No.145396

セキレイ 妄想サイドストーリー2

オトナシさん

一応続きの希望がありましたので、アップしたいと思います。

ここから完全にオリジナルな設定が入るので、ご注意ください。

あと、大和の設定を載せたいと思いましたのでよければ見てみてください。

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2010-05-25 01:43:39 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:2773   閲覧ユーザー数:2650

その日の晩、俺は一睡もすることができなかった。

 

理由はもちろんあのバトルを目撃したからだ。

 

だが、理由はそれだけではなかった。

 

「ああ、あのバトルすごかったなぁ。また見たいなぁ。てか、あの人にまた会いたいなぁ」

 

大和の頭からあの白い着物のような格好をした女が離れなかった。

 

「うーん、やっぱこれって、一目惚れってやつだよな。たぶん・・・」

 

しかし、異性に対して恋愛感情を抱いたこのない大和は自分の感情が良く分からないでいた。

 

「もう一回会えば分かると思うけど、あのジャンプ力だし、もうこの辺りにはいないよなぁきっと」

 

そこで、ふと時計を見るとちょうど8時を指していた。

 

「やべっ、遅刻だ!」

 

そう言うとベットから飛び降り、素早く身支度を整え学校へと向かった。

帝都内、北エリアのビルの屋上

 

そこに一人の美しい女性がこれまた美しい髪をなびかせたたずんでいた。

 

「何か私に用ですか?焔」

 

そう言うと女性の背後に鼻の辺りまで黒尽くめの格好をした男が着地した。

 

「最近何かと物騒だからね」

 

「羽化前のセキレイばかりを狙う輩なら、昨日追い払いましたよ」

 

「そいつらだけじゃなくて、無理やり羽化をさせて自分たちのセキレイにしようとしてるやつらも最近出てきているからね。いくら元懲罰部隊の白い鶺鴒でも、さすがに多勢に無勢になると思ったから忠告に来たんだよ」

 

「そうですか。ですが他人のことばかり心配をしていて良いのですか?見たところ、あなたもまだ羽化していないようですが?」

 

「君も知っていると思うけど、僕はなりそこないだから・・・」

 

「そういえばそうでしたね。話はもう終わりですか?」

 

「一つ質問してもいいかな?」

 

「なんでしょう?」

 

「君は葦牙を探さないのかい?」

 

「ええ」

 

「どうして?セキレイは羽化してこそ本来の力を発揮できるし、そのうち色んな葦牙とセキレイが君を羽化させようと狙ってくるよ?」

 

「私は鶺鴒計画なんてものに私の運命の方を戦いに巻き込みたくありませんから。何人私を狙ってこようとも、私はこのまま生き残ってみせます」

 

「そうか。決意は固いようだね」

 

「ええ。わざわざ来てくれたのに申し訳ありませんね」

 

「いや」

 

「それでは、今度こそ失礼しますね。焔」

 

「ああ」

 

あいさつをすると、女は飛び去って行った。

ここで今回あまり登場しなかった大和の設定を書きたいと思います。

 

名前・・・秋月大和

 

年齢・・・17歳

 

所属・・・帝都内の私立高校(北エリア)

 

人物像・・・何か面白そうなこと、珍しいことには積極的に首を突っ込む。

      成績は上の下。運動神経は並。

      両親は最近海外出張中になったため現在一人暮らしを満喫中(家事はできなくはない      があまりうまくない)。そのため男友達がしょっちゅう遊びに来る。

 

こんな感じにイメージしています。なんかベタですね。

でも、セキレイのキャラってみんな高卒以上なのでこういうのもありだと思うんです。

ご意見があればどうぞ


 
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