桂花「ちょっと！あの男が総大将って何いってるの！？秋蘭」

秋蘭「いまさらソノヨウナコトを言っても･･･もう決まったことだ････北郷、袁招がお前を読んでるぞ」

一刀「わかった････どこに行けば会えるかな？」

秋蘭「あそこの天幕にまだいるだろう････念のためだ何人か連れていけ」

一刀「そっか････凪、流琉きてくれなか？」

二人「「はい」」

一刀「それじゃぁ、華琳行ってくる」

華琳「ええ････」

一刀「それで･･･アレは何の冗談だ？」

麗羽「冗談ではありませんわ････それにしても、似てますわね････あの方に････」

一刀「････蜀の長、劉備の主にか？」

麗羽「ええ････って何で知ってますの！？」

一刀「斗詩と猪々子は元気か？」

麗羽「お二人の真名まで･･･アナタは一体････何者なのです？」

一刀「････天の御使い････そして････別次元では蜀の長として大陸を統一したもの」

麗羽「ああ、やはり････アナタ様なのですね････我が君････」

一刀「やはり、記憶はあるのか･･･」

麗羽「はい････我が君。改めてというのもなんですが････麗羽と及びください」

一刀「ありがとう、麗羽････この世界では俺はもう曹操に使えてる･･･俺の名を呼ぶのは二人っきりのときにしてくれ」

麗羽「はい･･･では、北郷とお呼びしてもよろしいですか？」

一刀「かまわない････俺も「私はそのままでいいですわ」そうか････なら、麗羽」

麗羽「はい」

一刀「俺を総大将に･･･と聞いたのだが････どうゆうことだ？」

麗羽「はい････このたびの連合を作り諸侯を呼び込んだのは私ですが････私には皆様を呼ぶことはできても使いこなすことが難しいのですわ････そこで、華琳さんの所にいるあなたを総大将にして、この連合を勝利に導いてほしいのです･････魔王･･･北郷一刀さん」

一刀「魔王！？なんだそれは！」

麗羽「民が噂してましたわ････天の御使い北郷一刀には常に三人の従者と二人の小悪魔がいる･･･

彼女らは北郷が傷つける、罵倒するものを許さない････ゆえに軍律厳しく曹操軍の中で一番怖い存在･･･通称魔王と」

一刀「おいおい････誰だよそんなこと言い始めたのは････」

麗羽「え･････と、前に歌を聞きに言ったと話してた青年が言っていたような･････」

一刀(天？地？人？いや････むしろ三人で言ってソウだな････またややこしいことを････)

一刀「麗羽････俺が総大将になってもあんまり変わらないぞ････」

麗羽「ええ･･･かまいませんわ･･･」

一刀「そうか････なら、シスイカンの先鋒は劉備････兵が少ないらしいから、少し援助してやってくれ････前と同じく孫策にシスイカンをとらせる････いいか？」

麗羽「はい････仰せの通りに････」

一刀「俺は麗羽のところにいる････凪、流琉このことを華琳に伝えてくれないか？」

凪「はい････隊長････どうかご無事で」

流琉「兄様･･･行ってきます」

一刀「麗羽」

麗羽「はい････なんでしょう？」

一刀「以前の記憶があるのは････お前だけか？」

麗羽「いえ････斗詩さんもあるようですが････詳しいことはわかりませんわ」

一刀「そうか････俺を麗羽の軍に案内してくれないか？」

麗羽「ええ･･･では、参りましょう･･･我が君」

その後、総大将命令として劉備に先鋒が伝えられ･･･

劉備「ええー！私たちが先鋒！？」

孔明「これは･･･私たちをいけにえにするつもりでしょうか」

鳳統「あわわ････どうしよう、朱里ちゃん」

愛紗「おのれ････北郷一刀(あぁ、ご主人様は活躍の場を与えになったのですね)

星「これはまた･････無理難題だな(主････代わりませんな)」

鈴々「がんばるのだ！」

兵「失礼する････北郷様の命で我ら袁将軍歩兵約5千人････増援のため劉備軍に参加する･･･許可されたし････」

劉備「え･･･あ、はい」

孔明「これで･･･何とかなりそうですね」

鳳統「よかったですね････桃香様(ご主人様)」

劉備「うん･･･皆、がんばろう」

凪「ただいま戻りました」

華琳「おかえり････それで、一刀は？」

凪「はい、総大将をお受けになり････今は袁招軍にいます････」

華琳「そう･･･それで･･･何か言ってたかしら？」

凪「いえ････ただ、先鋒は劉備とだけ･･･」

華琳「そう･･･わかったわ、下がっていいわ」

凪「はっ！」

華琳「一刀･･･」

桂花「華琳様････ココは少しでも前進したほうが････」

華琳「そうね････あら？劉備軍から誰かでていったわ････」

桂花「おそらく華雄を挑発するのではないでしょうか」

華琳「挑発････なら、華雄が出てきた後すぐに関に取り付く･･･いいわね」

皆『御意』

おまけ

凪「ただいま」

真桜「あ、凪。おかえりや」

沙和「お帰りなの凪ちゃん」

凪「真桜、沙和････袁招にも記憶があった････」

真桜「ほんまかいな････それやったら･･･えらいことになるで」

沙和「そうなの･･･あの関羽と趙雲にも記憶があるみたいなの････これじゃぁ隊長採られちゃうの」

凪「だが･･隊長はまだ華琳様の元にいるようだ････だが････」

真桜「そうやね･･･油断はできへんな」

沙和「ところで････流琉ちゃんは？一緒じゃないの？」

凪「ああ、なにやら用があるといって何処かへ行ってしまわれた････」

真桜「そうなん？隊長は今どこにいんの？」

凪「今は袁招軍で指揮を執ってるようだ････」

真桜「うちらもついていきたいが････華琳さま怒るやろな」

沙和「でも～私たち隊長がいるから華琳さまに従ってるだけなの～」

凪「いざとなったら私は隊長の元に････」

真桜「そりゃうちもや････」

沙和「私もなの～」

伝令「まもなく戦始まります････準備を」

凪「わかった」

真桜「りょうかいや」

沙和「わかったの～」

真桜「なら、いっちょ派手にやりますか」

凪「もちろん！我らの武」

沙和「隊長に見せ付けるの！」

凪「風龍隊でるぞ！」

真桜「地龍隊、派手にいくでぇ～」

沙和「斬龍隊、いくなの～」

兵『おおおおおおおおおおおおおおおおおおお！』

脱線おまけ

一刀「恋」

恋「かずと」

一刀「恋････引いてくれないか？」

恋「だめ････かずとの言うことでも････引けない」

一刀「おれは･･･恋と戦いたくないよ･･･」

恋「恋も････だけど････戦わないと月、たすけれない」

一刀「どうしても････というのか」

恋「恋、月まもる････だから･･･」

一刀「････わかった、なら次に会うときは敵どうしだ････けど････」

恋「わかった・・・」

一刀「今だけは俺の恋でいてくれ」

恋「かずと」

一刀「恋･･･愛してるよ」

恋「恋もかずと･･･好き」

あとがき

恋かわいいよ恋････ってことで曹操軍に呂布入れてもいいかなぁ