「問いましょう。貴女が、私のマスター?」
青い長い髪。紫と白の古めかしい、古風な鎧の少女が私に問う。
やった。
私は心の中で快哉を叫ぶ。
何故なら彼女は、大きな剣を携えていたから。
「った、やった!!」
「あのー」
「あ、うん、勿論。よろしくね、セイバー」
「はい、お願いします。
セイバーのアナスタシアです」
「・・・・アナスタシア、ね。よろしく。遠坂 凛よ」
「はいっ!えっととりあえず凛ちゃんて呼んでいいかしら?」
「へ?」
「もうね、ヒトと話すのって10年ぶりくらい?前にお話したのがアシュレーくんだもん。しかも別の世界なんてすっごく今から楽しみ!それもこんなかわいい娘がマスターなんてっよろしくねっ!あ、そうそう恋愛関係の相談ならお姉さんはりきってがんばっちゃうぞw覗き見で知識だけは耳年増だから!」
「え?あ、あのー、えと、アナスタシア、さん?」
「なぁに?凛ちゃん」
「その、不勉強で申し訳ないんだけれど・・・
貴女の能力を」
「あ、そうだそうだっ。あのね、私は"ファルガイア"の"英雄"といわれた"生贄"」
「え」
「宝貝はアガートラーム。って言ってもこれしかつかえないんだけどーっ」
・・・・・・・・・・
「ファルガイア?」
「うん。別の星…平べったく言っちゃうと、異世界って言った方がいいかな?」
・・・・・・・・・
いや、やらないけどね?やんないけどね?
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知ってるだけで三番煎じ
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