No.125280

真・恋姫無双 未来から来た子達 特別編

戦国さん

今回は蜀だけのお話です
魏や呉が来る前のお話です

皆さん暖かい目で見て下さい

2010-02-19 11:51:07 投稿 / 全13ページ    総閲覧数:2484   閲覧ユーザー数:2199

この作品は、オリジナル要素を大量に含みます。

 

原作重視の方は、注意して下さい

 

キャラクター崩壊の可能性もあります

 

オリキャラありです

 

それでも良い方は、どうぞ

 

 

 

一刀の決意

 

 

歩達が来て更に賑やかになった蜀軍は今日もしっかりと仕事をしていた(一部の人達はサボり)そして、ようやく一日が終わろうとした夜

 

「・・・・御主人様」

「桃香か、こんな時間まで起きていたら肌に悪いぞ」

「御主人様、最近よく空を見ていますね」

「そうか?」

「もしかして、天の世界の事を思い出しているの?」

「・・・」

「・・・やっぱり、家族が心配?そうだよね、光君達があんなに心配していたもの、お父さんやお母さんも心配しているはずだよね」

「・・・・・・俺は」

「え?」

「俺はこの世界で大切な人と出会う事が出来た、もし帰る事が出来ても俺はこの世界に残る」

「御主人様////」

 

二人は熱く見つめ合いそして、だんだん顔が近づき

 

「///ゴホン・・御主人様・・・桃香様、こんな時間に何をしているのですか?」

「「え?」」

二人が振り向くと妙に顔を赤くした愛紗が立っていた

 

星「愛紗よ、お主は空気というもの読まぬか」

光「愛紗さんそれKY」

愛里「全くですムードぶち壊しです」

歩「北郷君、ごめんね」

朱里「はわわ、御主人様これはけして、覗き見じゃないでし」

空「なぅ、朱里さんこれ十分覗き見ですよ」

平安「しかし北郷、この人数に気付かないとわな」

 

よく見ると、木の陰から光達や蜀の皆まで隠れていた

 

「お前ら、ずっと見ていたのか?」

愛紗「ええ、一部始終全て見ていました」ゴゴゴゴゴゴ

 

全員「(嫉妬神愛紗、コエー)」

 

この状態は良くないと思った戦国は一刀の前に立ち小包を取り出した

「そうだ一刀、ある人物からお前に渡すよう頼まれていたものがあったんだ」

「俺に?なんで今更?」

「もっと早く渡す事も出来たが、お前の覚悟が気になっていてな、渡せなかったんだ。だがさっきの言葉を聞いて渡す事にする」

「それで、誰から?」

「お前の祖父からだ」

「!・・・じいちゃん」

「ああ、この世界に来る前にお前の実家に行ったんだ。そしてお前の祖父からこれを渡されてな『もし、一刀が立派な男になっていたらこれを渡してくれ』って言われたんだ」

「・・・・」

一刀は戦国から渡された小包をただ黙って見つめていた

戦国「・・・・良し!全員解散、明日も忙しいんだからもう寝るぞ」

朱里「そ、そうですね、それでは皆さんおやすみなさい」

戦国の解散宣言を聞き全員が自分達の部屋に戻った、一刀を残して

 

「中に何が入っているんだろう?」

一刀が小包を開くと中には刀一本と紙が一枚と手紙が入っていた

「!これ家の刀じゃないか、それに何だこれ?本郷家剣術免許皆伝書?」

一刀は何がどうなっているのか分からなかった

「・・・とりあえず手紙を読もう」

一刀へ

 

お前が行方不明になったと守王道場の息子から聞いた時は冗談かと思った。しかし、お前の親友の光君がわざわざ家に来た時わしは、お前の事を許せなかった、しかし、心の底から誇りにも思えた。他の人に迷惑をかけるお前が許せないしかし、こんなに心配してくれる友人を持つお前を誇りに思っている。その後、貂蝉とかいう変態からお前が別の世界に行ったと聞かされてな、最初は信じられんかった。だが、徐々に信じるようになってな、お前がその世界で活躍していると言っておった。だから、お前に本郷家剣術免許皆伝とこの刀を譲る、名は『天照』(あまてらす)。きっとお前の役に立つだろう

 

「・・・じいちゃん」

追伸

 

貂蝉からお前の写真を見せて貰ったが、一刀よ、お前いつから女たらしになった?

 

「は?」

 

一刀が持つ封筒の中から何枚か写真が出てきた。全部一刀の姿がありその隣で楽しそうに笑う愛紗の写真や桃香の写真などがあった。

 

「ちょうせ――――ん!なに見せとんじゃ!!!!!!!!!」

 

一刀の雄叫びは虚しく夜空に散った

 

 

璃離の誕生日

 

「え?もうすぐ璃々の誕生日なの」

「はい、できればその日に休日を貰えないでしょうか」

「当然良いよ、いやむしろそうして上げて」

「ありがとうございます」

「ねえ紫苑」

「はい、なんでしょう」

「その日、皆で祝わない?」

「え?でも仕事は・・」

「大丈夫、一日ぐらい何とかなるよ」

「本当に宜しいのですか」

「ああ、璃々きっと喜ぶよ」

「ありがとうございます、御主人様」

「それじゃ、皆を集めて作戦を立てないと」

広間

 

一刀は全員に璃々にドッキリパーティーを開く事を話した

一刀「っと言うわけだ、皆良いかな?」

全員「意義無―し」

一刀「それじゃ、料理とお菓子は朱里、雛里、愛里、それに月が担当」

四人「御意(了解)」

一刀「当日、俺は紫苑と一緒に昼間で璃々の買い物に出かけるから、他の皆はその間に準備してくれ」

全員「御意(了解)!」

一刀「それじゃ、各自璃々ちゃんに渡すものを用意する事、解散」

 

 

未来家&空組

 

光「それで、何を渡す?」

歩「あのくらい小さい子だと何を喜ぶかな?」

才「いっその事、本人に聞くか?」

福「才兄さん、それじゃドッキリの意味が無いです」

空「アレなんか、良いじゃないですか」

望「アレ?」

愛里「あ、良いかもしれません。でも時間掛かりませんか?」

望「いや、何とかなる」

歩「じゃあ、アレで決定!」

 

 

子孫組

 

鉄「なあ、璃々に何渡す?」

戦国「お前、少しは考えろよ」

平安「俺はもう決めたぞ」

鉄「何渡すの?」

平安「内緒だ」

鉄「教えてくれよ」

大気「鉄君、君のプレゼントじゃないのだけど」

 

そして誕生日当日

 

璃々「それじゃ、いってきまーす」

紫苑「では、行って来ます」

一刀「皆、後は頼むぞ」

全員「了解」

 

広間

 

広間では蜀の武将達が荷物を運び、軍師達が指示していた

 

鉄「なあ、大気この飾りここで良いのか?」

大気「もう少し上かな、翠さんこの机動かすの手伝って」

翠「あいよ」

白蓮「私は何を手伝えば良い?」

空「それじゃ、私と一緒に料理取りに行きましょう」

 

厨房

 

愛里「はい、肉まん三十個蒸しあがりました」

月「愛里さん、くりーむが出来ました」

愛里「それじゃ、スポンジに付けてください」

月「す、すぽんじ?」

 

雛里「あわわ、朱里ちゃんなんか焦げた臭いが」

朱里「はわわ、大変です」

 

白蓮「なんか、大変だな」

光「全くですよ」

空「あれ?光なんで居るの?」

光「料理が出来る人が少ないから俺も手伝っている」

空「なるほど」

 

光「それじゃ、空、白蓮さんそこにある料理を持っていってください」

二人「了解」

 

 

璃々「ただいまー」

紫苑「ただいま戻りました」

一刀「皆、戻ったよ」

 

シーン

 

璃々「あれ、御主人様?皆居ないよ」

一刀「璃々、広間に行ってみよう」

 

広間

 

璃離は広間に行ったが暗くて何も見えなかった

 

璃離「皆?」

 

パッ

 

全員「「「璃々ちゃんお誕生日おめでとう(なのだ)!!!!」」」

璃離「え?」

 

璃離は未だに今の状況を理解出来なかった

 

一刀「ははは、璃々驚いたか?」

紫苑「クスクス」

振り向くと二人が笑っていた

璃離「御主人様、お母さん?これは・・?」

 

一刀「璃々のビックリ誕生日会だよ。驚いた?」

璃々「うん!御主人様、お母さん、お姉ちゃん、お兄ちゃん達ありがとう!」

璃々の満面な笑顔を見た皆は心の底から、開いて正解だと思った

 

その後全員で、愛里達が作った料理やお菓子を満喫した

食事が終わり今度はプレゼント渡しに移った

愛紗「それじゃ璃々、これを受け取ってくれ、戦国と一緒に作った」

愛紗は戦国と一緒に作った鳥の木彫りを渡した

璃々「ありがとう、愛紗お姉ちゃん、戦国お兄ちゃん」

星「では、次は私が・・・」

そう言うと星は華蝶仮面の仮面(レプリカ)を渡した

華蝶仮面の正体を知っている人達「・・・・・」

一刀「つ、次お願い!」

平安「璃々ちゃん、はいお誕生日おめでとう」

平安は璃々にハーモニカを渡した

平安「この前、璃々ちゃんこの楽器の音気に入っていたよね」

璃々「ありがとう、平安お兄ちゃん!」

 

その後、次々と璃々に誕生日の贈り物を渡した

 

光「最後は俺達だね・・・」

愛里「はい、才さん、福ちゃん、空さん持ってきてください」

璃々「今度は何?」

歩「実際には璃々ちゃん、紫苑さん、一刀君の分があるんだよ」

紫苑「え、私達にも?」

才「はいこれです」

一刀「え?これって自転車?」

 

そう才達が、持って来たのは、三つの自転車だった

一つは補助輪が付いた小さい自転車

その隣に大人用の自転車が二台

一つは紫色で籠が付いており、もう一つが白い自転車で後に荷物を置く事が出来る物だった

 

望「腕の良い職人さんに頼んで材料を作ってもらったんです、後は僕達が組み立てて完成」

空「これ、喜んでくれるかな」

福「喜びますとも」

 

紫苑「御主人様、これは?」

一刀「これは、俺達の世界にある乗り物さ。璃々乗ってみてくれないか」

璃々「こう?」

璃々は、足をペダルに置き、ハンドルを掴んだ

一刀「そう、じゃあ、足で押してみて」

璃々「うん」

 

蜀の皆は興味津々に自転車を見ていた。自転車が動き出すと皆が一斉に『おお!』と感心していた

 

璃々「御主人様、見て見て!」

一刀「おう、見てるぞ」

紫苑「璃々、とてもかわいいわよ」

 

光「それじゃ、紫苑さん、北郷、お二人も乗ってみてください」

紫苑「大丈夫かしら?」

一刀「大丈夫だろう、なんなら璃離みたいに補助輪付けて貰うか?」

望「さすがに大人で補助輪はきついだろ」

 

しかし最初は何度も転んだがすぐにコツを掴み、自転車を乗りこなした紫苑であった

しかも、いつの間にかハンドルを掴まないで進む事が出来るようになった

 

子孫組(流石、蜀の武将だけはある)

全員は改めて紫苑の運動神経に感心した

 

歩「それじゃ、一刀君、紫苑さん、璃々ちゃんと一緒に散歩しておいで」

 

璃々「御主人様~、お母さん~、早く行こう」

紫苑「璃々、その前に皆にお礼は?」

璃々「お兄ちゃん、お姉ちゃん、ありがとう!」

紫苑「皆さん、本当にありがとうございます」

二人は皆に向かってお辞儀をした

璃々は自転車を扱ぎながらそのまま広間を出た

 

大気「今日は本当に良い誕生日でしたね」

戦国「ああ、こんな日も良いものだ」

鉄「今度は誰の誕生日を祝おうか」

 

皆は笑顔で一刀達を見送った

 

 

 

あとがき

 

皆さん、どうも戦国です

おじいさんの話は魏や呉が来る前に投稿したかったのですが、タイミングを逃してこのような形になりました。

 

璃々の誕生日編は、璃離が補助輪自転車に乗っている姿を想像して思いつきました。

 

早く五胡の話を書きたいです

 

それから、イラスト集に入っていた強さランキング、白蓮の事すっかり忘れていました、マジで

本当、影が薄いという印象は、ある

 

でも自分にとって、華雄が一番可愛そうな人だと思う

 

戦国の恋姫可哀想な人ランキング

 

一位 華雄   理由:ゲームでもアニメでも登場が少なすぎ

二位 白蓮   理由:ネタキャラ扱い

三位 北郷 一刀   理由:アニメに登場していない

 

一刀、次のアニメで出てきて欲しいです

出来れば呉√見たいに、そうすれば娘達が出てくるかもしれない

 

 

 

 


 
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