あたり一面暗闇に包まれている場所で一組の男女が話している。
「また、新たな外史への扉がひらかれましたね・・・」
「そうね、この外史の中心もあの人だったわね。」
「そうですね、あの人は何回こちらに来れば気が済むんでしょうか。」
「確かにね、ところでいつもの根回しは終わったのかしら?」
「あたりまえですよ、もう何回目だと思ってるんですか。」
「いえ、あなたそそっかしいところがあるから。」
「聞き捨てならないことを言われた気がしますが、気にしないでおきます。
ところで一刀君はどこに降り立つんでしょうか?」
「この感じだと・・・の・・・のところだと思うわよ。」
「あそこですか、珍しいところに行きますね。」
「ちゃんと、あの辺にも噂流しておいた?」
「もちろんですよ、異民族以外のところには流してあります!」
「そう、じゃあそろそろ降りる準備はじめなさい、管輅ちゃん。」
「わかってますよ、貂蝉様。」
次の日、とある大陸に一つの流星が落ちてきた。
その流星は地に付くまで消えることがなかった。
それを見たものは、気味悪がるか、興味なさげにしていた。
そして、一部の噂を知っている者達は生きる希望を取り戻していた。
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まずは、お詫びです。
知られざる外史の方を誤って削除してしまいました。
あちらを、楽しみになさってた方には深くお詫びいたします。
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