No.127700

真恋姫無双 鬼神と虎 3話

矛盾さん

投稿です。駄文ですので、過度な期待はせず軽い気持ちでよんで頂きたいです。

2010-03-02 21:09:47 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:6662   閲覧ユーザー数:5188

 

 

孫策のもとで暮らし始めた一刀の新たな生活が始まる。

「やばい寝過ごした!」

 

一刀は跳ね起きた。そして「子烏丸」と「春雨」を手に取ると、庭園に駆け出す。

今日は雪蓮との一騎打ちの日なのだ。

なぜこうなったかというと・・・

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

一刀が呉に身を置いて数日経ったある日。

城内の案内が終わった後の食事中に雪蓮が話しかけてきた。

 

「ねえ、一刀。」

 

「ん、なに?」

 

「あの盗賊たちって本当に貴方がやったの?」

 

「?そうだけど、なんで?。」

 

「いや~。貴方みたいな人があんなに倒せるなんて思えなかったから^^。」

 

「うわ!ひでえ!」

 

「だってそうじゃん!そんな体でできるわけ無いって。」

 

「うぅ、ぐすっ、やったもん。ちゃんと倒したもん・・・・・」

 

泣きながら否定する一刀

 

「だ~!泣かないでって!じゃあ、私と勝負しましょう私を倒したら、信じてあげるわ。」

 

「う~~~ん。どうしよう?(めんどくさいな~~)」

考えること五分。待つのが疲れたのか雪蓮が、

 

「私と勝負しなさい。これは、王直々の命令よ。」

権力を振りかざしてきた!

 

「ええ~横暴だよ!『しなさい・・・(ゴゴゴゴ・・)』はあ~~分かったよ。」

 

「本当!?」

 

「でも明日ね。今日は疲れたから。」

 

「分かったって。じゃあ明日絶対よ!」

 

「は~~~い。」

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

「ああ・・なんであんな事を言ったんだろう・・」

 

いまさら自分の言葉に疑問を持つ一刀。

 

(あんな事を言わなければ今はゆっくりと布団の中に・・)

 

そんな事を考えながら走っていると、

 

「きゃあ!」

 

「おおっと。」

 

角で誰かにぶつかりそうになった。

 

「大丈夫?って稲。こんなところで何してるの?ほら掴まれ。」

 

手を差し出された手に捕まりながら起き上がる稲(陸孫)。(最近真名を預けてもらった!d)

 

「いたいですよ~。それに、何時まで寝てるつもりですか~~?雪蓮さん、怒っていましたよ~~

 「おっそ~~~~~~い!!」って。」

 

「やっぱり・・どうしよう・・」

 

「稲のことは気にしないで、急いだ方がいいですよ~~

 私は後から行きますから。」

 

「そう。ありがとう稲」

 

笑いながらお礼を言う一刀

 

「//////」

 

その笑顔に見ほれていた稲は、一刀の言葉で我に返る。

 

「稲?お~い。稲、稲!!」

 

「はっ!!な、何ですか~一刀さん?///」

 

「いや、なんかぼーとしてるから。それに顔も赤いぞ? 

救護室に行った方がいいんじゃないか?」

 

「いえ~大丈夫です~」

 

「そう?ならいいけど・・・」

 

「それより、急がないと雪蓮さんが・・《ぴゅーー!》いっちゃいましたね・・・」

 

「はあ~一刀さんのあの笑顔は反則です・・///。」

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

一刀が庭園に着いたときには城中の人間がそこにいた。

 

「うをお!!なんだこの人だかり!(さて問題です、今政務は誰がやっているでしょう??)」

 

そしてその中心から、

 

「一刀おそい!遅い遅い遅い遅い!」

 

雪蓮の怒気が込められた言葉が聞こえていた。

 

「もう逃げた方がいいかな・・・・」

 

そう考えていると、

 

「北郷。そんなところで何をしているのだ?早く行かないと

 大変な事になるぞ?」

 

冥琳がこっちに近づいてきた。

 

「いやあ~~この人だかりが、ねえ?」

 

そういって、目の前の人だかりを指差す。

しかし、

「あれ???」

 

人だかりは道のように裂けていて一刀が通れるようになっていた。

 

「あ!み~つ~け~た~!一刀私を何時まで待たせる気??」(ごおおおおお!!)←殺気など諸々

 

「(戦ったらバイバイだねえ~~・・・)やっぱり逃げた方が・・・」

 

回れ右したとき、

 

「どこ行く気じゃ北郷。さっさと戦え!」

 

祭に見つかり、逃げ道を断たれる一刀。

 

「はあ、もいいいや。(遺言でも書いていた方が・・・)」

 

人の道を進む一刀。

そして、

 

「待たせてごめんね雪蓮。じゃあ、始めようか?」

 

弐本を、鞘から出し、構える一刀

 

「やっとね一刀。本気で行くわよ。」

 

南海覇王を構える雪蓮。

 

「両者前へ」

 

””ザッ!!””

 

「始め!」

 

二人の戦いが始まった。

 

「策殿、コテンパにしてしまえ!」

 

「北郷、骨は拾ってやる。」

 

「一刀さ~~ん。死なないように~~」

 

「なんかひどい言われようだ・・・」

 

”ヒュッ” 

 

「おわっ!いきなりかよ雪蓮!」

 

「待たされた恨み~~!!」

 

上下左右から繰り広げられる斬撃を、一刀は

 

「よっと、おわっと、今のは危なかった。うん。」

 

気軽に避けていた。

そして、弐本を鞘に戻し、

 

「はあっ!!」

 

突き出された剣を避け、握っている手と襟首を掴み。懐にもぐりこんで投げる。

いわゆる、柔道の背負い投げである。

 

”フワッ!”

 

一瞬、重力が無くなったかのような感覚。

そして、地面に叩きつけられる衝撃。

 

「かはっ!!」

 

「し、勝者、北郷一刀!!」

 

 

一瞬の静寂、そして、

 

「「「わああああああああああ!!!!」」」

 

空のかなたまで響くほどの歓声。

 

「大丈夫か?雪蓮。」

 

心配そうに駆け寄る一刀。

 

「ええ、背中がひりひりするけど・・」

 

「ご、ごめん!」

 

ものすごい速さで頭を下げる一刀。

 

「いいって。いいって。それより、武器を使わずに私に勝てるって・・

  一刀、あなたどれだけ強いのよ。」

 

「?そうか?そんな事考えた事もないよ」

 

そんな話をしている時、

 

「北郷!!」

祭が近寄ってきた。

 

「ああ、祭さん。どうしたの?」

 

「今度は、わしと勝負せい!」

 

「えええ~~~~~。せっかく終わったと思ったのに・・・」

 

「ええい!グダグダ言うでない!分ったらさっさと準備せい!」

 

「冥琳たS『無理だ』うう・・」

 

しぶしぶ戦う準備をする一刀

 

「祭さん。」

 

「ん?なんじゃ?」

 

「俺の本気を一瞬だけ、見せてあげる。」

 

「何!本当か!」

 

「うん。味方の実力を知っておくのも大切でしょ?」

 

「一刀!あなた、私と戦っている時は本気じゃなかったの!?」

 

「うん。ちょっと力を出したけど?」

 

「「「なん(だと!)(じゃと!)ですって!」」」

 

一刀の言葉に驚く三人。

なぜなら、一国の主を素手で倒す人間が存在し、

その力が、本気を少しだけ出したというのだから。

 

「ますます興奮してきたわい!」

 

「ち、ちょっと・・・ちょっと・・・・・」

 

(二人のテンションの差が・・)

 

「さあ、やるぞ!!」

 

「両者、前へ!!」

 

「ああ。」

 

””ザッ!!!””

 

「始め!!」

 

審判の言葉と同時に、弓を構えた。

 

「さて、北郷。本気というものを見せてもらおうか?」

 

”ヒュッ”

 

「おわあ!危ないでしょうが!」

 

「知らん!さっさと本気を見せんか!」

 

次々と、祭の手から放たれる矢を一刀はすべて避けていた。

(周りにいる人は大丈夫だろうか?)

 

約5分間。祭の攻撃を避け続けていると、

 

「ええい!北郷さっさと攻撃して来い!まさか、攻撃もできない臆病者か!」

 

「”グサッ!”い、今のはきつかった・・」

 

「さっさと戦え!臆病者!」

 

「”グサッ!グサッ!”うう・・泣いてもいいですか?・・・」

 

「一刀!早く本気を見せなさい!」(ウズウズ)

 

「北郷。私も早く見たいんだが?」(ウズウズ)

 

「そうだそうだ~」

 

「こ、こいつら・・・俺の気持ちも知らずに・・・」

 

「貴様が本気になればよい事じゃ!」

 

「やっぱりそうなる・・・。よし!やりますか!」

 

一刀は動きを止める。そして「子烏丸」を抜き、

足に氣を流す。一刀の足は黄色く淡く光っていた。

 

「ほう・・それが本気か。」

 

「いや、本気はこの後。」

 

「ならば早k”スッ!”」

 

祭の言葉を待たずに一刀はその場から消えた。

そして、一刀の変わりに「子烏丸」が地面に突き刺さっていた。

 

「な、なんじゃ?北郷のやつどこに行った?」

 

と、探そうとすると、

 

「俺はここだよ?」

 

後ろから声がする。

 

「何!」

 

祭は後ろを振り向くが、

 

「な、何!」

 

そこに一刀の姿は無かった。

そして、

 

「俺の勝ちだね祭さん。」

 

また、後ろから声がする。

そして祭はきずく。自分の喉下に刀が回されていて、後ろのには

いつの間にか一刀がその刀を持っていることを。

 

「しょ、勝者、北郷一刀」

 

本日二度目の歓声が轟く。

 

「「「わあああああああああああああ!!!!!」」」

 

「のお、北郷よ。」

 

「ん?何?」

 

「さっきのお主が消えた技一体どういう妖術じゃ?」

 

試合が終わって皆が解散した後、祭は尋ねた。

自分の目の前で人が消えたと思ったら、後ろから声が聞こえ、

振り向くと誰もおらず、自分の首に刀が回っている。

落ち着いて考えても意味の分からない現象である。

 

「ああ、それは、『あ!いた!一刀~~~』ああ、雪蓮。どうしたの?」

 

一刀がしゃべろうとした時に雪蓮、冥琳、稲が近づいてきた。

そして、一刀の襟首を掴み振りながら言って来た。

 

「ねえ、あの技何?!なんかの妖術?ねえ!教えなさいよ!」

 

「(ガクガクガク!)もう・・無理・・」

 

「教えなさ~~~~~~~~い」

 

一刀が生死の境を彷徨っているのを知っていないらしいく、

延々一刀の首を振り続ける。

 

(ああ・・川の向こうにお花畑が・・・)

 

「お~し~え~ろ~!」

 

さすがにまずいと思ったのか冥琳と、稲が止めに入る

 

「雪蓮、その辺にしておけ。さもないと北郷が・・」

 

「そうですよ~~雪蓮さん、一刀さん死んじゃいますよ~」

 

「そうですぞ策殿。この技は北郷しか知らないのですから

 しなれると困りますぞ」

 

皆に言われては初めて一刀が瀕死になっているのに気づく雪蓮。

 

「え!一刀?か~ず~と~起きなさい!”バチン!!”」

 

「いって~~~!!」

 

「はあぁ。だから、他の起こし方があるだろう。」

 

「いいじゃない。起きたんだし。」

 

「これでやっとなぞが解けます~~」

 

「それもそうだな。おい北郷。あれは一体なんなのだ?」

 

「ああ、あれね。あれは超高速の移動術だよ。」

 

そういいながら実際にやってみせる。

 

「まず、氣というものを知っているかい?」

 

「ええ、しっているわよ。」

 

「じゃあ話が早い。まず、気を足に込める。そうすると、

 足が何らかの色に淡く輝く。」

 

今、一刀の足は、戦っていた時と同じ、黄色く、淡く光っていた。

 

「こうすると、足の身体機能が増加して、異常な早さが出せるようになったりする。こういうふうにね!」

 

そういって一刀の姿は10mほど離れた場所に移動した。

 

「へえ~。すごいわね。」

 

「ああ、これが敵だと思うとぞっとするよ。 」

 

「まったく、その通りじゃ。氣で身体機能を増加させる事ができるとは

 聞いていたが。まさかここまでとは・・」

 

「ほんと味方でよかったですね~~。」

 

その言葉を聞いた一刀は、

 

「大丈夫だって!俺はいつでも皆の味方だからさ!」

 

満開の笑顔でそう言った。

 

「「「「//////////」」」」

 

その笑顔の虜になった女性がまた増えた。

 

「ん?どうしたの?皆顔が赤いけど?」

 

まあ、一刀本人は気付いていないが。

 

「い、いや。なんでもない。なあ、皆?(あの笑顔は反則だぞ北郷・・)」

 

「え、ええ、なんでもないわ。(かわいい~~!よだれが出ちゃいそう・・)」

 

「お、おう、なんでもない。(危なかった・・それにしても、あの笑顔は気をつけないと)」

 

「なんでもないですよ~~(あの笑顔には慣れる事ができないですね~~)」

 

「そう?ならいいけど・・じゃあ、俺はもう行くね、疲れたし。」

 

そう歩き出した一刀。

その姿が見えなくなると、四人はそれぞれの意見を口にした。

 

「なに!?あの笑顔!とっても可愛いんですけど!食べちゃいそう・・」

 

「あの笑顔は反則ですよね~~」

 

「ああ、あの笑顔は気をつけないと。」

 

「そうじゃな、あの笑顔には特に・・」

 

四人は思った。

あの笑顔に逆らえるものはいないと。

 

矛盾です。どうでしたか?鬼神と虎3話目。

次は、拠点か、蓮華登場にしたいですが、どちらがいいですか?

 

 

1拠点 2蓮華登場

 

 

たくさんの大佐方のご協力お願いします。

 

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
44
1

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択