これが夢なら悪夢だ
早く醒めて欲しい
これが現実なら聞き間違いだ
そうであって欲しい
「ゼファー、どうしたにゃ?体調でも悪いかにゃ?」
周りを見渡しても動揺しているものは一人もいない
「いきなりキョロキョロしてどうしたにゃ?」
やめろ
「まぁ、とにかく軍議を始めるにゃ」
やめてくれ
「最近オガワラ軍の侵攻が激しくなってきてるにゃ」
頼むからやめてくれ
「どうしたにゃ?顔色が悪いにゃ?」
もう限界だ
「医務室に行ってきたほうが良いにゃ」
「変な語尾を付けて喋るのはやめてくれ!!ドネラ!!」
そこで目が覚めた
ベッドのシーツが寝汗でぐっしょりと濡れている
「はぁ・・・はぁ・・・夢か・・・・・・」
時計を見ると軍議が始まっている時間だ
「とにかく急ごう」
ゼファーは慌てて帷子を纏いふらふらとした足取りで軍議に向かった
「ゼファー、どうしたにゃ?なんか顔色が悪いにゃ」
Tweet |
|
|
1
|
0
|
追加するフォルダを選択
書かずにはいれなかった
深く謝罪をばorz