No.127547

It is possible to do ..not coming.. or if there is a bur

白蓮さん

気ままに書いた小説です

2010-03-01 22:52:43 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:717   閲覧ユーザー数:700

 

俺の日常はあの日、不思議な箱を渡された事により180度変わった。

俺の名前はウエハラ タイチ…永雨学園に通う高校2年の学生だ。

俺はあの日、いつもとは違う道で帰り迷ったあげく、家に着くなり、送り主の間違えか…見知らぬ名前から「開封禁!!」と書いた紙が貼られているダンボールを管理人から渡された。不思議思ったが冒険癖の性格なのか紙を剥がした、その瞬間いきなり箱のふたが開いた中から「朱、蒼、翠」とかかれた革鞄くらいの大きさの箱と辞書を思わせる本が飛び出てきた。

不思議に思いながらもとりあえず本を開いてみると表紙の裏に

「真の名を欲しくば朱を開け我が名を叫べ」

「真の力欲しくば蒼を開け我が力を欲せ」

「真の世界欲しくば翠を開けそして世界をすべよ」

と書かれていた、最初は意味がわからなかった。

そして1P目をめくった…しかし白紙、次のページも白紙、その次も白紙、すべてが白紙だった。そして最後のページの最後の行に「そなたは真に何を欲す…」とだけ書かれていた。

分岐点

 

 

読み終えた瞬間、管理人がやってきた、また荷物が届いたそうだ、今度のは大きい、そして本人確認が必要な物らしく、俺は本を閉じそのまま部屋を後にした。

配達員4が人掛りで玄関先まで運ぶほど大きな荷物を送ってくるとは…まぁどこのどいつかは見当がついた。

配達員の1人が「ウエハラ タイチさんで間違いない…ですね」と言って書類に目を通しサインをするように言われた。

またこの書類も量が量だ…A4の紙12枚とは、まぁ大半が荷物のリストであるが、すべてに目を通しサインをすると配達員がサインをした書類を厳重に梱包し始めた。

これもいつものことで…今日の荷物はいつもの荷物よりかは軽かったので管理人さんと運んだ。

荷物を運び終え、一息つこうと部屋を見回して異変に気づいた…3つの箱のほかに

「紅」

「藍」

「琥」

と書かれた小箱がダンボールから出ていた。

しかも辞書のような本を囲むように…本を手に取りページをめくっていくと「汝何を求める…」

「真名を:朱-」

「真力を:蒼-」

「真世界を;翠-」

「貴方は何色を求めますか?」

と書かれたページがあった。

「-」の部分は読めない文字で書かれていた。

俺は…

 

 
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