No.138505 異世界冒険譚 魔法少女リリカルなのは月 12話RYOさん 2010-04-24 22:05:54 投稿 / 全7ページ 総閲覧数:4127 閲覧ユーザー数:3765 |
やっと出てきたクロノ・ハラオウン
いきなりフェイトを攻撃するとはね
とりあえず俺は管理局に敵対することを覚悟でフェイトを守る。
魔法少女リリカルなのは月・・・・・・はじまります。
yukito side
「ストップだ!」
出てきたか。クロノ・ハラオウン。とりあえずフェイトを守るために盾の準備をっと。
「まずは2人とも武器を引くんだ。」
クロノがそう言うと3人とも地面に降りてくる。
「このまま戦闘行為を続けるなら・・・・っ!?」
クロノが何かに気がつき、上を見ると魔力弾がクロノに向かって落ちてくる。
「くぅ!」
それをクロノはシールドではじいて弾道をそらす。
「フェイト!撤退するよ、離れて!」
アルフは魔力弾を準備しながらフェイトに言う。
アルフの魔力弾が放たれるとともにフェイトがジュエルシードに向かって飛ぶ。
フェイトがジュエルシードを掴む瞬間、たくさんの魔力弾がフェイトに向かって行く。
「瞬動!そして、ATフィールド!」
俺は瞬動を使いフェイトの前に行き、ATフィールドを張る。
ガガガン!
魔力弾がATフィールドに当たるとともに腕に軽くはない衝撃が走る。
「なに!?」
俺は驚いているクロノを
「やれやれ。いきなり当てにくるとはな。」
「あなたは・・・。」
「早く逃げたまえ。」
驚いているフェイトにそう言うと。フェイトはジュエルシードを持って逃走する。
「何をするんだ!彼女を逃がすなんて!」
「君こそ、いきなり何をするのかね?それに、何だ?その時空なんたら局と言うのは。」
「時空管理局を知らないだって!?魔法を使っているのに知らないわけないだろう!」
「そのようなことを言われてもな?私はこの世界を出たことがない。」
これは本当だ。入ってきたことはあるけど。
「それなのに、その、管理局を知らないとおかしいとは、何様のつもりかね?」
「だから僕は、時空管理局、執務官、クロノ・ハラオウンだ!」
「ク・・・さっきから聞いていれば。管理局、管理局まるで子供だな。貴様の様な子供がいる組織だ。さぞかし下らん組織なのだろうな?」
「管理局をバカにするな!それに僕はもう14だ!」
「ククク・・・・また管理局と言ったな?そんなにヒーローごっこがしたいんだったら家でママとでもやるんだな?ボーヤ。」
「何だと・・・・?」
おお、怒ってる怒ってる。
「君を、犯罪者の加担した容疑で逮捕する!」
「やってみるが良い。」
先に動いたのはクロノだった。
「スティンガーレイ!」
クロノの杖S2Uから魔力弾が放たれる。
「トレースオン。是、干将莫耶。」
俺はそれを干将莫耶で切り、払い、落とす。
「その剣は!?ロストロギアの不法所持だぞ!」
「ロストロギア?分けがわらんな。」
「くっ!スティンガースナイプ!」
「瞬動。」
クロノから高速の魔力弾が飛んでくるが、こちらも高速でかわす。
「そら、これが欲しいのならくれてやる!」
そう言って俺は干将莫耶を左右に放り投げる。
「な!?」
クロノは驚いて動きを止める。
「トレースオン。是、ロトの剣。食らいたまえ!ロトの剣技!」
クロノに瞬動で迫り、逆袈裟、左薙、唐竹の順に剣を放つ。
「何ッ!剣が!?・・・うわっ!?」
クロノはそれをシールドで防御するが1撃2撃と徐々に後ろに押され3撃目でシールドが砕けるが、すぐに後ろにさがる。
「くぅ・・・それもロストロギアか・・・さらに罪状追加だ。」
「まだ訳の解らんことを・・・・それよりかわせ、クロノ・ハラオウン。」
「なに?」
「たわけ!かわせと言ったのだ!」
「何ッ!?」
クロノの左右から干将莫耶が迫る。
クロノは飛んでそれをかわす。
「何だ!?今のは!?」
「干将莫耶は夫婦剣。その繋がりは、自らを動かすほどに強い。」
「くっ!」
クロノが苦し紛れのように魔法を放つが、俺はすべて叩き落す。
「ク・・・無駄だ。クロノ・ハラオウン。」
「うるさい!スティンガースナイプ!」
「フ・・・瞬動」
また高速の魔法を撃ってきたので俺は瞬動でかわす・・・が!
「なにっ!?」
「かかったな!」
瞬動が終わった瞬間、俺はバインドで縛られていた。
「君はスティンガースナイプを避けるときに高速移動をしていた。そこを狙わせてもらった。その移動法は、ずいぶんと制御が効かないみたいだからね。」
チィ!瞬動の後の硬直を狙われたか!だがクロノ君、敵に技などの説明をする、それは負けフラグだ!
「ふむ・・・・なかなかやるようだな?だがもっと周りに気を配ったらどうだね?例えば・・・頭上とかな?」
俺の言葉にクロノは一瞬考えるが、
「何を言うかと思ったら。僕が君から目を離すとでも思ったのか?」
「こちらは素直に忠告したのだがな?トレースオン。」
クロノの頭上にバーサーカーの石剣が投影され、そのままクロノに向かって落ちていく。
「っ!?」
クロノも気づきシールドを張りながら後ろに避ける。
「いったいどこから!?転移魔法か!?」
「言うと思うかね?そら、トレースオン。天の鎖よ!」
天の鎖でクロノの足に引っ掛け転ばせる。
「トレースオン。」
その言葉とともに降る剣や槍。クロノを地面に縫いつけ動けないようにする。
「終わりだ・・・」
「くっ!」
「おっと無理に外さないほうがいい。」
「なんだと?」
俺は剣を一振り投影してそれを宙に投げる。
「ブロークン・ファンタズム。」
ボン!
小さいが人を殺すには十分な爆発が生まれる。
「く・・・。」
それを見たクロノは不利だと解り抵抗をしなくなった。
「さて」
クロノに近づいていき、剣をクロノにつきつける。
「どこの組織のものだ?何の目的でここにいる。」
聞きながら、ヤクザさんとかの尋問みたいだなと思ったが考えてみると同じことをしているのでちょっと落ち込んだ。
「だからさっきから言っているだろう!僕は時空管理局、執務官、クロノ・ハラオウンだ!」
それを聞くと俺はあからさまにため息をつく。
「ふぅ。まったくそんな組織は日本には無いと言うに。まあいい身体に聞くとしよう。」
「なっ!?」
「ユエさん!?なにを!?」
武器をゆっくり振り上げる。
「まずは一太刀目、いつまで耐えられるかな?」
そう言って俺は武器を振り下ろ・・・・
「待ってください。」
す前に、ストップがかかった。
「ほう・・・これは。」
「私は時空管理局 アースラ艦長 リンディ・ハラオウンと言います。」
「時空管理局か・・・空中に画面が出てくるとはな。」
「信じて頂けますか?」
「・・・・・ああ、信じよう。」
「それでは、事情を聞きたいので3人ともこちらに来てもらえますか?」
「断る。いきなり攻撃してくる組織の船に乗れと?」
「それは・・・・」
「話がしたいのなら・・・・明日の3時にここに来い。」
「わかりました。」
「艦長!」
「クロノ、今回はあなたの不用意な行動でこうなったのよ?」
「う・・・。」
なにやらクロノがリンディに叱られているが無視してなのはちゃんに話しかける。
「高町なのは。」
「は、はい!」
「君もそれでいいな。明日の3時にここだ。」
「ハイ・・・。」
「そんなに怖がらなくてもいい。いいか?一人であいつらについて行くな。」
「どうしてですか?」
「相手が何を考えているか分からんからだ。ついでに言えば味方かどうかも・・・な。」
「はい。」
「では、わたしは行こう。」
「ちょっと待て!」
俺が帰ろうとすると地面に縫い付けられたままのクロノが話しかけてきた。
「どうしたのだ?クロノ・ハラオウン。そんな虫の標本みたいな姿で。」
「君がやったんだろう!帰るならこれを外してから・・・」
「外した途端に襲ってくるかもしれないからな私が帰るまでそうしていたまえ。」
「なっ!?」
「ではな。」
瞬間移動を使い魔力のリミッターをかけながら俺は帰る。地面に貼り付けにされているクロノをそのままにして。
結局開放したのは30分後でした。カッとなってやった。クロノがよかった。反省も後悔もしてない。
あとがき
こんにちはおはようこんばんは、お久しぶりです。
学校行ってからというものめっきり書く時間が無くなってしまいました。
見ていただいている皆様に申し訳ないです。
さて、では本編ですが。・・・・あれ?雪人君がなんか黒い?
普通にクロノに剣で切ろうとしてるし。
読み返してみたら、なのはちゃんが空気。原作の主人公なのに・・・。
作中に出てきたロトの剣技ですが、ドラゴンクエストバトルロードの伝説の勇者の技ですね。
この前友達が勇者使ってるの見て負けじとこちらも使ってみました。
感想等があればどんどんコメください。
それではこれからも異世界冒険譚をよろしくお願いしま~~~す。
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交通事故によって死んでしまった主人公。しかし、それは神の弟子が起こした事故だった!?主人公はなぜか神に謝られ、たくさんの世界へ冒険する。