No.125636

真恋姫無双 序2

矛盾さん

次から本編に入ろうかなと思います。
駄文ですがどーぞ。

2010-02-20 21:11:48 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:4207   閲覧ユーザー数:3479

黒煙を目視した一刀が進むその先にあるものとは

 

 

 

 

村人「た、助けてくれぇぇぇ!」

 

盗賊「はははッ!死ねえ!”ザシュッ”」

 

村人「ぐはぁ!」

 

そこは、地獄絵図とも呼ぶべきほど悲惨なものだった。

女、子供、年寄り、男見境なく殺し続け、金目のものを奪い取る。

それは、一刀の周りでは考えられないものだった。

 

一刀「こいつらは、いったい・・何を・・・して・・・いるんだ。」

 

それを、一刀は信じられない。いや、信じたくないと思っていた。

一刀は、幼い頃から人の温かさを感じて育てられてきたのだ。

人は皆やさしい。人を傷つけたり、人のものを奪うなどは馬鹿げている。

人を殺すなんて論外。そういう世界で生きてきたのだ

 

 

一刀(人が人を殺す世界。これがこの世界か・・・)

 

そう思うと同時に一刀には今この自分の前で殺されていく人たちを、助けなければならない。

そういう考えが頭をよぎった。

 

一刀「俺はこの人たちを助ける。助けなければならない。」

 

そう言う一刀は、「赤鬼」と「黒鬼」を強く握り締めていた。

 

盗賊「死ねええええええええええ!!!」

 

村人「うあああぁぁぁ!!」

 

一刀「ーーーーーー!!!!」

 

村人の声を聞いた一刀の足は自然にその方向に向っていた。

そして、着いたと同時に戟を振り下ろしていた。

 

一刀「せい!!”ザシュッ”」

 

盗賊「ぐあぁ!」

 

盗賊「この野郎!!」

 

一刀「五月蝿い!!」

 

”ザシュッ”

 

盗賊「うわあああ!」

 

盗賊「慌てるんじゃねえ!周りを取り囲め!!」

 

盗賊「お、おう!」

 

 

そう言うと一刀の周りを盗賊たちが取り囲み始める。

 

一刀(ざっと、80~100人位か。なら10秒位か。)

 

そう心の中でつぶやくと、一刀は「赤鬼」を右手に持ち、胸の高さで地面と平行に構え、

「黒鬼」左手に持ち、これは腰の高さに水平に構える。

 

一刀「こいよ・・」

 

盗賊「へっ!言われなくても。おい野郎共!」

 

「「「「おう!!!!」」」」

 

そう言うと盗賊たちは、思い思いに剣を突きつけてくる。

そして、それと同時に一刀の死の舞が始まる。

一刀「ーーー!!」

 

一刀は回る。ただただひたすらに。振りかぶりもせず、切り裂こうともせず、ただ回る。

しかし、この舞は進行方向が不規則なので、よける事は尋常ではない集中力を必要とする。

一刀にとってはただ「回る」という動きも、盗賊から見ると殺戮の嵐のように見えるのだ。

 

盗賊「な、なんだコイツ」

 

盗賊「ヒッ!に、逃げろおおおお」

 

          殺戮開始

 

          1秒90人

 

盗賊「うわあああ!た、助けてくれえええええ!」

 

          2秒80人

 

盗賊「オ、鬼だああああああ!鬼がいる!」

 

          3秒70人

 

 

 

          4秒60人

 

 

 

          5秒50人

 

 

          半数経過       

 

          6秒40人

 

盗賊「もう半分も居ねえ!もうだめd”シュルゥゥ・・ザシュ!”ぐあああ”ばた”」

 

          

          7秒30人

 

 

 

          8秒二十人

 

 

 

 

          9秒十人

 

 

 

盗賊「もう終わりだ!何もかも終わりだ!”シュルゥゥゥゥ・・・ザシュ!”ぐはあ!」

 

          10秒0人

 

 

          殺戮・・完了

 

一刀「終わったか・・・」

 

ズッザザアアアアアアアアッ

 

一刀は舞は、殺戮が完了しやっと終わった。

そして、その舞のえじきになった”物”の山を見つめた。

 

一刀「これは、俺が殺ったのか・・・ッ!おうぇぇ!」

 

そう認識した瞬間、一刀は、胃の中のものをぶちまけた。

それも無理ないだろう。なにせ一度に100人ものひとを殺してしまったのだから

精神的に無理だろう。

 

一刀「これが、人を殺した感触か・・・・」

 

そう呟き一刀は自分の手を見つめる。

 

一刀「まあ、こんなところで落ち込んでいてもしょうがない。

    まず、この村を立て直すか!」

 

そう意気込み、一刀は生存者を探し集め村の復興を手助けしたのだった。

 

 

一刀の頭上の空には雲一つない青空が澄み渡っていた。

しかし、その地平線には、黒雲が渦巻いていた。

 

 

 

~~~~~あとがき~~~~~

 

どうでしたか?

しかし、1度書こうと思っても思いのままにかけないのが歯がゆいです。

 

 

一刀が回るときの効果音で、あっているのでしょうか?

間違っていると思った方は、合っている効果音を教えていただけないでしょうか?

よろしくおねがいします。

 

あと、一刀の武器の参考は真三国無双5の呂布の武器「方天画戟」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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