君たちの真名を教えてくれるかな?」
関羽「我が真名は愛紗」
張飛「鈴々は鈴々!」
劉備「私は桃香!」
一刀「愛紗、鈴々、桃香・・・」
それぞれの真名を呼びながら、少女たちをまっすぐ見つめる
一刀「まだ何が出来るかわからないけど、俺は君たちの力になりたいと、強く思っている。だからこれからよろしくお願いします」
桃香「こちらこそ♪」
グウゥゥゥ
空気よんでくれよ。いまめっちゃいい場面じゃん。うわっ、3人ともすごい目見開いてるし、そんなに見ないで、恥ずかしいから
一刀「あー、ごめん。朝ごはん食べて無くって」
鈴々「鈴々もお腹減ったのだー!」
桃香「そういえば、私たちも朝ごはん、食べてなかったもんねー」
愛紗「近くの町に移動しますか」
鈴々「賛成なのだ!」
桃香「じゃあ、そこでご主人様ともっとお話しよっか」
愛紗「それがよいでしょう。では善は急げ。さっそく移動しましょうか」
一刀「じゃあ、行こうか」
と、行こうとしたときに、桃香が
桃香「ご主人様、袋みたいなのがあるけど、これってご主人様の?」
それを聞いて、振り返ってみると、そこにはいつも学校に持っていく鞄と、でっかいケースがあった
一刀「なんでフランチェスカの鞄と、いつも弾いているギターのケースがあるんだ?」
愛紗「そのふらんちぇすかとぎたーなるものとは何なのですか?」
一刀「えっとだな、フランチェスカとは俺の通っている学校のことだ。学校とはこの世界でいう私塾みたいなものだな。ギターっていうのは俺がいた世界の楽器のことだ。」
愛紗「そうだったのですか」
と説明を終えると、ギターケースの中を見てみた。まあさすがにギターはないだろうと思いつつ開けると、なんとギターが入っていて驚いてしまった。
一刀「まさかギターが本当に入ってたなんて」
鈴々「お兄ちゃん。いまはそんなのいいのだ!鈴々ははやくご飯が食べたいのだ」
一刀「そうだな、ほかのものはご飯を食べ終わってからでもいいかな」
鈴々「わかったのだ!鈴々は先に行ってるのだ!」
と言った瞬間鈴々は走って行ってしまった。
一刀「俺達も早く行こうぜ!」
と言って桃香と愛紗の手を握って引っ張っていった
引っ張られてるとき、桃香と愛紗は頬を少し赤色にして俯いてしまった。一刀はそれに気付くことなく走っていた
そして、町に着き、近くの店に入りご飯を食べ終わり、今後どうするか話し合っていた。
一刀「まず、これからどうするんだ?桃香」
桃香「いまから白蓮ちゃんに会いに行こうと思うの」
一刀「誰なんだ?」
桃香「白蓮ちゃんは、公孫賛っていうんだよ。昔、一緒に盧植先生って言う先生が開いていた私塾で知り合った親友なんだよ」
一刀「(公孫賛か、三国志では白馬将軍とか言われてたっけ)でも俺達四人だけで行っても、たぶん公孫賛さんにも会わしてもらえないと思う。」
桃香「なんで?」
一刀「俺達には、力は確かにある。でもそれだけじゃただの腕自慢ってだけになっちまう」
桃香「うう・・・それはそうだよねぇ。でも・・・じゃあどうすればいいんだろ?」
鈴々「簡単なのだ!公孫賛のおねえちゃんの所へ行く時に、兵隊を連れて行けばいいのだ!」
一刀「鈴々正解。少数でもいいんだ。とにかく兵を率いて合流するってことがこの際重要だから」
一刀「・・・・って訳で、俺達は俺達で義勇兵を募ったほうがいいと思うんだけど、どうかな?」
愛紗「それはもちろん、異論はありませんが・・・、だけどどうやって集めるのですか?」
一刀「まあ案はいまさっき考えていくつかあるんだけどね。それを教えるのは後ってことで一回出るとしますか」
愛紗「それもそうですね」
一刀「じゃあ、支払いは頼んだよ」
3人「えっ!?」
一刀「えってなにもしかしてお金持ってないの?」
と聞くと
3人「コクコク」
一刀「マジかよ」
すると後ろから
おかみ「へぇ~、あんたら一文無しかい」
鈴々「げっ、なのだ」
桃香「ちっ違うんです、えっと、お金をもっていると思ったら実は持っていなくって」
愛紗「食い逃げなどするつもりは」
おかみ「言い訳無用!逃がしゃしないよ。みんな、出会え出会えぃ!」
ヒゲ「おおー、おかみさん、食い逃げか」
青年「このご時世にふてぃ野郎どもだ」
男「ギッタンギッタンにとっちめてやる」
一刀「ちょ、どこから現れたの、みなさんっ!?」
桃香「ちょ、ちが・・・話をきいてくださーーーーい」
ドコボコドカーン
時は戻り
とそんなわけで俺は皿洗いをしているのだ。
おかみ「ありがとさん。もうあがってっていいよ」
桃香「ふぅぅぅ~、やっと終わった~」
鈴々「鈴々とっても疲れたのだ~」
愛紗「これが戦場で槍を振るうのなら疲れなどしないのですが」
おかみ「はっはっはっ。厨房だって女の戦場さ。これから公孫賛様のところへ行って一緒に乱世を終わらせようと思うんなら、こんなんでひこたれてちゃ何にも出来ないよ」
一刀「えっ?」
おかみ「厨房であんたらの話、しっかり聞かせてもらってたのさ。・・・応援してるよ、お嬢ちゃんたち」
鈴々「応援してるのなら、皿洗いは勘弁してほしかったのだー」
おかみ「それはそれさ。大きなことをやろうとしている人間が小さいことを誤魔化しちゃなんねぇ」
おかみ「お天道様の下で胸を張って歩くためにゃ、けじめってやつが必要なのさ」
そう言いながら、ニヤッと笑ったおかみが、
おかみ「ほら、こいつをもっていきな」
と、陶器で出来た瓶のようなものをとりだした
一刀「これは?」
おかみ「うちで造った酒さね。・・・大望を抱くあんたらの門出のお祝いにご進呈だ」
愛紗「おかみ・・・・」
おかみ「こんなご時世だ。うちらがいつまで生きていられるか分からん。でもあんたらみたいな子がいりゃ、いつか世の中は良くなる・・・・そう思うからさ」
桃香「ありがとう。きっと・・・きっと。私たち、もっともっと力をつけ、みんなを守れるぐらいに強くなって見せます」
おかみ「ははっ、期待してるよ」
鈴々「まかせろなのだ!」
おかみ「頼もしいね。公孫賛様の所に行く途中にきれいな桃園があるからよってみな」
一刀「分かりました。本当にありがとうございました。」
と言って頭を下げると3人も一緒に礼をしていたのだ
桃香「それじゃあ、いこっか♪」
愛紗「はい!」
鈴々「応なのだ!」
一刀「よし、行こう」
と言って店を出て桃園をめざして歩いていった
一刀「おおーーー」
桃香「これが桃園かー・・・すごいねー♪」
愛紗「美しい・・・まさに桃園という名にふさわしい美しさです」
一刀「ホントだな。・・・・御苑の桜みたいだ」
愛紗「ほお・・・ご主人様の居た天にも、やはりこれほど美しい場所があったのですか」
一刀「咲いてたのは桜だったけどね。・・・すっごく綺麗だったよ」
桃香「雅だねぇ~」
などと、3人でしばし風雅を楽しんでいると、
鈴々「さあ、酒なのだー」
愛紗「約一名、ものの雅も分からぬものもいるようですが」
桃香「はははっ、鈴々ちゃんらしいね」
一刀「らしいのかねぇ。・・・ま、みんな準備は良い?」
桃香「うん!」
愛紗「はっ!」
鈴々「良いのだ!」
手に持った盃にお酒を注ぎながら、
一刀「それにしてもまぁ・・・・まさかあの有名なシーンに、自分が同席してたなんて、知らなかったな」
しみじみとした呟きを漏らす。
桃香「ご主人様どうかした?」
一刀「いや何でもないよ。」
桃香「じゃあ、結盟だね」
一刀「ああ!」
桃香の言葉に強く頷き返す。と、そんな俺を見ていた愛紗が、掌で包んでいた盃を、空に向かって高々と掲げた。
愛紗「我ら四人っ!」
桃香「姓は違えども、兄妹の契りを結びしからは!」
鈴々「心を同じくして助け合い、みんなで力なき人々を救うのだ!」
愛紗「同年、同月、同日に生まれることを得ずとも!」
桃香「願わくば同年、同月、同日に死せんことを!」
一刀「乾杯っ!!」
こうして四人は桃園の誓いをしたのである
はいあとがきです
今回は戦闘が無かったですね~
一刀「次はおれのかっこいい場面をかいてくれるにかな?」
はい。つぎは白蓮の所なので黄巾党との戦闘です
一刀「黄巾党が相手か。話が変わるがおかみが出てきてからだいぶPCのやつににてなかったか?」
ギクッ
いやそんなわけなでしょ。ただの思い間違いです
一刀「まあ今回はそういうことにしておこう。だが次は無いと思え」
はいがんばってかいちゃいますよ
じゃあまた次のはなしで会おう
次回「主人公変更?」
一刀「そんなの俺がゆるさねえ」
ガブリエルとっびま~す。
一刀「まて~~~」orz
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ついについにやってきました。
くだらない作品がはじまります。