No.136665

真・恋姫呉√アナザー~戦場に響く二つの鈴の音~プロローグ

秋華さん

これが初の投稿になります。
タイトルに”鈴”とありますが、これはもちろんあの方のことです。今回はこの人をヒロインとした作品を書いていきたいと思います。

注意
この作品はなるべくならキャラ崩壊をしないよう心がけますが、真・ヒロインである彼女は崩壊すると思われます。

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2010-04-16 13:22:23 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:38005   閲覧ユーザー数:29501

 

…リーン…チリーン…

 

月の下で鈴の音が鳴り響く。

 

…リーン…チリーン…

 

その音は、とても悲しいようで、どこかやさしいく心に響く。

 

船の上で酒を飲んでいる彼女は、夜空を見上げながらその音を聞いていた。

 

…「ふぅ、やはりおいしくないな。なぜこんなにも辛いのだ…」

 

彼女はそう言いながらも酒をやめることができなかった。

 

「かしらぁそろそろ例の場所に着きますぜぇ」

 

…「分かった。皆の者戦闘準備だ!!」

 

オオォーーー…

 

彼女の名は、姓は甘、名は寧、字を興覇、真名を思春という。

「鈴の甘寧」の二つ名で知られ、呉の武を代表となる人物である。しかしこの時はまだ呉の将ではなく、義賊といわれる錦帆賊の棟梁であった。

 

「目標確認!いつでもいけまずぜぃ」

 

思春「そうか…皆の者!民に重税を布私腹を肥やす者を我々は許しはしない!鈴の音とともに黄泉路へと送り届けてやれ!」

 

思春「全員抜刀!…突撃せよ」

 

ウオオォォーー…

 

雄叫びを上げながら兵たちが船に乗り移り、長江を赤く染めていく

 

思春(一刀…お前は、今の私を見たら悲しむだろうか、それとも笑うか?いずれにしても良い顔はしないだろう。しかし今の私にはこんなことしか思いつかない。だがこの鈴とともに誓った想いにはけして背いてないと誓う。だからどうか赦して欲しい。)

 

そんなことを思いながら一人、また一人と命を奪っていく。もう一人同じ鈴を持った大切な人、そして心を許せる唯一の人ことを思いながら…

 

 

時は黄巾の乱が始まる約一年前のこと。

鈴の音を響かせながら戦場を駆け抜けた二人の人物の物語である。

 

 

 

というわけでついに初投稿となりました秋華です。

 

思春「とりあえず、おめでとうと言っておこう」

 

とりあえず、まずはプロローグということでお送りしましたが、いかがだったでしょうか?

 

思春「おい!今のところ私しか出ていないが、主役は私なのか?」

 

いやーそういうわけではないですよ?もちろん一刀君ですよ。

 

思春「なら、なぜ出てこない?しかも今の感じだと、まるで私があいつの事を…もじもじ…」

 

いやーやっぱり赤くなっている思春はカワry

 

思春「コロスゾ?」

 

ハイそこ、照れ隠しにしてはかなり殺気がこもってますよ。っていうか怖いからヤメテ。

 

思春「ならさっさと説明しろ」

 

いやだって

 

思春(チャキ)←剣を構える

 

サーイエッサー!このssは一刀君は赤ちゃんに転生したというよく見る設定としています。そして主人公は、先ほど言った一刀君、そして思春の二人となっています。まぁ本編でなぜ思春がこんなことを思っているかは、次かその次ぐらいに書くと思います。

 

思春「つまり今答えるとネタが無くなるということか?」

 

それは言わなくてもいいでしょうが。まぁ事実ですが。とにかく次回は一刀君がでてきますので。

 

思春「ふむ、わかった。…ところでなぜヤツには君がついているのに私は呼び捨てなのだ?」

 

それでは皆さんあでゅー!!

 

思春「おい!…まぁその…なんだ…次も見てくれると嬉しい…ぞ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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