兵「劉淵様 石勒様 迷当様・・・呉到着です」
王「わかった・・・・はるばる遠方から良く来たな、歓迎しよう」
迷当「歓迎はウレシイデスが、アナタに用はないのです・・・引っ込んでなさい」
王「相変わらずだなぁ・・・・照れなくてもよい、お前のそのようなところも好きなのだからな」
迷当「はぁ・・・相変わらずなのですね」
石勒「亜やつに何を言ってもむだじゃ・・・して、お前のところで保護したといわれてる青年はどこじゃ?」
王「ん?そんなやついたか?」
石勒「とぼけるつもりか?それともたんに忘れてるだけか・・・・?」
劉淵「こんな馬鹿の相手なんてだるいし~保護した本人に効けばいいじゃない・・・・ボヨウコウはどこにいるのかしら?」
兵「はっ!先ほど中庭でお見かけいたしましたが・・・・」
劉淵「そっ・・・それじゃぁ私は中庭に行くわね」
石勒「ならばわしも・・・・」
迷当「あらあら・・・・では私も・・・・」
王「おぬしらが行くのであれば俺も「来なくていいですわ」しかし・・・」
迷当「言い方を間違えましたわ・・・・来るな!着たらその命ないものとしれ」
王「わっわかった・・・・まぁ、あの餓鬼一人であいつらの心が変わるわけないしな・・・」
黒曜「一刀、お前何かやっていたのか?」
一刀「んー、特に何も・・・・体を動かすのは好きだから鍛えていたけど・・・・」
黒曜「そうか・・・・ならば、コレ(剣)を扱うのは初めてか?」
一刀「そうだね・・・・できれば俺はこっちがいいけど・・・・」
黒曜「槍か・・・しかし、素人が憧れだけで扱える物とは思えぬが・・・・」
一刀「黒曜は槍苦手なの?」
黒曜「あまり使わぬだけだ・・・・どれ、構えてみよ」
一刀「こう?(左手左足を前に出すような構え)」
黒曜「まずまずだな・・・・次は・・・・」
彼女との訓練も順調に進んでいたときだった・・・・
黒曜(あれは・・・・そうか、もう着いたのか・・・・)
一刀(ん?・・・黒曜?どうしたんだ・・・・遠くをみて・・・・)
一刀「どうしたの?黒曜」
黒曜「ん・・・ああ、なんでもない・・・・続けるぞ」
一刀「わかった・・・」
劉淵「あ、いたいた・・・・って、瞑想?」
石勒「そのようじゃな・・・・しかし・・・なんと・・・・」
迷当「静かね・・・・」
そこはまるで誰もいないかのような・・・・そんな風に思わせる場所だった
黒曜「・・・・これは・・・・劉淵様、石勒様、迷当様・・・・なぜこのような場所に?」
劉淵「噂の青年を見に・・・ね。彼がその青年なの?」
黒曜「はい・・・しかし今は瞑想中・・・しばしお待ち願いますが・・・・」
石勒「かまわぬ・・・存分に励め」
黒曜「はっ!」
石勒(しかし・・・・わしらがきたというのに・・・・微妙だにせぬとは・・・・)
劉淵(かわいいなぁ・・・・ほしいなぁ・・・あの馬鹿の元においておくなんて・・・・勿体ない)
迷当(かわいい子ねぇ・・・・あの子ならあの二人も納得するかしら・・・・)
瞑想している彼を黒い心で見守る三人
一刀「・・・・・・・」
黒曜(寝ては・・・いないようだな・・・・しかし、この状態でよく続くものだ・・・・)
三人の黒いオーラを感じながら、黒曜は集中しきれてなかった・・・・
『ガサガサ』
黒曜(ん!?なんだ?)
??「やぁぁぁぁぁ!」
??「はあぁぁぁぁぁ!」
黒曜「(刺客!?まずい!)」
彼女が瞑想を止め、一刀を守ろうとするが・・・・
黒曜(くっ!武器が・・・・)
あいにく訓練というので愛剣は少しはなれた場所に立てかけていたのであった
黒曜「一刀!にげ・・・・」
その場から逃げるように指示するが・・・・彼は瞑想を続けていた
一刀「・・・・やめなよ・・・・殺気が篭ってないそれで何をするつもり?」
??「「!?」」
迷当「伊吹!山吹!やめなさい!」
??「「しっしかし・・・・」」
迷当「やめなさい・・・・でなければ・・・・。私は貴方たちを失いたくはないわ」
??(!!)
彼女らが後ろを振り返ると・・・・臨戦態勢になっている、黒曜と槍を構えた青年が自分たちを見ていた
黒曜「これは・・・どうゆうことですかな?迷当様・・・事としだによっては・・・・」
迷当「申し訳ありませんわ・・・・慕容コウ殿・・・・この子達も久しぶりの遠出ですこしハメをはずしすぎたようです・・・・どうかこのことは穏便に・・・・」
黒曜「・・・・一刀、許すのか?」
一刀「許すよ・・・本気で殺す気はなかったみたいだしね・・・・さっきは敵意だして・・・ごめんね。その・・・大丈夫?」
??「「・・・」」
迷当「ほら・・・何か言いなさい・・・・伊吹、山吹」
伊吹「あっ・・・あのっ」
一刀「何?」
伊吹「なぜ・・・私たちが殺す気じゃないと・・・・?」
山吹「いっ伊吹!?」
一刀「ん・・・・そうだな・・・・モシ殺す気だったら・・・・ここに来たときに襲ってるはずだよね・・・・それも俺が一人のときに・・・・でも、しなかった・・・だからかな」
伊吹「そこまで・・・・見破られてたなんて・・・・」
山吹「伊吹・・・・」
一刀「そんな泣かないで・・・・その・・・笑ってくれよ(笑顔)」
伊吹・山吹「(ボンッ!)」
一刀「あっあれ?俺なにか変なこと言った?」
伊吹「ねぇ・・・山吹」
山吹「なに・・・伊吹」
伊吹「私・・・この方なら・・・・」
山吹「うふふ・・・やっぱり考えることは一緒ね」
おろおろしている一刀に二人は・・・・
伊吹・山吹「「あっあの!」」
一刀「何?」
伊吹「私の名は雅丹と申します・・・」
山吹「私は吉越と申します」
一刀「雅丹(がたん)ちゃんに吉越(きちえつ)ちゃんでいいのか?」
伊吹・山吹「「はい!それで・・・あの、モシ良かったら私たちの真名呼んでください!」」
一刀「え?えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」
黒曜(はぁ・・・・またか・・・・)
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話が重い浮かばねぇぇ