テーマ「メイド」
「ねぇ……いい加減観念しなよ?」
「で……、でも恭弥―――――――」
★最高の獲物は、ただひとり……君だけだよ★
「別に良いでしょ?服着るだけなんだから。」何頼んでるのかというと、雲雀が髑髏にフリフリで、スカートがかなり短いメイドの服を着て欲しいのだという。
「これ、メイドさんが着てる服だよ!こんなの、私が着ても――――」
「ふーん。六道骸は良くて、僕は駄目なんだ……。」雲雀の声のトーンが低くなった。
「そ、そんな事!!」
「じゃあ、良いよね。今すぐ、僕の前でこれ着なよ……。」
「わ、分かった。だからその、お願いだから後ろ向いててくれる?恥ずかしいから。」赤めながら恥ずかしそうに、もじもじしながら雲雀に頼む髑髏。なのだが……―――――――
「嫌だ。」
「!!!」
「どうせなら、僕の前で着替えなよ。時間は1分で着替えてよね……じゃないと、君をこの手で咬み殺すから。」
「ッッ………。」この人には、どうしても逆らえない。そう思ったのか、髑髏はフルフルと震えながらコクンと頷きながら着替え始める。
「そう……、良い子だね。」と言うと、二ヤリと笑みを浮かべながらじっと見つめ続ける。そして着替え終わったのを確認する。
「うん。悪くないね……よく似合ってるよ。」と言い、マジマジと見つめる。
「ね、ねぇ……もう良いでしょ。脱いでも良いよね?」
「まだだよ……。」また声のトーンが下がる。どうやら機嫌が悪くなったようだ。
「きょ、恭弥!!」
「さっさと僕の前に来て、ここに座りなよ。」と言い、指指す。その場所は股だ。
「え?!」
「何?僕に逆らうつもりなのかい??」ギロリと睨む。
「分かったよ…。座れば、良いんでしょ?」と言いながら、言われたとおりにチョコンと座り込む。
「それじゃあ、辛いでしょ?」と言い、髑髏の細い脚を掴むとグイッと引き寄せる。
「キャッ!?」思いっきり引き寄せられたせいか、顔がかなり近い。心臓の鼓動がきこえそうでドキドキしてしまう。お願いだから、聞こえないでほしいと願っていたが……――――――
「顔真っ赤だね。それに……――――心臓の鼓動がドクドク鳴ってきこえる。」と言い、髑髏の胸にぴとりと寄りそう。
「ねぇ……。『僕と朝まで一緒につきあって』って、言ってよ。」
「それも言わないといけないの?!」にやっとしてる雲雀の前で、髑髏は更に赤くなる。
「………。」
「うっ……!ご、ご主人、様。朝まで、一緒にいてくれますか……っ。」
「ふふ。良いよ………朝まで君をたっぷり、可愛がってあげる。」と言い、深いほどのキスをした。
「恭弥……。」そんな髑髏に雲雀は一言言ってやった。それは―――――――――
世界で一番君を愛してるよ、と………―――――――
END
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雲雀とクロームでテーマは「メイド」ですwwドSな雲雀さんが…変態っぽくなってる…と思ってるのは私だけ?――――――