No.128732

恋姫無双 ~天帝の花~ プロローグ2

夜星さん

恋姫無双の二次創作です。
駄文でもよろしいという方はどうぞ。

3/8 13時10分 修正

2010-03-07 21:02:21 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:4500   閲覧ユーザー数:3701

 

 

 

―――――――懐かしい夢をみていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――――――っぁ」

 

 

 零れ落ちる陽の光に目を細めた。

 まぶしい、と思った。

 目を覚まして光が目に入ってきただけだったのに、その事に驚いた。

 それは、眩しいという事が分からないことだったの

かもしれない。

 

 

「こ―――こは?」

 

 この光景にびっくりした。

 見たこともない部屋で、知らない寝台に寝かされていた。

 心底驚いたけども、知らずに不安はもてなかった。

 

「ここは、どこ」

 

 周りをみれば、部屋は広く、生活に必要な物だけが並んでお

り、一人の女性が座っていた。

 少々お待ちください、一言だけを残し女性はどこかにいって

しまった。

 

 ぼんやりと視線を泳がす。

 この部屋には、僕だけだった。

 寂しい感じがしたけれども、助かった、ということに安心し

気が抜けた。

 

―――突き抜けるような青い空。

   暖かな陽の光が、キレイだった。

 

 

 

 

 それから何日か経って物事を呑み込んだ。

 目が覚めるまでの出来事を問題なく思い出せたのだが、今の

自分はそのことに無頓着だった。

 例えるなら、虫を平気で殺せるような子供たちと変わらなかった。

 

 

 

 女の人から色々な話しを聞かされた。

 両親のこと、村で起きた事件のこと、友達とのこと

 そして、唯一の生存者だったこと。

 

 事実として、受け入れるのはあまり時間はかからなかった。

 あの時のことは、突発な出来事だったからただ納得しただけ

だったのだが。

 その話しをしているときの、女性の顔がひどく落ち込んでいて

許しを乞うていたわけではないが、気になった。

 

 

 

 「曹涼君、こんにちわ」

 

 陽射しにとけ込むような笑顔。 

 ストン、と心に落ちるようなひどくやさしい声だった。

 

 

 「率直に言うけど、これからわたしと一緒に呉へ行く

のとここで暮らすのと、どちらがいい?」

 

  どちらとしても、知っている人たちがいないから一緒

に呉という国に行くことにした。

  それからの時間は、流れるように進んでいった。

  旅の準備をする彼女の様子をみているかぎり、子供でさ

え危ないと感じたことさえある。

  国に着いてから家族について紹介するということで

 

  孫策―雪蓮という元気奔放な女の子

  周喩―冥琳という物静かな女の子

  黄蓋―祭という彼女の右腕である豪快な女性

 

  彼女たちと生活をする時間はとても。

  毎日が武の練習と勉強に明け暮れていたが、そんな

何事もない平穏な日々を楽しんでいた。

 

 

 歳が十にもなったときのこと

 大陸を旅したいと思い、彼女にお願いをしたところ子供

の一人旅は危険だと認めてくれなかったのだがお願いし続け

て戦友の馬騰という方の所に用事があるから、その人の場所

でなら良いということだった。

 

 大陸を見るのは、叶わなかったが新しいところへと行けるという

冒険心を輝かせながら曹涼は頷いた。

 その時のお願い攻撃で、彼女が少し精神的に参ってしまったという

話しはまた、別のお話し。

 

 

 

 そうそう

 彼女の名は

 

 「 姓が孫 名が堅 字は文台 真名は陽蓮 」

 

名のいうとおりに、暖かな女性だった。

 

 

 

 

 

あとがき

 

 

 

えっと、話しが本編に突入しないというのは………

申し訳ありません、主人公の過去の話を書いていたらこうなってしまいました。

次からは、現在の話になりますので、プロローグはお終いです。

主人公の過去話はところどころ、で入れていくつもりです。

恋姫で無双しているところや一騎打ちをしているところを書きたかったわけですが

そこまでにいくのに、時間がかかりそうです。

冥琳についての姓が違いますが、パソコンで変換してもでてこなかったのでご容赦ください。

真名で呼び合うようになれば、こんなことにはならないはず。

 

どこでコメント返し、したらいいのか分かりませんのでこちらのほうで

書かせてもらいます。

 

BookWarm様

コメントありがとうございます。

あとがきの桂花は、キャラが好きだけなので魏√へはもしかしたら行かないかもです。

期待を裏切ってしまったら申し訳ないです。

やっぱり、華琳様とは勝負したいですからね。って勝てるのか……

 

 

miroku様

コメントありがとうございます。

なんと、桂花のお兄ちゃん設定は別で考えておりました。

今は、この作品を書き上げることに全力で行きたいと思います。

 

Night様

コメントありがとうございます。

特に仕様とか深い意味はありません。ただの間違いでした。

タイトルを決めずに書くというのは危ないですね。

もしかして、タイトル変更ができたらしちゃうかもしれません。

ご期待を裏切らないようにがんばりたいと思います。

 

truth様

コメント&ご指摘ありがとうございます。

いきなり鋭い攻撃に作者もオロオロ状態です。

曹高に拾われるということも考えたんですが華琳様は敵国ということで……

どこに属国するか全く考えておりません。これは大丈夫なのか――

楽しんでもらえるようにがんばりたいと思います。

 

 

ここで主人公設定

 

姓 曹   名 涼     真名 栄花

 

十年前に起きた事件の唯一の生存者。

武器は、子供の頃大事に抱えていた一本の特殊な槍。

名前を「紅双」

基本は誰にでも優しく接する善人。

身長は、雪蓮よりも少し大きいくらい。

瞳の色は聖緑。

髪は黒くストレートで腰あたりまで伸び一本に結んでいる。

出会いたい人は、美髪とよばれる関羽に会うこと。

武は………チートにならないように。

 

 

少量ですが3日に一度は、更新できるようにしたいと思っております。

ダッシュの記号を繋げるようにするには、どうしたらいいんだろうか。

それでは、またの機会にお会いいたしましょう。


 
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