No.147647

真・恋姫無双 ~河賊団~

よしお。さん

今まで妄想伝の方で書いておりましたが、
作風をがらっと変えてTINAMIで書いて行こうと思います!
応援お願いしますヾ(*・∀・*)ノ

2010-06-04 15:35:54 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:5888   閲覧ユーザー数:4868

 

 

 

 

「甘寧一番乗りぃぃぃ!!!者共続けぇ!!!」

 

―ワアアァァァァァァァ!!!―

 

 

甘寧率いる河賊団が小船を陸に着け、町へ向かう

目的は重い税を課し、人々から金を毟り取って贅沢三昧をしている「許貢」

 

甘寧は船から飛ぶように陸に降り、口上を述べてから目的の人物のいる呉郡へと向かう

後に続くように、武装した河賊述べ2千人が甘寧の後を着いていく

 

 

 

 

 

***

「なんですってー!?」

兵からもたらされたのは、義賊として名を馳せる甘寧が自分の領地に攻めに来たということだった

 

「い、いえ、ですから賊が……」

「んなもの、あなた達でどうにかなさいな!くぅ……賊風情が私の贅沢三昧の生活を脅かして!」

 

慌てる許貢、うろたえる兵

そんな混沌としたところに、一人の将が入ってきた

 

「お言葉ですが許貢殿。先の盛憲(せいけん)との戦で被った被害により出せる兵は限られてしまっています」

盛憲というのは、許貢の前に呉郡の太守を務めていた者であり、

元は官僚であった許貢が盛憲を攻め、太守に成り代わったのである

盛憲は捕えられ、今は幽閉されている

 

「くぅぅ!めんどくさい!あの女の兵を使えばいいでしょう!」

癇癪を起こした許貢に呆れた顔を見せる将

「御意」

 

そう言い、来た道を引き返す将

向かう先は盛憲の囚われた牢……

 

 

 

 

 

 

「盛憲様」

「おー、来てくれたか高岱(こうたい)」

 

牢にしてはかなり清潔なそこは、前太守盛憲が幽閉されているところで

親しげに話すのは、先ほど許貢に命じられた将であった

 

 

「どうやら準備ができたようです」

「ほー、義賊と繋がれたか。よかったよかった」

 

「ふふ……まったく、一度私に裏切られているのにどうしてそう……」

「訳有りなんだろう?それにあたしは一度信じた人間は疑いたくないんだ♪」

「そこを許貢に突かれたんですよね?」

言われて苦い顔をする盛憲

 

「や、まぁ部下から進言はあったんだけどねー。

ま、命獲られてないからあたしの勝ちってことで♪」

やれやれ、と肩を下げる高岱

 

「さて、戯れはここまでにしよう」

先ほどのゆるゆるな雰囲気から一転、

太守の顔が出てきた

 

「あたしの兵を使って甘寧と合流し次第、反転。

あたしの兵を率いる将として甘寧と共にこの城を許貢から奪い返せ」

「御意。ふふ……我が主よ、私を信じてくださってありがとうございます」

 

 

盛憲に背を向け、言う

 

「許貢に主の器無し」

 

そう言った高岱の背中を見つめながら、

怒らせたら怖い性質の人間だよね、あれ、と

 

一人笑みを浮かばせながら呟くのだった

 

 

 

 

許貢(きょこう)

 

元は官僚だったが、盛憲が隙だらけだったので武力で攻め落とし、

呉郡を手にした。

高岱には女狐と影から言われるが、本人は気づかない。

都合の良いことしか通さないフィルターを持つ。

高岱には怖くて逆らえないけど、盛憲にはどんどん逆らっちゃおう!

高岱が一緒にいない時限定で。

 

実は天から降ってきた美男子を拾ったのを機に天下を狙い始めた。

それ故にまず手ごろな呉郡から攻め落としたのだが……

序盤で頓挫しちゃいそうだよね!仕方ないね!あくまでモブだしね!

 

スタイルは抜群だけど結構わがまま。わがままボディだときっと性格もわがままになるんだろうね。

 

 

 

 

盛憲(せいけん)

 

 

 

立派な度量を持つ人物。器がでかい。ちょっとやそっとの事でも怒らない。

高岱の才能に気づき、側近に。

高岱の才能に気づくエピソードを3行でまとめると、

 

ふんふんふーん~♪今日も町出て人と話そうかーい♪

や?あそこに盗人がいるじゃん!え、なんでこっちくんの?「おらこっちこい!」え、ちょ、あたし太守なんだけど

ちょ、まwwwやめwww離せってwwww誰か助けてwwwww「盗人め、覚悟!(ばきっ」ぽっ

 

みたいな。そんな感じ。

実は盛憲だけでも賊は倒せたが、近くにいた高岱の反応が知りたくて捕まった振りをした。

賊に捕まったときに胸を揉まれてパニくった可愛い一面もある。

次の日、賊は釈放されたが両手とあそこが……(ノ∀`)アチャー(注:高岱が秘密裏に賊を処理した)

 

部下から「あの女狐最近うち狙ってますよ、男つきで」「あんだとおおおおお!!!」

果たして呉郡を狙っていることに怒ったのか、男つきの部分で怒ったのか……

 

許貢に負けず劣らずのボディ。自分の身体がどんだけ悩ましいのか理解できていない。

 

 

 

 

高岱(こうたい)

 

 

 

聡明で、財貨を軽んじて義心を尊ぶ。

人を推挙するのに虚名に惑わされない。そんなわけで呉郡の太守の盛憲に見出された。

盛憲の忠臣。犬っころみたいな人。普段クールぶってます。

盛憲の人の良さに、いつか誰かに騙されるんじゃなかろうかと頭を悩ませる。

そして!許貢が攻めてきた!!

 

「きちんと手綱を握っていないからこうなるのです。見限りました」

「(´・ω・`)しょぼーん」

 

抵抗を一切しない盛憲を牢に連れて行く最中に、

いくら策でもやりすぎたと反省しながら、

「これ策ですから!!策ですから!」と何度も涙目になりながら盛憲に言うのだった。

拗ねた盛憲ほど厄介なのはいないんだろうな、と思う高岱なのであった。

 

武は相当のもの。

頭もいいから策略もある程度無力化にできるし。

 

先の二人と似た感じのエロスボディ。盛憲が男だったら良かったのに、とは高岱の弁。

(盛憲も高岱が男だったら、と言っている)

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

 

 

今まで妄想伝の方で書いてたけどTINAMIで書きたくなっちゃった(´・ω・`)

いいよね、書いても……

 

 

 

 

 

 

今後の展望

 

甘寧と合流して許貢を討つ

 

 

 

 

 

 

 

 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
33
10

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択