『では今回の行軍に関してですが・・・・』
はじまりはいつもと代わらない軍儀からだった・・・
桂花「・・・・以上を持ちまして、報告を終わります」
華琳「そう・・・・朝廷から正式に命令が着たとはいえ・・・・敵はこちらの数倍・・・・」
春蘭「たかが数倍・・・我らの敵ではありません。華琳様」
秋蘭「しかし、姉者。兵力はこちら負けているのだ・・・・士気にもかかわろう?」
春蘭「そうかもしれぬが・・・・・北郷。何か手はないのか?」
一刀「ん~」
桂花「そんな男に意見を求めても無駄よ・・・・華琳様、敵は三姉妹を討てば瓦解するかと・・・・」
一刀「なぁ・・・華琳」
華琳「何かしら?」
一刀「その張三姉妹って・・・・元は旅芸人だったんだろ?・・・それが何でこんなことに・・・・?」
華琳「さぁ・・・それはわからないわ。例えば・・・・そうね、彼女たちの出し物をしてる最中に世界を取りたいとでも言ったのかしら?」
一刀「考えが短絡的だな・・・・そんなのでこの暴動か?」
華琳「あら、一刀。そうでもないわよ・・・・桂花」
桂花「はい」
華琳「水が飲みたいわ・・・・持ってきてくれるかしら?桂花が!」
桂花「はい!ただいま!」
華琳「こんな感じかしら?」
一刀「あんなのが筆頭軍師ってのが・・・・俺、頭痛くなってきたよ」
華琳「それだけ彼女たちの周りの人たちが単純ってことよ・・・・」
桂花「華琳様!これを!」
華琳「ん・・・ありがとう」
桂花「いえ」
一刀「それで?その三姉妹、討つのか?」
華琳「そうね・・・・どうしましょうか」
一刀「俺は引き入れたほうが言いと思うが・・・・」
華琳「あら?それはなぜかしら?」
一刀「元が旅芸人があそこまで巨大になったなら・・・こちらにひきつけて徴兵の広告塔にすればいいかなって」
華琳「こうこくとう?何かしらそれは?」
一刀「簡単に言えば、動く瓦版・・・・彼女たちの芸を見に来た若者に対して行う・・・・うまくいけば兵が増えるかもよ」
華琳「へぇ・・・それ、いいわね。なら、討伐ではなく捕獲を目的に行くわよ」
『御意』
・・・・・・・・
一刀「おおいな」
凪「そうですね」
真桜「多すぎとちゃうか?」
沙和「いっぱいなの~」
流琉「すごいですね」
季衣「わぁ・・・・」
彼らの前には対黄巾党を討つべく集まった諸侯の軍勢
華琳「あなたたち何をぼけっとしているの?」
一刀「ああ・・・こんなに(無能が)集まるなんてな・・・・」
華琳「それだけ彼らに困らされてるってことよ・・・・さぁ、そろそろ時間よ」
一刀「りょ~かい・・・・季衣、流琉。華琳をたのんだ」
二人「はい!」
俺たちは春蘭の後方につく・・・・隙をみて捕獲頼んだぞ」
三羽鳥「はい!」
春蘭「どけどけどけー!」
男「ぐはっ!」
男2「ぎゃぁぁぁ」
春蘭「数だけのザコどもが!道あけろ!」
男3「もらったぁぁぁぁ!『ザシュッ』ごばっ」
一刀「春蘭・・・・前に出すぎだ・・・・」
春蘭「ああ・・・すまない、北郷」
一刀「礼は後だ・・・・真桜」
真桜「りょうかいや、隊長・・・・・地竜螺旋撃!」
男たち「うわぁぁぁぁああああ」
真桜「隊長・・・・いまや!」
一刀「ああ、すまない・・・・戦況は?」
沙和「思いのほかよくないの~・・・・」
一刀「後方はまだ動かないか・・・・」
凪「隊長!」
一刀「凪、どうした?」
凪「はい、華琳様から別働隊を作れとの命令が・・・・」
一刀「・・・そうゆうことか・・・・なら、凪」
凪「はい」
一刀「手だれを連れて・・・離れた場所で待機していてくれ・・・・敵はそろそろ動く」
凪「はい・・・・おまえたち、ついて来い」
兵『はい!』
春蘭「北郷・・・・そろそろ動くというのは?」
一刀「おそらく三姉妹は彼らを見捨てて逃げるだろう」
真桜「へ?にげるん?」
一刀「ああ、おそらく彼らは三姉妹のファンだったらしい・・・・それが勝手に暴走したらどうする?」
沙和「それは~自分たちが関係なかったら・・・・そうか」
一刀「そうゆうことだ・・・・」
春蘭「ならば・・・・北郷!」
一刀「いくぞぉぉぉ!春蘭」
二人「一騎当千撃!」
黄巾党『ぎゃぁぁぁっぁあぁぁぁ!』
??「姉さんたち・・・・今の内に・・・・」
??「そうね・・・・行きましょう」
??「あ~ん、まってよ・・・・」
黄巾党本陣より離脱する一団あり・・・・・
男「だれだてめぇは!」
凪「・・・・」
男「やっちまえ!」
凪「・・・・弱い」
??「なっなんなのあんた!?」
??「まってちー姉さん・・・・アナタはどこの将ですか?」
凪「私は曹操軍の楽進・・・・張三姉妹とお見受けする・・・・私と一緒に来てもらおうか」
??「なんでちーたちがあんたとなんか『ギロッ』ッ!」
??「ちー姉さんも、てんほう姉さんも・・・・ここはおとなしくしましょう」
凪「理解が早くて助かります・・・・では、こちらへ」
華琳「それで?あなたたちが張三姉妹と?」
??「はい・・・申し遅れました、私は三姉妹の三女、張梁と申します」
華琳「それで・・・・あなたたちは何ができるのかしら?」
張梁「お恥ずかしい話ですが・・・私たちには歌しかありません。」
華琳「歌ね・・・・一刀、使えるかしら?」
一刀「まぁ、歌であれだけの人が集まったんだ・・・・保護しても損はナイトおもうよ」
華琳「そう・・・なら、あなたたち。私に忠誠できるかしら?」
張梁「身柄の保証ができるのならば・・・私はかまいません」
華琳「他の二人はどうかしら?」
??「れんほうがいいなら・・・・ちーは張宝っていうのよ」
??「ちーちゃんとれんちゃんが決めたらおねーちゃんもいいかなぁ・・・・張角です」
張梁「私の真名を曹操様に・・・・人和と申します」
張宝「ちーは、地和っていうのよ」
張角「私は天和といいます」
華琳「では、以後私のことは華琳と呼びなさい」
三人『はい!』
華琳「それで、一刀」
一刀「ん?」
華琳「当分の間彼女たちの面倒をみなさい」
一刀「かまわないが・・・・警邏はどうするんだ?」
華琳「そっちは三羽鳥にしばらく任せるわ・・・・いいわね?」
三羽鳥「はい」
一刀「わかった」
華琳「では解散!」
一刀「それで・・・・どうすればいいんだ?」
人和「そうね・・・・まずは事務所の確保をお願いしようかしら」
一刀「しようかしら?・・・・まさか、俺が用意するのか!?」
地和「当たり前でしょ、あんたは私たちの付き人なんだから」
一刀「いや・・・そうじゃないだろ」
天和「そんなことどうでもいいよ~姉ちゃんおなかすいた~!」
地和「そういえばそうね・・・・なら、ご飯を食べてから決めましょう!もちろん支払いは一刀でね」
一刀「おいおい・・・・・はぁ」
地和「何よ!?文句でもあるわけ?」
一刀「べつに・・・・」
天和「もし文句いっても華琳様にいいつけるもんねぇ、さぁ人和ちゃん行こう」
人和「え・・・ええ」
彼女たちは(主に姉二人だが)彼をおいてさっさと店の中に入っていった
おやじ「いらっしゃい・・・・これは、北郷様」
一刀「こんにちわ」
おやじ「今日はうちで昼飯ですかい!?」
一刀「ああ・・・4人だが・・席ある?」
おやじ「はい、ありますぜ・・・・見慣れない人たちですね・・・・」
一刀「ああ、最近採用した子たちだ・・・・仲良くやってくれ」
おやじ「北郷様からそういわれますと仲良くせざる終えませんね・・・・席はこちらです」
一刀「ありがとう」
人和「親しいのね」
一刀「ああ、俺がココに着てから何かと着てるからな」
人和「そう・・・」
地和「ちーおなかぺこぺこ・・・・・注文するわよ」
天和「あ・・・待ってちーちゃん」
地和「すみませ~ん・・・・これとこれとこれ・・・あとこれとこれとこれも」
一刀「おいおい、人の金だと思って少し多すぎないか?」
地和「うるさいわね・・・あんたはおとなしくしてればいいの!」
・・・・・
店員「お待たせしました・・・・・」
地和「わぁ・・・おいしそう」
天和「ほんとうだ・・・・それじゃぁ食べよう」
人和「それじゃぁ・・・一刀さんも・・・・」
地和「何言ってんの?人和・・・・そいつが食べるものなんかないわよ」
人和「え!?」
一刀「もしかしてソレ全部食べる気か?」
地和「もちろん・・・・それじゃぁ『はむ・・・もぐもぐ』おいし~」
天和「それじゃぁ姉ちゃんも・・・・」
人和「一刀さん・・・・」
一刀「俺はいいよ・・・・たべな」
人和「ごめんなさい・・・」
一刀「・・・・おやっさん、ラーメン一つ」
おやじ「はいよ・・・・具はいつものかい?」
一刀「そうだな・・・・焼豚3 メンマ3 大盛りで」
おやじ「はいよ」
おやじ「おまち!」
一刀「ありがとう・・・・それじゃぁ、いただきます!」
おやじ「いらっしゃい!」
季衣「あ、兄ちゃんだ・・・・兄ちゃんもお昼?」
一刀「ああ・・・・俺の昼はこれだが」
季衣「わぁ・・・いい匂い・・・・じゃぁ僕も同じやつ!」
おやじ「まいど」
季衣「ところで兄ちゃん」
一刀「ん?」
季衣「あの三人止めなくていいの?」
一刀「あの三人?」
彼が振り返りあの三姉妹を見てみると・・・・・
先ほど頼んだものより多い料理が並び・・・・お土産用の点心を抱えながら・・・・さらに注文していた
一刀「・・・・・ねぇ、おやっさん」
おやじ「なんでしょう?」
一刀「一応聞くけど・・・・彼女たちが食べた金額っていくら?」
おやじ「そうですね・・・・およそxxxxxぐらいかと・・・・」
一刀「おいおい、まじかよ・・・・それ、俺が払う意味あるのか?」
おやじ「おや?北郷様が支払いに?」
一刀「だと思うよ・・・・でなければ、あんなに好き勝手使わないだろ?」
おやじ「そうですな・・・・しかし、北郷様」
一刀「ん?」
おやじ「いくら北郷様のお連れ様とは言え・・・・北郷様をないがしろにする者に支払うことはしないでください」
一刀「おやっさん」
おやじ「大丈夫です・・・・北郷様はその一杯だけお支払いください」
一刀「いいのかな?」
おやじ「ええ・・・かまいません」
地和「あ~、もうおなか一杯・・・・」
天和「そうだねぇ~姉ちゃんもすこしくるしいよ」
人和「天和姉さんもちー姉さんもそんなに食べれば・・・・」
おやじ「では、そろそろ御代の方をお願いしますね」
地和「ああ、それなら北郷とか言うやつに請求して頂戴」
天和「そうそう、あの人私たちの付き人だから」
おやじ「そうですか・・・・とは活きませんね・・・・食った分きっちり払ってもらおうか!?」
地和「何よ・・・支払いは北郷になってるのよ・・・そいつに文句言えばいいじゃない」
おやじ「口のへらねぇ餓鬼が・・・・北郷様になんて口を聞きやがる」
天和「なによ!そっちこそ私たちを誰だと思って!?」
おやじ「ああ?誰だ?何言ってんだてめぇ?」
地和「それより北郷はどうしたのよ・・・・・こら、そこで子供と話してないで何とかしなさいよ」
季衣「もしかして、子供って僕のこと!?」
地和「あんた以外に誰がいるってのよ!?」
季衣「うわぁ~~ん、兄ちゃん」
一刀「こら、季衣泣くんじゃない・・・・親衛隊隊長が泣くなよ・・・」
おやじ「さぁ・・・・払うのか払わないのか・・・・さっさと決め手もらおうか?」
地和「だから!支払いは北郷が!」
おやじ「らちがあかねぇな・・・・おい、警邏兵を呼んでくれ」
店員「はい!」
地和「ちょっと!何で私たちがこんな扱い受けないといけないわけ!?」
おやじ「そんなこと自分で考えろ」
天和「このこと・・・・曹操様に言いつけてやるんだから!」
おやじ「ああ・・・勝手にしな・・・合えればの話しだがな・・・・」
兵「どうした?」
おやじ「はい・・・・この者たちが無銭飲食をしたようでして・・・・」
兵「それは本当か?」
地和「それは違うわよ・・・・」
兵「どっちが本当なんだ?」
おやじ「それが・・・その・・・・『ごにょごにょごにょ』でして」
兵「・・・・・」
地和「だから支払いは北郷がするって言ってるでしょ!」
兵「・・・・・ひっとらえろ」
兵2「はっ!」
凪「どうした・・・・って、隊長?」
一刀「ああ、凪。ご苦労様」
凪「騒ぎがあるから着て見ましたが・・・・・隊長はなぜここへ?」
一刀「ああ、ちょっとな」
兵「あ、楽進将軍・・・・この者たちが原因のようです」
凪「この人たちは・・・・」
地和「あ、凪!こいつら何とかしてよ」
凪「どうゆうことだ?・・・・事情を」
兵「はい・・・・『ごにょごにょ』というわけでして・・・・」
凪「牢に入れておけ」
兵「はっ!」
地和「ちょっと!凪!」
天和「ふえ~ん、姉ちゃん何も悪いことしてないのに~」
人和「姉さんたち・・・自業自得よ・・・・」
一刀「あ・・・待ってくれ」
兵「はい・・・なんでしょう?」
一刀「その・・・この子は放してほしい・・・・華琳に事情を説明しなければならんからな・・・」
兵「楽進将軍・・・・よろしいのですか?」
凪「かまわん・・・・では、私はこれで」
一刀「ああ、ご苦労様・・・・凪」
凪「はい?」
一刀「今夜部屋に来てくれ」
凪「はい・・・・では、失礼します」
あとがき
ねむい
とりあえずコレで終わりかな?
最後の方での地和の扱い 天和の扱いに異議申し立てがあるものはコメントにて申してみよ!
まぁ・・・・真しかプレイしてないから必然的にあんな扱いになるんだけどさ
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だらだら引き延ばしてもあれなので・・・・
ちゃっちゃと書きます