No.139955

『偽・悲恋姫†異聞録』2

絶影さん

昨日順番間違って乗せてしまっていました
今きがついた><私の馬鹿・・・::

2010-04-30 21:09:25 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:12170   閲覧ユーザー数:9748

 

 

「牝陣から鶴翼に陣を形成、右翼に凪達を、左翼に秋蘭を、一馬を呼び戻して

 僕達はここに小型の三角陣を敷くわ」

 

一息に指示を飛ばし伝令を走らせると詠は乾いた唇を舌で舐める

その顔には不敵な笑みが浮かび、賭けを楽しむ博徒のような顔を見せた

 

「アンタ達の策に乗ってやろうじゃない」

 

「楽しそうだな」

 

男の問いに詠は腰に手を当ててフンと鼻を鳴らすと、楽しそうに笑ってみせる

 

「言ったでしょう?舞台は整えてあげるってね、僕を信じなさい」

 

詠の答えに男は笑みを返し「信じてるよ、頼むぞ相棒」そう言うと詠は

剣の草原から前へ抜け出し、男の方を振り向くと歯を見せて笑った

 

「さぁ始めるわよ、掛かって来なさい!」

 

 

 

 


 
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