No.143731

真・恋姫†無双~ただ守るため~三話

天戒さん

事故ってしまい更新が出来ませんでした
何とか回復したので載せます

駄文&自己満の作品なので色々おかしいですが読んでもらえると嬉しいです

2010-05-17 18:46:04 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:2682   閲覧ユーザー数:2440

 

 

涼side

 

目の前には賊の群れ

 

統率も無くただ奪うだけの人では無くなった獣

 

自分の欲の為に邑を襲い、全てを奪い穢していく

 

あいつらも被害者だろうが容赦はしない

 

今は後ろのこいつらを守るために頭を使え

 

そのために掴んだ力なのだから

 

『俺たちは関羽たちがいる所までの餌役だ。そのためには生き残ることだけを考えろ!お前らは俺が守ってやる。だから臆するな!……行くぞ!!』

 

「「応!!」」

 

愛刀の冬月を抜き放ち賊に相対した

 

 

 

本陣

一刀side

 

ふと横を見ると

 

桃香が心配そうに戦場を見つめていた

 

俺だって色々心配だが今は成功することを信じることしか出来ない

 

俺には武も無ければ兵法などもほとんど知らない

 

あるのは歴史を知っているというアドバンテージのみだと思っていた

 

しかし玖珂さんも俺と同じここに飛ばされてきたはずだ

 

じゃなければスーツや刀を持っているはずがない

 

俺は何のためにここに来たんだ?

 

 

いや……いまここで考えても仕方ない

 

俺にしか出来ないことがあるはずだ

 

必ずそれを見つけてやる!

 

 

「さあ桃香。俺たちもやれることをやろうな」

 

「そうだね、愛紗ちゃんたちも頑張っているもんね。私たちも何か出来るはずだよね!」

 

 

 

 

もう少し

 

あと少し下がれば関羽がいる

 

そうすれば俺たちの勝ちだ

 

 

 

俺は迫り来る賊を斬りつつ関羽たちが奇襲するのを待っていた

 

「死ねやぁぁぁ!」

 

一人の賊が俺に剣を振り上げながら走ってきた

 

『ふっ!』

 

右手に持った冬月で喉を突き刺し勢いを止めた

 

賊の喉から奇声と共に勢いよく血が溢れ出し痙攣しながら絶命した

 

さすがにそれを見たものは足を止めようとしたが頭らしき奴に叱咤され

 

今度は5、6人程が一気に襲い掛かってきた

 

それを軽くいなしつつ下がった

 

そうこうしていると目的のポイントまで来たと思ったら本陣から合図の銅鑼が鳴り響いた

 

森から関羽たちが飛び出し後ろからそのまま襲い掛かった

 

「くそっ!後ろからだと!?今回も楽に殺せると思ったのによう!!」

 

頭らしき奴が叫んでいた

 

『残念だったな。ここでお前らは死ぬ運命だったらしい』

 

「なっ!!」

 

あきらかに油断していたのだろう

 

俺がそのまま横薙に振るうとあっさりと死んだ

 

頭を討ち取った後に張飛の部隊が飛び出し逃げ惑う賊たちに追い討ちをかけ

 

ほぼ全ての賊は戦場へと散った

 

 

俺たちは完勝はしたがそれでも戦死者は何人か居た

 

邑に戻ると戦死者の家族だろうか

 

泣いていた

 

やはり戦争は涙しか生まないのか

 

いくら敵を殺しても、そいつらにも家族や恋人がいるはずなのだろう

 

その人たちの人生も壊してしまうのか

 

 

俺はその光景を見つつ一人煙草に火を付けた

 

 

 

 

あとがき

 

どうも天戒です

 

今回は戦闘のみでした

 

相変わらず少ない文章ですがなんとか出来ました

 

今度はもう少し濃い内容が書けたらなぁって思ってます

 

不定期な更新ですが頑張って更新できるように書いていきます!

 

 

でわでわ


 
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