「牝陣から鶴翼に陣を形成、右翼に凪達を、左翼に秋蘭を、一馬を呼び戻して
僕達はここに小型の三角陣を敷くわ」
一息に指示を飛ばし伝令を走らせると詠は乾いた唇を舌で舐める
その顔には不敵な笑みが浮かび、賭けを楽しむ博徒のような顔を見せた
「アンタ達の策に乗ってやろうじゃない」
「楽しそうだな」
男の問いに詠は腰に手を当ててフンと鼻を鳴らすと、楽しそうに笑ってみせる
「言ったでしょう?舞台は整えてあげるってね、僕を信じなさい」
詠の答えに男は笑みを返し「信じてるよ、頼むぞ相棒」そう言うと詠は
剣の草原から前へ抜け出し、男の方を振り向くと歯を見せて笑った
「さぁ始めるわよ、掛かって来なさい!」
Tweet |
|
|
46
|
5
|
追加するフォルダを選択
昨日順番間違って乗せてしまっていました
今きがついた><私の馬鹿・・・::