No.144065

病姫無双 外伝 21

護衛さん

さてどうしようか

2010-05-19 03:55:08 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:6170   閲覧ユーザー数:4527

一刀「俺を楽しませてみろ・・・・曹操」

俺がそうつぶやいて・・・・一体どれくらいのときが流れただろうな・・・・なぁ、華琳

一刀「弱いな・・・これでよく覇王と名乗れたものだ」

曹操「くっ!・・・まだよ・・・・まだ・・・負けたわけじゃ・・・」

鎌を杖に震える足で立ち上がるが・・・・

『カランッ!キャッ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・』

一刀「まるで男みたいだな・・・・・ふははは」

曹操「ばかに・・・・しないでしょ『パシッ!』!」

一刀「この程度か・・・・期待はずれだな・・・・」

曹操「ぐはっ」

一体何時間この光景が続くのか・・・・・まぁいい

髪を落とされ、左腕はありえない方向に折れ曲がり、体中切り傷だらけ

そんな状態でもまだ挑むか

曹操「馬鹿に・・・・しないで・・・・よね・・・・・私・・・・は・・・・・『ガスッ!』キャァ」

一刀「聞き飽きた・・・・お前が何者だろうと関係ない・・・・あはは」

曹操「なっなによ・・・・」

一刀「そういえばお前のところから流れてきた兵から聞いたぞ・・・・面白いことを言っていたらしいじゃないか」

曹操「何を・・・いって・・・「誇りある死か」っ!」

一刀「いいご身分だな・・・・兵に死ねってか・・・・皆守りたいものがあるから戦うってのに・・・・」

一刀「なら、お前は潔く死を選ぶっていうのか?」

曹操「ええ・・・・もちろんよ」

一刀「なら・・・死ね」

曹操「それは・・・・わかったわ・・・」

一刀「これで・・・魏は滅びるな・・・・あっさりしたものだ」

曹操「私が死んでも・・・・魏は・・・・なくならないわ・・・・・」

一刀「ほぉ・・・・どうだろうな・・・・その自信・・・・ふはは、よし・・・・変更だ」

曹操「ちょっと・・・何をするの・・・」

一刀「何・・・・面白いことだよ・・・・・」

一刀「・・・・魏の兵どもよ!曹操は俺に下った!武器を捨て国に帰れ!そうすれば・・・・大切なものを失わなくても済むぞ」

曹操「そんなことで兵たちが『カラン・・・・・カランカランカラン』え!?」

一刀「いけ!」

そして・・・・・瀕死の将たちしか残らなかった・・・・いや、彼女らは動けないのだ・・・・

足を折られた者や気絶・・・・唯一傷を負ってないのは・・・・自称筆頭軍師のジュンイクだけだった

一刀「ただいま」

白蓮「おう・・・・って曹操!?」

曹操「・・・・」

一刀「そんなに驚くなよ・・・なに、つれてきたわけはすぐにわかる」

白蓮「そうか・・・・さっき水から連絡があってな・・・・『うまく行った』らしい」

一刀「そうか・・・・そうじゃなくちゃな・・・・誰か!」

兵「はっ!」

一刀「こいつらを・・・・に」

兵「はっ!」

風「あ、おにーさんオカエリなのです~」

一刀「ただいま、風」

稟「一刀様・・・星殿が袁招を・・・・」

一刀「殺してはないよな?「はい」ならよし」

蒼「ただいま・・・ご主人様!(ぴょ~ん)」

一刀「おっと・・・・オカエリ、蒼(なでなで)」

蒼「蒼・・・がんばった・・・・」

一刀「蒼はどこにいったんだ?」

蒼「緑のとこ」

雛里「劉備軍のところって意味ですか?「うん」」

蒼「皆、生きてる?・・・つれてきた」

一刀「そうか・・・よくやったな(なでなで)」

蒼「えへへ(//////)」

風「あとは・・・呉と西涼軍ですか・・・・」

詠「西涼は撤退したわ」

風「おや?どうしてですか?」

詠「五胡が攻めてきたみたいなの・・・・それでね」

風「なるほど・・・・では残りは呉だけと?」

詠「ええ・・・そうなるわね」

詠「ところで・・・・帝はどうするつもり?その・・・逆賊という烙印押されたのでしょ?」

風「まだ幼いと聞いているのですよ~・・・・でも」

詠「許すつもりはないみたいね・・・・」

兵「失礼します!国境付近で袁術捕獲!」

風「ご苦労様なのです~・・・・さぁ、詠ちゃん・・・忙しくなるのですよ~」

詠「ええ・・・わかってるわ・・・」

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
40
2

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択