☆ヒバツナ編☆
こんこんこん!
「雲雀さん!俺です、綱吉です。日誌書き終わったので入ってもいいですか~??」
シ――ン
『あれ?返事がない……。いつもなら入ってもいいよって返事がかえってくるのに。この際だから入ってもいいよね?』
がちゃ
「失礼しまーす…雲雀さ…って、あれ?――――寝てる?」綱吉の眼から見ていると、彼はすやすや眠ってるようにも見える。起こしてみようかな?でも起しちゃ悪いよねと綱吉は迷っていたが決心をもつ。
「おーい……ひばりさ~ん。起きてますか~~??」綱吉はうるさく言わないよう小声で呟いたのだが、まったくぴくりとも動かない。いつもなら枯葉の落ちる音がしたら真っ先に起きるのに、あの雲雀さんが起きないのは不思議に思う。それにしても、雲雀さんの顔すごく整ってるな、何だかうらやましいほどだよ……。雲雀さん寝て起きないし、何か仕返ししてみようかな?
す……―――――プ二っ❤
『うわぁww雲雀さんのほっぺ触っちゃったよ!次はどうしよ―――――――「10代目!」「うわっ!!「10代目!どこにいらっしゃるんですか~!」」』
「……今、獄寺くんの声がきこえ……って、あ!そうだ。今日は大事な約束してたんだった!忘れてた。しょうがないな、じゃあ最後は―――――――」
ちゅっ❤
「これで良いかな?すみません雲雀さん、今度来た時あやまりますね❤」というと綱吉は急いで走り、そっとドアを閉めて声の主のところに行った。その頃眠っていた雲雀はというと――――――
「……わお……っ、おもいっきりやってくれたじゃない。」彼はすでに起きていたというよりも狸寝入りしてたのだ。そのまま彼はぽつりとつぶやいた。
『……今度来た時はただじゃ済まさないからね……沢田綱吉。』
―――――END―――――
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1度だけ書いたヒバツナで狸寝入り小説。照れてる雲雀が可愛く思ったww