No.148811

東方 白虎幻想入り・第13話

西虎さん

西虎です、今回も2個投稿です
13話が一番長いのです。それだけです
(・ω・`)

※この作品は、原作・キャラ崩壊、ストーリー崩壊があります。苦手な方は今すぐブラウザバックを押して、カカッと戻りましょう。

2010-06-07 19:57:32 投稿 / 全13ページ    総閲覧数:1057   閲覧ユーザー数:997

前回、レティに大口叩いたのはいいが・・・

 

白虎「だめだぁ~~・・・」

 

一週間近く、レティがチルノと一緒に入れる方法白玉楼の書物を読みあさって探したが・・・

 

どうにもこうにも見つからない

 

 

がらっ

 

 

妖夢「失礼します、夜食持って来ました」

 

白虎「あぁ、スマンな」

 

妖夢「探し物見つかりましたか?」

 

白虎「いや、成果無しだ、はぁ・・・・」

 

妖夢「今日は少し休んだ方が・・・」

 

白虎「いや、もう少し探すよ、春まで時間はあまり無いしな」

 

妖夢「しかし、このところ一睡もせずに食事もあまり食事をとっていないんですよ!?もし白虎さんに何かあったら私・・・」

 

白虎「妖夢・・・」

 

確かに根詰めすぎたかもな・・・

 

たまには休まないとたとえ方法が見つかっても自分が倒れてしまっては意味がない

 

白虎「・・・わかった、少し休むことにする」

 

妖夢「は、はい!」

 

笑顔になる妖夢

 

風呂に入って寝よう・・・

 

そうすれば少しは楽になるはずだ

 

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

 

眼が覚めると、外は雪だった

 

白虎「さて、また書物を読みあさるか」

 

俺は服を着替えて、書庫をめざした

 

 

~白玉楼・書庫~

 

がらっ

 

幽々子「あ、白虎久しぶり~♪」

 

白虎「あぁ、久しぶり」

 

書庫にはなぜか幽々子がいた

 

久しぶり?何で久しぶり?

 

白虎「久しぶり?」

 

幽々子「あら、一週間も寝ていたのよ?知らなかった?」

 

 一 週 間 だ と !? そんなに寝ていたのか!

 

白虎「マジでか!春まで後どれくらいなんだ!?」

 

幽々子「ん~・・・一週間ぐらいかな?」

 

な ん て こ っ た い!!

 

只でさえ時間が無いのに一週間も休んでしまった・・・

 

白虎「ところで、幽々子は何してるんだ?」

 

幽々子、まさか俺のために手伝って・・・

 

幽々子「ちょっと、気になることがあるから調べてるだけよ?」

 

あぁ、俺のために手伝ってくれてるわけじゃないのね・・・・・・

 

白虎「で?気になることって?」

 

幽々子「内緒♪」

 

白虎「そうですか・・・はっ!そうだ!」

 

幽々子「どうしたの急に・・・」

 

白虎「何でこんな事に気づかなかったんだ!紫に訊けば即解決だったじゃないか!」

 

幽々子「紫?紫なら今・・・」

 

白虎「さぁ、速く来ないかなぁ~♪」

 

幽々子「冬眠してるわよ」

 

白虎「・・・はっ?冬眠?冬眠だって?オイオイそんな事あるわけ・・・」

 

幽々子「じゃあ紫が最後に来た日は?」

 

白虎「あの鍋の日だな」

 

忘れる訳がない、あの恐怖とカオスと嬉しさは・・・

 

幽々子「それから紫が来たことは?」

 

白虎「ないな・・・」

 

そうだ、確かにあの日以降来てない、まさか本当に冬眠してるのか・・・・・・

幽々子「わかった?」

 

白虎「あぁ、わかった・・・」

 

くそ、結局見つからなかったか・・・

 

レティ、すまない・・・

 

白虎「・・・出かけてくる・・・・・・」

 

幽々子「一人で背負い込んだら辛いだけよ、白虎」

 

白虎「っ!!」

 

幽々子「私に何か出来ることがあるのなら言ってね?出来る限りのことはするわ」

 

白虎「ありがとう・・・」

 

幽々子「貴方の事を思えばよ♪」

 

白虎「帰ったら話したいことがある、いいか?」

 

幽々子「もちろん!」

 

白虎「・・・じゃあ行ってくる」

 

 

がららっ・・・トン

 

 

俺は守矢神社に顔を出してその後、昼食を慧音の家で食べ、紅魔館の美鈴に会い、霧の湖を目指した

 

 

~霧の湖~

 

 

チルノ「あっ!白虎久しぶり~」

 

大妖精「如何したんですか二週間も、心配したんですよ!」

 

白虎「スマン、少し調べものがあってな」

 

レティ「久しぶりね、白虎」

 

白虎「あぁ、久しぶり」

 

レティ「どうだった?」

 

白虎「・・・・・・」

 

レティ「そう・・・」

 

チルノ「どうかしたの?レティ」

 

レティ「いいえ、なんでもないわ」

 

白虎「じゃあ久々に遊ぶか!」

 

大・チル「うん!」

 

 

久しぶりにチルノ、レティ、大ちゃんの三人で遊んだ

 

が遊ぶのはいいが弾幕ごっこはやめてくれ、頼むから・・・

 

 

~霧の湖・夕方~

 

 

レティ「じゃあまた明日ね」

 

チルノ「・・・・・・レティ」

 

レティ「如何したの?チルノ」

 

大妖精「レティさん・・・」

 

レティ「大丈夫よ、また冬に会えるわ」

 

チルノ「ホント?」

 

レティ「えぇ、約束よ!」

 

白虎「じゃあ、2人ともまた明日な」

 

チルノ「うん!また明日!」

 

大妖精「また明日~!」

 

俺とレティは二人を後にした

 

俺達は少し紅魔館の近くの道を歩いた

 

白虎「すまない・・・・」

 

レティ「如何したのよ?急に・・・」

 

白虎「結局方法を見つけられなかった・・・」

 

レティ「気にしてないから安心して、それにまた来年の冬来ればいいって言ってくれたのはあなたじゃない」

 

白虎「それでも、お前とチルノが少しでも一緒にいれるようにしたかった・・・」

 

レティ「その気持ちだけで十分よ、本当に感謝してるわ」

 

白虎「もうすぐ・・・だな」

 

レティ「そうね・・・」

 

白虎「絶対来いよ。来ないと幻想卿中走り回って探してチルノ達のとこまで引っ張ってやる」

 

レティ「ふふふ、大丈夫よ、絶対に行くわ」

 

白虎「じゃあ、またな」

 

ドンッ!!

 

仕方ない、最終手段だ、いや出来れば使いたくなかったが・・・

~白玉楼・夕方~

 

 

ギリギリセーフだった・・・

 

遊ぶに夢中になるのはいいが時間を忘れるのはいかんな

 

仏の顔も三度まで・・・いや、まだ二回だが

 

白虎「ただいま~・・・」

 

幽々子「お帰り~♪」

 

妖夢「お帰りなさい、丁度ご飯が出来ましたよ」

 

よかった・・・怒ってなかった・・・・・・・

 

白虎「幽々子、話したいことなんだが・・・」

 

幽々子「ごめ~ん、今日はちょっと・・・」

 

白虎「そうか、じゃあまた今度聞いてくれるか?」

 

幽々子「えぇ、また今度ね」

 

その後晩飯を食べたのはいいがなんだか幽々子の様子が変だった

 

幽々子が調べていたことに関係があるのだろうか?

 

 

~白玉楼・夜~

 

 

妖夢「白虎さん、ちょっといいですか?」

 

白虎「何だ?妖夢」

 

妖夢「明日から少し春を集めに行きますので、幽々子様の傍にいてもらってもいいでしょうか?」

 

春を集めに行く?春って集める事が出来たのか・・・・

 

幻想卿って一体・・・

 

白虎「そ、そうか・・・じゃあ明日から出かけるのを控えればいいんだな?」

 

妖夢「申し訳ありません」

 

白虎「いや、構わない。頑張ってな」

 

しかし、春を集めて何をする気だ?

 

誰得なんだ?やはり幽々子が考えてることがわからん・・・・・・・

 

 

そして五月になって・・・

 

 

白虎「じゃあ、出かけてくる」

 

幽々子「いってらっしゃい、白虎♪」

 

医療道具も持ったし行くか

 

何故持っていくかって?何となく持ってったほうがいい気がするからさ

 

 

ドンッ!!

 

 

五月か・・・四月までは少し寒かったが

 

やっと春らしくなってきたな、幻想卿はどうなってるかな・・・?

 

ビュオオオオオオオオオオオオオ!!

 

どうゆう事なの・・・?何でこんなに吹雪いているの?

 

最近外に出てなかったから知らんかった・・・・

 

というか何故?何でまだ冬なんだ?

 

・・・・・・・・・妖夢が春集めたのが原因か

 

幽々子は何故妖夢に春を集めさせているのかがわからん・・・

 

白虎「と、とにかくレティはまだいるのだろうか」

 

俺は霧の湖を目指した

~霧の湖・道中~

 

 

レティ「あいたたた・・・」

 

チルノ「う~~ん」

 

何故か二人はぼろぼろなっていた

 

白虎「おい!大丈夫か!?」

 

レティ「何とかね・・・」

 

チルノ「あたいはさいきょーだからへいきだよ」

 

白虎「ちょっと待ってろ、すぐに手当てしてやる」

 

よかった・・・大した傷じゃないな

 

白虎「これでよしっと」

 

レティ「ありがとう、白虎」

 

白虎「それより何があった?」

 

レティ「紅魔館のメイドと白黒の魔法使い、それと博霊の巫女と戦って・・・」

 

霊夢に魔理沙に咲夜さん?やはり妖夢が春を集めたことに何か関係があるのか・・・?

 

白虎「皆は何処へ向かった?」

 

レティ「この先にある廃家に向ったわ」

 

白虎「わかった、ありがとうな」

 

レティ「気をつけてね・・・」

 

 

ドンッ!!

 

 

~廃家~

 

橙「いたた・・・なんだったの?一体・・・」

 

白虎「橙!?如何した!?」

 

白虎「すぐ手当てしてやる、ちょっと待ってろ・・・」

 

しかし・・・あいつらも容赦ないなホント・・・

 

橙「ありがとうございます。白虎さま」

 

橙「あ、ところで白虎さま、一体どうしたんですか?」

 

いや、こっちの台詞だよ・・・

 

白虎「まさか霊夢と魔理沙と咲夜さんが・・・」

 

橙「はい、どうして分かったんです?」

 

やっぱり・・・あの三人が出るくらいだから相当今回の異変は不味い事なのか

 

橙「にしても、どうして此処が?」

 

白虎「友達に教えてもらってな、まさかと思って来たんだ」

 

白虎「ところで三人は何処に?」

 

橙「あっちの方に・・・・」

 

白虎「わかった、ありがとう」

 

 

ドンッ!!

~魔法の森~

 

アリス「あいつら・・・ほんとに大丈夫かしら・・・」

 

白虎「アリス・・・お前もか・・・今日は怪我人多いな」

 

アリス「あら、ひさしぶりね」

 

白虎「手当てしてやるから、動くなよ」

 

もしかしたら、アリスなら何か知ってるかも知れんな

 

アリス「ありがと、魔力を使わずにすんだわ」

 

白虎「アリス、お前なら今どういう状況か分かるだろう」

 

アリス「犯人までは分からないけど」

 

白虎「教えてくれ、もしかしたらあいつに関るかもしれん」

 

アリス「あいつ?あぁ、あの亡霊のことね」

 

白虎「頼む・・・」

 

アリス「・・・わかったわ」

 

白虎「このままあいつが春を集め続けたらやはり・・・・」

 

アリス「永遠に春はこないわ」

 

白虎「春を元に戻すには?」

 

アリス「春を集めるか、元凶を潰すかね」

 

白虎「・・・・・」

 

アリス「如何したの?」

 

やはり、幽々子が原因か・・・しかしそんなに春を集めて何をする気だ・・・?

 

アリス「白虎?」

 

白虎「アリス、三人は白玉楼か・・・?」

 

アリス「おそらくね」

 

白虎「急がないとな・・・・・・」

 

 

ドンッ!!!

 

 

~道中~

 

?「う~ん・・・春~・・」

 

なんか妖精が倒れてる・・・

 

おおよそ霊夢達がボコって行ったのだろう

 

白虎「とりあえず手当てを・・・」

 

しかし手当たり次第に攻撃は如何かと思うが・・・・

 

?「ありがとー♪」

 

白虎「君は?」

 

リリー「私リリーホワイト、皆に春が来たことを教える妖精」

 

春告げ妖精か・・・・・

 

白虎「西牙白虎だ、白虎でいい」

 

白虎「どうして君が攻撃されたんだ?春を告げただけだろう?」

 

リリー「そうだよー?」

 

白虎「ちなみに、春の告げ方って?」

 

リリー「弾幕だよ」

 

・・・・・そりゃあ攻撃されるわな・・・納得した、うん

 

白虎「今度から弾幕じゃなくて、別の方法で春を告げてみたらどうだ?そしたら攻撃されないと思うぞ」

 

リリー「そっか~♪」

 

いや、もっと早く気づこうよ・・・・・

 

白虎「じゃあ俺急いでるから、気をつけてな」

 

リリー「またね~♪」

~白玉楼門前~

 

 

?「どうしよう、お姉ちゃん・・・」

 

?「そうねぇ~」

 

?「休憩したら少し練習しようか」

 

門前に誰かいる、まさか幽々子が呼んだのか?

 

?「あら?あなたは誰?

 

白虎「俺は西牙白虎、君達は?」

 

ルナサ「ルナサ・プリズムリバー、長女よ」

 

メルラン「同じく、メルラン。次女」

 

リリカ「リリカ、三女」

 

やはり此処に春が集中してる、後、奥から妖気を感じるな・・・・

 

ルナサ「あなたが白虎ね・・・急いだ方がいいわ」

 

白虎「え!?」

 

リリカ「ルナサお姉ちゃんが言うなら本当にそうかもね」

 

メルラン「がんばってね~♪」

 

急がないと・・・・

 

 

~白玉楼・階段~

 

 

クソ!悪霊が多いな!

 

一掃してやる!!

 

白虎「散符「ライオットキャノン」」

 

ドゴン!!!ボボボボボボボン!!

 

よし!これで一気に進める!

 

そういえば妖夢がいないな?

 

何処行った・・・ってまたきやがった!

 

白虎「白符「桜の記憶~約束の桜の木下で~」!」

 

ボボン!ボボボボン!ボボボボボボボン!

 

白虎「よし!急ぐぞ!」

 

 

~白玉楼・桜道・夜~

 

 

妖夢「う~~ん・・・幽々子様ぁ・・・」

 

白虎「妖夢!大丈夫か!?」

 

妖夢「私のことより、幽々子様のとこに・・・」

 

白虎「アホか!すぐ手当てしてやる!」

 

多分一回やられて、それでも行ったんだろうな・・・

 

こいつならやりかねん・・・・・・・

 

妖夢「すいません・・・」

 

白虎「聞かせてくれ、幽々子は何をしようとしてるんだ・・・・?」

 

妖夢「幽々子様は・・・・幽々子様は、“西行妖”を復活させようとしています」

 

白虎「西行妖を!?」

 

西行妖・・・幽々子の話しによると、封印された妖怪桜、そして俺が読んだ書物によると、かつては普通の桜だったアレも人の血を吸い続けた

結果、妖怪になった、そして・・・・

 

白虎「誰かを人柱にし、封印した・・・」

 

妖夢「そうです、アレが復活する前に幽々子様を・・・」

白虎「わかった、後は任せろ」

 

白虎「妖夢は此処で休んでろ、行ってくる!」

 

 

ゴンッ!!

 

 

そういえば、俺が読んだ書物の続きには確かこう書かれていた

 

富士見の娘、西行妖満開の時、幽明境を分かつ、その魂、白玉楼中で安らむ様、西行妖の花を封印し、これを持って封印する

願うなら、二度と苦しみを味わうことの無い様、永久に転生することを忘れ・・・

 

この後は、書き潰れて読めなくなっていた

 

この唄の翻訳は殆ど終わってる

 

富士見の娘は、西行妖が満開の時に自ら命を絶ち、白玉楼の中で安らむ様、自らを人柱として西行妖を封印した、そして二度と苦しまないように、永久に転生を忘れ・・・

 

この唄を唄ったは俺の勘が外れてなければ紫の可能性が高い

 

紫は生前の幽々子知っているらしいし

 

後、封印のことはよく分からんが、紫が協力したのだろうか、書物が涙でしわしわになってた・・・・・・

 

しかし、富士見の娘って一体誰なんだ?

 

後著者の所に西行法師って書いてあったが、まさか幽々子の父さんか?

しかし西行法師は幽々子より先に・・・

 

そういえば前に紫がこんなことを訊いてきた

 

 

紫「もし幽々子が自ら消えようとする事があったら、貴方は如何する?」

 

 

俺は、もし消えようとするなら、力尽くでも幽々子を止めるっと言った

 

すると紫は、じゃあ西行妖が復活しそうになったときはよろしくねっと言って帰っていった

 

その時の紫は何故か悲しそうな表情だった

 

今ある情報は・・・・

 

西行妖を封印したのは富士見の娘、もしかしたら紫、西行法師は幽々子の父さん

 

富士見の娘は自らを人柱にして封印した

 

紫は生前の幽々子を知っている

 

西行法師は幽々子より先に死んだ、

 

これらをまとめてみよう

 

紫は西行妖を封印した富士見の娘を知っている。

 

そして紫は生前の幽々子を知っていた。

 

ん?なんか引っかかるな・・・・

 

あの書物は紫は途中から書き足したのか?

 

今にして考えれば紫のあの言葉の意味は・・・・

 

 

もし幽々子が自ら消えようとする事があったら、貴方は如何する?

 

 

あの言葉の意味とまとめを照らし合わせる

 

紫は西行妖封印に立ち合わせていた。

 

幽々子が自ら消える?封印が解ける?

 

西行妖が復活しそうなったらよろしく?

 

まさか富士見の娘は・・・・

幽々子のことか!!

 

ということは封印がとけたら幽々子は・・・・・

 

何で今の今まで気づかなかった!!こういう時だけ鈍いな俺って!!

 

白虎「急がないとマズイ!!」

 

とその瞬間

 

ボーーーーン!!

 

白虎「なんだ!?」

 

上を見ると

 

真名「クソっ!!」

 

魔理沙「弾幕はパワーだぜ!!」

 

咲夜「流石のあなたもこれはキツイでしょう?」

 

真名に咲夜さんに魔理沙?

 

咲夜さんと魔理沙はともかく真名が何で此処に?

 

まぁ、真名は二人に集中してるお陰でこっちには気づいてない

 

白虎「このまま突っ切れば!」

 

そうこのまま走っていれば・・・

 

 

~白玉楼~

 

 

霊夢「もう!弾幕が濃すぎて近づけない!」

 

幽々子「いい加減諦めたら?紅白の蝶」

 

霊夢「誰が!」

 

幽々子「終わりよ!桜符「完全なる墨染の桜 ・・・!」

 

霊夢「しまっ・・・!」

 

幽々子「・・・・・・・・・・」

 

霊夢「・・・あれ?」

 

白虎「真符「隠されし真実~止める者、知らぬもの者~」!!」

 

幽々子「開花!!」

 

ボボボボーーーン!!

 

危なかった・・・後一秒能力を使うのが遅かったら終わってた・・・

 

俺の能力は只物の速度だけを操るだけではなく、喋る速度も操ることができる

 

俺は幽々子のスペカ宣言を能力を使って遅らせた

 

そして、俺は幽々子のスペカ宣言終了と同時にスペカ宣言して弾幕を総裁した

 

正直、かなり疲れたぜ・・・・

 

霊夢「白虎!?アンタ何で来たのよ!?」

 

白虎「幽々子!西行妖の封印を解いちゃいけない!!」

 

幽々子「どうして?白虎は何が復活するか知ってるの?」

 

白虎「西行妖の封印が溶けたお前は・・・!」

 

霊夢「霊符「夢想封印 集」!!」

 

幽々子「あっ!」

 

白虎「なっ!?霊夢!お前!!」

 

霊夢「悪いけどさっさと終わりにさせてもらうわ、あんたらの長話を聞くほど私の気は長くないの」

 

長話ってそんなに長くは無いだろ!どんだけ短気なんだ!クソッ!

 

弾幕を遅くして幽々子が回避できるように・・・

 

無理だ、幽々子はそこまで運動神経良くない!

スペカで総裁?ダメだ、さっきので霊力も妖力もあまり残ってない

 

何か方法は・・・・

 

ヒュウン!

 

俺の服のポケットが光るのを感じた

 

白虎「これは・・・四神「ミチユク白虎」?」

 

何かよく分からんが、使わせてもらう!

 

白虎「四神「ミチユク白虎」!!」

 

ブゥン!

 

幽々子「白虎!?」

 

白虎「よう!幽々子!」

 

俺は幽々子の目の前にいた

 

なるほど、移動用スペカか、便利だが正直もう霊も妖もスッカラカンなんだよな・・・

 

白虎「幽々子・・・」

 

幽々子「何?・・・・」

 

白虎「すまない・・・」

 

幽々子「へ・・・?」

 

ガバッ!!

 

俺は幽々子を抱きしめる形でかばった

 

幽々子「!!」

 

ボボボボボボボボーーーーーン

 

幽々子「白虎ぉ!!」

 

あぁ、幽々子が遠くなっていく・・・・・・・

 

そうか俺は落ちてるのか・・・景色が紅く見える・・・・

 

全身が痛い・・・意識が遠い・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お前はそれいいのか?

誰だ・・・?

 

このまま終わっていいのか?

 

もう力が出ない・・・俺は・・・・・・

 

またあいつを悲しませるのか?

 

そ、それは・・・

 

だったら生きてみろ。あいつの為に、お前を大切に思っている奴の為に・・・・・

 

お前は誰なんだ?

 

俺はお前、お前の仲にいるもう一つの存在、それだけだ

 

・・・・もう一人の俺か

 

お前は幼い時から一人ぼっちだった

 

親の愛も知らず生きてきた

 

だが、これからは違う

 

お前は愛されて生きることになる

 

故にお前を愛してる奴の為に生きていかなくてはならない

 

お前は俺とは違う 生きてお前の生きた証を俺に見せてみろ!

 

・・・・・分かった。

 

俺は生きる、生きてやる!生きて俺の生きた証を・・・・・・・・!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白虎「ここ・・・は・・・?」

 

そうか俺は、生きてるのか・・・

 

幽々子「白虎!?眼が覚めたの!?」

 

気がついたら、俺は幽々子の膝の上にいた

 

白虎「あぁ・・・おはよう、幽々子」

 

幽々子「うん・・・おはよ・・・・ふぇ・・・・」

 

幽々子「うぇえええええええええええええええええええええん!!」

 

白虎「幽々子・・・・」

 

幽々子「白虎ぉ!白虎ぉぉぉ!うええぇぇえええええん!!」

 

白虎「わかったわかった。もう泣くな」

 

幽々子「だって・・だって・・」

 

霊夢「何だ生きてたの?」

 

勝手に殺すな・・・この野郎・・・・

 

霊夢「本気で撃った夢想封印受けたのよ?いくら半妖だからって説明できるもんじゃないわ」

 

幽々子「・・・・・・・」

 

白虎「幽々子、気持ちは分かるが、落ち着け」

 

俺は幽々子に西行妖の真実を話した

 

霊夢「ふ~~ん、何で早く言わなかったの?」

 

白虎「言ってる最中にお前が夢想封印ぶっ放してきたんだろうが・・・」

 

幽々子「そうだったの・・・・・ゴメンね白虎」

 

白虎「納得してくれて、こっちも嬉しい」

 

ヒュウン!

 

またポケットが・・・・

 

今度は何だ?

 

幽々子「如何したの?」

 

白虎「スペカが増えたと思ったら今度なんだ?」

 

・・・・ス ペ カ が 何 か 進 化 し と る

 

後、また増えてる・・・・

 

 

幽々子「おぉ~♪」

 

霊夢「へぇ~、詩人ねぇ~♪」

 

何これ?名前変わりすぎでしょう・・・・?

 

後、名前が・・・

 

変化の仕方を簡単に説明すると・・・・・

 

 

最初:真符「隠されし真実~知った者、起こす者~」

    ↓

さっきまで:真符「隠されし真実~止める者、知らぬもの者~」

    ↓

今:真実「明かされた秘密~究極の真実~」

 

と・・・・

 

最初:散符「ライオット」

    ↓

さっきまで:散符「ライオットキャノン」

    ↓

今:散弾「ライオットカノン」

 

ついでに

 

情景「小さくうなずく枯れた花~届かない日の光~」

 

新風「ゆがんだ命、並んでいる木々~巻き込まれていく無数の音~」

 

光符「色褪せた欠片~散りゆく姿~」

 

暦「イクツモノ歳月~もう一人じゃない~」

 

笑顔「振りまいていくあたたかな日~一滴の涙~」

 

雨「遠くから眺めて~行き着く先は変わらない~」

 

涙「待ち焦がれている桜の下~美しい命よ~」

 

あまりにも増えすぎだろ・・・・てか名前自重しろ・・・・・・

 

白虎「恥ずかしい・・・」

 

霊夢「まぁ、アンタの幽々子に対する想いがスペカを強化したんじゃない?」

 

幽々子「そして、想いが強すぎたため、スペカも増えちゃったのね~♪」

 

まぁ、幽々子が無事でよかった・・・

 

白虎「じゃあ春を元に戻すか」

 

妖夢「幽々子様ーーー!」

 

幽々子「あら妖夢じゃない、大丈夫?」

 

妖夢「幽々子様のほうが心配です!!」

 

幽々子「あらあら、ふふふ♪」

 

その後、幻想卿に春が訪れた

 

が、俺は引っかかる物が残っている・・・・

 

それは西行妖だ、あいつがある限り幽々子は・・・

 

だが封印を解けばあいつは・・・・

 

けど今は休もう・・・

~白玉楼・縁側・深夜~

 

 

幽々子「白虎・・・」

 

白虎「幽々子か、どうした?」

 

幽々子「また何か抱え込んでるんでしょ?」

 

白虎「ばれたかw」

 

幽々子「そういえば前にも何か言おうとしてたわね?」

 

そういえば言おうとして言い出せなかったけ

 

白虎「あぁ、友達をここに泊めてほしいんだ」

 

幽々子「友達?」

 

白虎「あぁ、こっちだ」

 

レティ「・・・・・こんにちは」

 

幽々子「あなたは?」

 

白虎「紹介するよ。レティ・ホワイトロック、季節妖怪だ」

 

レティ「私は、冬しかいれないわ」

 

白虎「そう、レティは冬の間しか入れない。それで・・・・」

 

幽々子「それで、この子を泊めてあげればいいのね?」

 

白虎「だめか・・・・?」

 

幽々子「いいえ、かまわないわ♪」

 

白虎「ホントか!?ありがとう!!」

 

だきぃ!

 

俺は思わず幽々子を抱きしめていた

 

幽々子「びゃびゃびゃびゃ!白虎!?!?!?//////」

 

白虎「ありがとう!幽々子!!」

 

ぎゅううううううう

 

レティ「・・・・・いいな~」(ボソッ

 

幽々子「あう~~~~~~~/////」

 

白虎「はっ!す、スマン!つい・・・///」

 

幽々子「ううん、むしろ・・・///」

 

レティ「あの~・・」

 

幽々子「あっ・・じゃ、じゃあ明日からよろしくね!レティ!///」

 

白虎「あ、あぁ!よろしく!////」

 

レティ「これでもう・・・」

 

白虎「あぁ、チルノと分かれなくてすむぞ」

 

幽々子「そうそう、明日真名がここでやりたい事があるって」

 

真名が?何をしようってんだ?

~次の日・白玉楼・西行妖~

 

 

だき・・・

 

幽々子が俺の腕に抱きついてきた

 

幽々子「もうあんな無茶しないでね?」

 

白虎「分かってるよ」

 

ぎゅう・・・

 

真名「さて、そろそろ・・・・」

 

なんだ?あいつの魔力が・・・・

 

真名「いただきます」

 

白虎「は!?」

 

ギュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!

 

白虎「はん!?!?」

 

まさかコイツ、西行妖を喰ってる?!

 

徐々に西行妖の妖気が消えていく・・・・・?

 

その瞬間俺には見えた

 

白虎「!?!?」

 

幽々子に瓜二つの女性が幽々子と一つになるのを・・・

 

真名「ふぅ・・・ご馳走様♪かなりおいしかったよ♪」

 

白虎「真名、どういう風の吹き回しだ?」

 

真名「別に?あの妖怪桜がおいしそうだっただけだよ?」

 

真名「あの桜が幽々子さんを縛り付けてるからとかそんなんじゃないからね?」

 

白虎「・・・・・・」

 

真名「どうしたの?」

 

白虎「お前の本心を訊く気はないが、これだけは言わせてくれ」

 

白虎「ありがとう・・・」

 

真名「礼を言われる筋合いはないよ、じゃあお幸せに♪フラグ野郎♪」

 

そう言うと、真名は帰っていった

 

白虎「最後のそれで全部ぶち壊しだ・・・」

 

だがこれで幽々子は・・・

 

妖夢「今に思うんですけど、もうコレ、妖怪じゃないですよね・・・」

 

レティ「確かに、もう妖気は感じないわね」

 

幽々子「なんて名前にしましょうか?」

 

名前なぁ・・・ここはいっそシンプルに・・・

 

白虎「“西行桜”ってのはどうだ?」

 

妖夢「西行桜、ですか」

 

幽々子「じゃあそれにしちゃいましょうか♪」

 

あっさりだな・・・おい・・・・

 

まぁ、何はともあれ、問題は全て解決・・・

 

映姫「おほん!」

 

あ・・・・・

 

小町「やっほ~♪」

 

慧音「白虎?コレはどういうことか教えてくれ・・・」

 

大妖精「・・・・慧音さんと同じ意見です」

 

チルノ「レティ!」

 

にとり「・・・・・同じく訊かせて」

 

文「おぉ!これは特ダネの予感!!」

 

だ ぁ れ か 助 け てーーーーー!!(泣)

 

この後映姫は説得しなきゃならんわ、慧音達には納得できる説明しなきゃならんわで疲れた・・・・後、文、写真はカンベンな?

 

 

~白玉楼・縁側・夕刻~

 

白虎「はぁ・・・疲れた・・・・もう疲れた・・・」

 

どうなったかというと・・・・

 

何とか映姫を説得→全員に説明→全員今日泊まる→晩飯→妖夢爆弾発言(皆さん白虎さんのこと好きなんですか?)→口論に発展→俺逃走←今ここ

 

もう疲れた・・・体がもたん・・・・・・・

 

ヒュウン!

 

まただよ・・・今度なんだ?

 

何が進化した?何が増えた?

 

俺はスペカを取り出した

 

・・・・・・・

 

さっきまで:白符「桜の記憶~めぐり逢う二人~」

      ↓

今:西行寺「桜の記憶~果された約束、解けた呪縛~」

 

何だコレ?絶対に狙ってるだろ・・・

 

慧音「あ!見つけたぞ!」

 

白虎「もうカンベンしてくれ・・・」

 

にとり「いいや!白虎にも関係して来るんだからね!」

 

 

はぁ、俺この先生き残れるかなぁ・・・・


 
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