よろしい　ならば曹嵩だ

１を選んだお前たちに、奴を召喚すればどうなるかという恐怖を思い知らせてやろう

さあ、来たれ、曹巨高よ　洛陽に混乱と恐怖と混沌を！

閲覧前のご注意：

内容量　　馬鹿50％　　カヲス50％

腹筋崩壊と忍び笑いによるのどの痛みにご注意ください。

お勤め中の方は特にご用心を。

曹嵩（そうすう）　改訂版

姓：曹　　名：嵩　　字：巨高（きょこう）　　真名：永琳（えいりん）

使用武器：青釭倚天（せいこうきてん　中身は注射器の先に針の代わりに取り付けた鉄パイプ）

史実では曹操の名剣であったが、こちらの中身は鉄パイプであるため、

某撲殺天使が喜びそうな、敵にぶつけて撲殺するための武器。

したがって、本人は剣と自称しているが、実際はチンピラが持つ凶器とほとんど大差ない。

永琳の名が示すとおり、姿形はモロ東方のアレ。

医術の心得はあるが、少々マッドサイエンティスト気味な上に洛陽には華佗がいるため、

もっぱら変な薬の製造役担当。　患部で良く効くらしい。

義姉（孫堅）の娘に覇道と称して侵略（カチコミ）を働いた自分の養子（曹操）に

落とし前のケジメをつけるべく、娘をシメにやって来た。

そのついでに、馬騰と共に御使いをつまみ食いにきたらしい。

曹嵩　　奥技一覧　改訂版

禁薬「崑崙の薬」　　

中身は阿片・冶葛（やかつ）他毒草類。　兵士の食料に混ぜて謀殺する。　薬学狂人の賜物。

検符「浣腸」

やらないか　　ウホッ　　アッーーーーーーーーーー！！！！！

淑女乱舞

曹嵩・孫堅・馬騰・黄蓋・厳顔・黄忠の年長組六名による敵前一点突破。

若い者達にはまだまだ負けぬ。

テーマ曲：

HELP ME ERINNNN!!!　　勇美華蝶　　虚々実々

馬騰（ばとう）

姓：馬　　名：騰　　字：壽成（じゅせい）　　真名：夜霧（よぎり）

ただし、華雄と同じく異民族との混血のため、あくまで名で呼ぶよう周囲には求めている

馬騰の夜霧・華雄の牡丹は、後から他者によって付加されたものである（華雄の場合は馬超ら蜀の将による）

使用武器：闇閃（あんせん）　馬超の持つ十字槍と同型　ただし剣先は焼入れしてあるため黒光りしている

性格獰猛。

マージャンはするわスルメイカ煮干酢昆布は咥えるわタバコは吸うわ大酒のみだわの放蕩三昧で、

主要将軍の中でもかなりガサツな人物。

孫堅がオバタリアンならば、さしずめこちらは簾（すだれ）頭おやぢといったところ。

孫堅とは黄蓋が配下につく以前のころからの知り合いで、互いに「堅」・「騰」と呼び合う。

曹嵩の一計で、極めて危険な賭けと知りながら、

一時的に心停止を起こす薬を飲んで曹操からうまく逃れた後、

心肺蘇生を経て五胡兵の伝で鮮卑領の盛楽にまで落ち延びる。

その後二人で漢に戻り、曹操に仕置きをする機を窺って曹嵩と共に陳留に潜伏していた。

一刀に出会って早々、開口一番が「なんだぁこのジゴロ男は？　うるせーぞカス糞ゴミ風情は黙ってろや」。

馬超の母であり、馬岱の叔母に当たる。　実力は関羽と夏侯惇を足した程度。

ただしあくまで人間なので、人外鬼畜の孫堅のように呂布を単独で打ち負かしたり、

貂蝉と卑弥呼を同時に相手できるような力はない。

年少組の父親代わりの存在。

馬騰と曹嵩が孫堅の下にはせ参じた理由は、

曹操に仕置きを加えるのと共にもうひとつ隠された理由が存在する。

馬騰　　奥義一覧

暗黒乱舞

闇夜と共に、黒馬にまたがる馬騰の一閃が夜空に舞う。

西涼の守護神

羌族との混血である彼女は、五胡の異民族兵団の一部を自軍に組み入れできる。

対五胡戦でのみ使用可能。

神速を超えし者

その者、速の鬼畜なり。　天下無双の音速馬術をその目でしかと見よ。

テーマ曲：

戦国ランス「我が栄光」　　白馬行　　無印恋姫「蒼天已死　黄天当立」

孫堅：武の鬼畜　　曹嵩：策の鬼畜　　馬騰：速の鬼畜

孫堅武力値　　騎：5　　槍：10　　弓：1

滅殺陣　騎：0　　槍：7　　弓：0　　　　百鬼陣　騎：4　　槍：4　　弓：4　　　　煉獄陣　騎：5　　槍：5　　弓：0

曹嵩武力値　　騎：1　　 槍：5　　弓：10

五茫陣　騎：4　　槍：4　　弓：4　　　　六茫陣　騎：0　　槍：5　　弓：5　　　　弾幕陣　騎：0　　槍：0　　弓：7

馬騰武力値　　騎：10　 槍：1　　弓：5　　

音速陣　騎：7　　槍：0　　弓：0　　　　散光陣　騎：5　　槍：0　　弓：5　　　　天馬陣　騎：4　　槍：4　　弓：4

第十三章

-11-

【虎の威を借る狐　～Assault of the ERIN～】

虎牢関の門を、奇抜な格好をした妙齢の美女らが歩いている。

一方の人物は左手に薬箱、右手には長さ七尺（210cm）ほどの注射器。

もう一方は馬姉妹とよく似た服装だが、主要部分は漆黒。

手には姉妹の持つ十字槍を黒光りさせたような武器を携える。

その女たちは虎牢関の番兵に通行証を見せると、意気揚々と西に向けて歩いていった。

？？？「うふふ、待っていてくださいね、私のお義姉（ねえ）様♪

　　　　　この永琳、あなた様が常世にお戻りになられたとの噂を耳にした日より、

　　　　　再びお会いできる日を、今か今かと待ち望んでおりました」

？？？「くっくっく……せいぜい腰抜かして驚くだろうよ、堅の奴。

　　　　　あちきらがちっとばかし見ない間にお高く皇帝なんぞに収まりやがって……

　　　　　あの単純馬鹿には不似合いだってのになぁ、ククク」

その名は馬壽成、そして曹巨高。　馬姉妹の母親分と曹操の義母に当たる人物である。

彼女たちはひたすら歩む。　洛陽に向けての道を。

虎牢関から洛陽までは距離にしておよそ十里。

あと二日も歩けば、到着できる道のりであった。

残り三日。

孫文台が幅を利かせている洛陽、通称鬼ヶ島。

その鬼ヶ島に恐怖の大王がやってくるまで、後三日のことである。

～玉座～

あの鬼神孫堅と元覇王曹操が、柄にもなくガタガタと震え上がっている。

原因は、小悪魔華琳の騒ぎの二日後、すなわち今日届いた、一通の手紙。

宛名は、「孫文台陛下　並　曹孟徳大司馬閣下　御中」。

差出人は、「曹巨高」と書かれていた。

その差出人の名前を見た瞬間二人して、見てはならぬものを目にしたかのごとく恐怖におののきだした。

[数日後にそちらにお伺い申し上げます。

騰ちゃんと一緒に華琳ちゃんをお仕置きに行きますから楽しみにしていてくださいね。

お義姉様のえーりん☆]

煌蓮「な……ななななな……ぬぅあんじゃとおおぉぉぉおおおぉおお！！！！？？？

　　　あやつらが……あの腹黒女狐（めぎつね）とザル馬がこっちに来るってぇのかあぁ！！？

　　　クッソがああぁぁ、とっくの昔におっ死んだと思ってたのに！！！！」

華琳「ひっ！！　い……いやぁ……そんな…お義母様が……お義母様がぁ……」

煌蓮「いいいいいかん……あたしゃあいつらが大の苦手なんじゃよ……えええぇぇいあの疫病神共め！！　

　　　何が望みでこのあたしのシマまで殴りこんできおったぁ！！？

　　　いやここは皇都だ……あいつらがあたし詣でに上洛ブッこいても何らおかしくはない……

煌蓮「うぬぅとにかく……うるぁしゅうらああああぁぁああんんん！！！！

　　　それと馬の娘共はおるかあああぁぁああ！！！？？

　　　奴だ！！　曹嵩だああぁぁ！！　馬騰も来るぞ！！！

　　　おい役人、勅じゃぁ勅ぅ！！

　　　函谷関の見張りに出ている坊主と馬鹿娘を大至急呼び戻せ！！　今すぐだ！！！

　　　あいつらの叔母がこっちまで殴りこんできよったわあああぁぁぁ！！！」

華琳「ガタガタブルブルガタガタブルブル……」

孫堅は一気にまくし立てると、怯えている曹操をひっ掴んで

ドスドスと地響きを立てながら脱兎のごとく玉座を後にしていった。

[鬼畜三昧の歌]

[えーりん！　えーりん！　えーりん！　えーりん！

えーりん！　えーりん！　たすけて！　えーりん！]　*2

煌蓮『くるああぁぁぁぁ！！！　こんの女狐とザル馬めがぁ！！　さっさと引っ越さんかああぁぁ！！

　　　あたしゃ逃げも隠れもせぇへんから！！　よぅ覚えとけよ！！

　　　えぁあぁ！！？　何言うとんねんこのふてえ連中は！！

　　　お前ら孫呉をブッ潰す腹積もりで洛陽までノコノコやってきたんじゃろうが！！

　　　違うんかゴラァ！！？　白状せいやボケ共！！　しばくぞーーー！！！

　　　引っ越ーし！！　さっさと引っ越ー引っ越ーしぃ！！

　　　はよ引っ越しさにゃぁーー！！』

えーりん！　えーりん！　えーりん！　えーりん！

馬騰！　罵倒！　馬騰は馬頭！

鬼神が　鬼神が　鬼神が　鬼神が　

帝が　帝が　帝が　お怒りモード！（とっとと引っ越ーし！！）

煌蓮『えぇいあんの薄らボケ共は！！　高麗人みてぇにクッソ図太てぇ神経しおってからに！！

　　　あたしゃなにも城内に住まうな言うとるんじゃないんさね！！

　　　ど　　こ　　を　　ど　　う　　間　　違　　え　　れ　　ば

　　　あたしの部屋の隣になんぞ居つくんじゃぃこの糞共がぁ！！？？　そこは坊主の執務室じゃぁ！！

　　　どかんかいゴルァ！！　さっさと引っ越ーしぃ！！

　　　おい公謹！！　妙才！！　とっととこのカス共を客間に放り込んでこいやぁーーー！！

　　　あとでしばき倒したるわ！！　覚えてろぃ！！』

[えーりん！　えーりん！　えーりん！　えーりん！

孫堅！　化物！　鬼神！　人外！

煌蓮『覚悟はよいか！？　　一　　瞬　　千　　撃　　　　孫　　呉　　千　　年　　　　瞬　　獄　　殺　　！！！』

奴らが来るぞ、　　鬼　　畜　　三　　昧　　！！

第十三章十一節終了