――side琥珀
静かな部屋の中で、どこを見るでもなく、琥珀はぼーっと空中を眺めていた。
元々外にでて活動する性格ではないが、今はそれに輪をかけて引きこもっている。
ひどい時は食事すらとらないほどだった。
【琥珀】「………………ふぁぁ……」
やる気のなさで、今なら大陸一の称号すらもらえそうなあくびだった。
左手で、右の手首をつかむ。
少し強めに握るが、やはり何も感じない。
呂布と最後に戦ったときはかすかに動いていたのだが、そのときの衝撃か別の要因か、戻って医者に見せる頃には完全に感覚はなくなっていた。
だが、右腕が動かなくなったこと事体はそれほどつらくはなかった。もう戦い方を教える相手もいないと思えば、随分と気楽なもので、同時に別の寂しさに似たものが溢れてくる。
部屋の隅には、新品の剣が、五本置かれている。
帰ってきてすぐに真桜が鍛えなおしてくれたものだ。ただ、どうしてもそれを抜く気にはなれなかった。
【琥珀】「…………」
人は暇になると、どうも頭を使いたくなるらしい。
思い出すように、頭の中に呂布とのやり取りが流れていく。
――数日前・洛陽
燃えていく街の中で、泣きじゃくる子供。
琥珀を知らない者が見れば、そう見えなくもない景色。
【呂布】「…………」
そんな琥珀の横を通り抜けて、呂布は歩き出そうとする。
【秋蘭】「待て、呂布。お前は、どこへ行くつもりだ?」
【呂布】「もう終ったから……帰るだけ」
秋蘭の問いにも、呂布は足を止めることはない。
本来の立場なら、呂布をこのまま行かせるわけには行かず、むしろ捕らえなければならない秋蘭なのだが、自身の武でそれが可能か、ためらいが生まれる。
それだけでなく、今の琥珀を放って呂布を追う事が、果たして華琳が望むことだろうか。
答えを出すには、時間はあまりにも少なかった。
【琥珀】「…………っ……許さない……から……な」
【秋蘭】「琥珀……」
震えながらだした声は小さくて、呂布に届いたのかどうかは分からない。
【呂布】「…………」
一瞬足を止めたように見えたが、その後すぐに、呂布は燃える街の中へと消えていった。
思い返すたびに、気分が悪くなる。
許さないのは、何も呂布だけではないから。
【琥珀】「…………ヘタレ」
初めて交わしたあいつとの言葉は、今度は誰に向けられたものか。
呟いたところで、扉が二回叩かれた。
思わず声をあげそうになって、必死に押さえ込む。
わずかな期待をもちながら、琥珀はその扉を開く。
【春蘭】「…………こは――」
――ばたん。閉める。
【春蘭】『なっ!おい、琥珀!!!!』
どんどんと扉を叩く春蘭。
【琥珀】「……うるさいぞ、帰れ」
【春蘭】「貴様っ!人が心配してきてやったというのに!」
【琥珀】「そんな事に頭つかってるから薫に手柄とられるんだ」
【春蘭】「ぐっ……気にしていることを……」
膝が折れそうになるのを必死でこらえ、春蘭は扉の取っ手から手を離さない。
二人が力を込めているために、扉がかたかたと揺れ始めるが、お構い無しに、春蘭は扉を押し続ける。
【琥珀】「…………ハァ」
いい加減疲れ始めてきたのか、琥珀は力を抜いて、横へからだを移す。
【春蘭】「ぐっ……このっっおおぉぉおおお!!!?」
琥珀がどいてしまったことで、力一杯おした春蘭は――
【春蘭】「ぐぅ……」
【琥珀】「もう少し静かにはいれ」
がらがらと派手な音を立てながら、部屋を転げまわった。
【琥珀】「……んで、何?」
【春蘭】「あ、あぁ、んー、えっと……あれ」
腕を組んだり、首をかしげたり、こめかみをいじったり、顎に手を添えたり。
【琥珀】「…………ん、ん、ん」
【春蘭】「馬鹿にしているのか!」
目の前でまねしてみると、春蘭が怒りはじめた。
【琥珀】「…………なぜわかった」
【春蘭】「表に出ろぉぉ!!!」
【琥珀】「やだ―――って、うわっ、何するんだ」
【春蘭】「ふんっ、やはりくどくどと話すよりこちらのほうが手っ取り早い!」
首根っことっ捕まえて。なんて言葉が似合う構図だった。
琥珀を持ち上げたまま、じたばたする琥珀を表に連れ出す。
――中庭
【秋蘭】「ものすごく既視感を感じるぞ、姉者」
【春蘭】「そうか?」
中庭に、琥珀と春蘭を中心に、がやがやと人が集まり始める。
【霞】「なんや?えらい騒ぎやけど」
【華琳】「あら、琥珀、部屋から出たのね」
【季衣】「というより、春蘭様が強引に連れ出したみたいです……」
珍しく季衣が苦笑いとなっている中、新しく加わったもの達も、騒ぎを聞きつけて集まってきた。
【琥珀】「…………はぁ」
【春蘭】「琥珀!今日は本気で来るのだぞ!」
【琥珀】「…………琥珀はいつも本気だぞ」
【春蘭】「何を言っている。以前はひとつだの二つだの三つだのと何やら数えていたではないか!」
琥珀を指さしながら、春蘭は言い切る。
何のことかと、周りはざわめきだしていく。
【霞】「孟ちゃん、なんなん?一つとか二つて」
【華琳】「琥珀が昔呟いていた事よ。剣を使うときはいつも呟いていたけど、最近はその癖も直ったのか、ほとんど黙っているわね」
【霞】「ふぅん、なんか強さとかに関係あんの?」
【華琳】「さぁ、そこまではわからないわね」
癖のようなものらしく、華琳の言葉通り、琥珀自身もどうしたものかと、顔を曇らせていた。
【琥珀】「…………あんなの……」
【春蘭】「何を言うか!必殺技だのといっていたではないか!」
【琥珀】「なっっ――!?」
春蘭がそういった瞬間に、琥珀の顔が一気にのぼせ上がった。
【春蘭】「さぁっ!来いこは――」
【琥珀】「いい加減にしろ、馬鹿春!!」
【春蘭】「ぶはぁっ!」
勝負が始まるかという瞬間に、春蘭の顎に琥珀のドロップキックが入ったことで、あっさりと終ってしまった。
【琥珀】「…………帰る」
春蘭をノックアウトし、すぐに踵を返す琥珀。
【霞】「ちょいまちぃっ!!」
【琥珀】「ぐっ」
首に巻きつくように、霞が琥珀をとめる。
【琥珀】「なん……」
【霞】「必殺技ってなんなん!?めっちゃみたいねんけど!!」
【琥珀】「っ!?」
【季衣】「僕も見たいなー、琥珀~」
【華琳】「っ……っ……」
霞と季衣とのやりとりに、華琳の肩が震えていた。
春蘭を起こしていた秋蘭も、どこか楽しげだった。
ほらほらと二人に押されながら、部屋へ向かっていたはずの琥珀の体は、いつの間にか中庭まで戻されていた。
【華琳】「ふふっ……あはははっ……あははっ」
【秋蘭】「華琳様……っ……そんなに笑っては、琥珀が……っ」
【華琳】「仕方ないでしょう?琥珀にもあんな顔があったなんて思わなかったんだもの。……ふふっ……それにしても、必殺技ね。あったわね、そんな事言っていた時期が」
【秋蘭】「よく姉者が覚えていたものです」
【春蘭】「むむむ……」
眠りながら、返事でもするように、春蘭は唸っていた。
【華琳】「ふふ。……それにしても、琥珀をこんなにしたあの男は何処で油を売っているのかしらね」
【秋蘭】「華琳様は、北郷が生きていると?」
【華琳】「秋蘭、私は彼に生きて戻るようにと命じたのよ」
【秋蘭】「…………それは……北郷も大任を授かったものですね」
【華琳】「ふふ」
不敵に、華琳は笑う。
何しろこの命は、期限を決めていないのだから。
【琥珀】「ひ、ひとつ……」
【霞&季衣】「…………(期待のまなざし)」
人は、暇になると、頭を使いたくなってしまう。
だったら、そんな暇なんてなくなればいい。
思い出すたびにつらいのなら、今は思い出さなくていい。
そうしていれば、いつか平気になるときが来る。きっと、あいつの事も、あの人の事も。
居場所なんて、なくなるたびに、また生まれていくんだから。
諦めにも近い琥珀の思いは、剣を振るたび生まれる笑いに、変わっていく。
気恥ずかしさに、つらさを紛らわせながら。
そんな中に、兵が一人、秋蘭の下へと駆け込んできた。
【秋蘭】「……は?」
【華琳】「秋蘭?どうかしたの?」
報告を聞いた秋蘭の口からは、似合わない間の抜けた声が出た。
【秋蘭】「い、いえ、それが……ですね」
【華琳】「――?」
秋蘭の口から告げられたのは、この町に向かって、大量の牛の群れが、突進してきているのだという。
――side一刀
邑に一泊した後、俺達は礼も込めて、二人の仕事を手伝った。
家事が一通りできる流琉はそっちの手伝い。華陀は医者ということで、この邑の調子の悪い牛を見に行くという。
人の医者が牛の調子なんてわかるのか、ものすごく不安ではあったが、自信満々な華陀の様子を見る限り、とてもやめておけとは言えなかった。
で、俺はといえば、家事もそこまで出来るわけではなく、当然医者ですらないわけだから、やることと言えば、力仕事くらいしかなかった。
【一刀】「ふぅ……こんなもんか」
薪割りなんてやったことがないので、油断していたが、こんなにも体力を使うものだとは思わなかった。
琥珀との稽古並みか下手をすればそれ以上に疲れる。
それでも、言われた分くらいは割れるようにはなっていた。
今までコレを誰がやっていたのかと考えると、ぞっとする光景が容易に想像できた。
【一刀】「よく生活できてるな……」
つくづくそう思う。あるいは詠が実は秘めたる力を持っていて、髪が金色に輝いたりとか。
【一刀】「……ないな。詠なら未覚醒で十分だろ」
【詠】「何のことかな?」
【一刀】「イエ!ナンデモアリマセン!」
いつ間に近づいていたのか、後ろから聞こえたのはさいy……もとい、詠の声だった。黒い炎が背後に見えるのはきっと幻覚だろう。
【詠】「ふぅん、あんた思ったより力あるのね」
【一刀】「一応鍛えてましたので」
割られた薪の数を見て、詠がぶつぶつと呟いている。
これだけあればいつまで持つかとかそんな内容が聞こえてきた。
【一刀】「こんなもんでいいか?」
【詠】「えぇ、悪いわね」
【一刀】「いや、礼だし」
【詠】「ふふ」
【一刀】「ふむ……」
【詠】「なによ」
【一刀】「いや、なんでもないよ」
笑えばかわいいのに、なんてのは絶対に言わない。過去の経験からろくな事にはならないからな。
【一刀】「さて、じゃあ、もどるか」
【詠】「そうね……って、あれは、流琉?」
戻ろうとしたところで、視界の奥のほうにものすごい勢いでこちらに向かって走ってくる流琉がいた。
【一刀】「おーい、どうしたんだ~」
【流琉】「…………さぁーーーい」
遠いのか、声がはっきりと聞こえない。
【一刀】「流琉~、どうしたんだー?」
【流琉】「兄様、にげてくださああああああい!!!!」
やっと聞こえた声はそんな声。
【一刀】「はい?」
訳が分からず、聞き返そうとしたところで、嫌な汗が流れてしまった。
【一刀】「えーっと、あの後ろに見えるのは……なに?」
【詠】「牛……みたいね」
おびただしいほどの土煙を上げながら、流琉の後ろを何かが走ってくる。
と、その煙の前に、月を抱えた華陀が走ってきている。
流琉に追いつくと、息を合わせたように同じタイミングで加速して――
【華陀】「北郷!!何をボーっとしているんだ!早く逃げろ!」
【一刀】「ちょ、ちょっと待て!!お前あの牛になにやった!!?」
【華陀】「いや……ほんの少し分量を間違えただけだ」
【一刀】「医療ミス発覚ですか!?」
いや、相手は牛だけどね。
とか言っている場合ではなく、華陀達に合わせて、一刀と詠も全力で走り出す。
【詠】「って、なんで僕まで……!」
【一刀】「なにしてるんだよ、もう!」
【華陀】「あっはっはっは!いやぁ、面目ない」
【一刀】「あっはっはっはじゃない!!……げほっげほっ」
【華陀】「おっと、あまり話してばかりだとかえって疲れるぞ」
現実味はないかもしれないが、今は全力疾走中だ。
この中で唯一はなす余裕があるとすれば、華陀の腕の中にいる月くらいだろう。
その月もへぅ~と言って目をまわしている状態だが。
【一刀】「って、これ、どこまで追いかけて来るんだよ!」
【華陀】「さぁな!とりあえず許昌に向かって走ってはいるが!」
【一刀】「って、それまずいだろ!?」
――どうやって帰ったものかと悩んではいたが、まさかこやつ計画的犯行かっ!
なんて一刀が思っている間に許昌の街が見えてきた。
【一刀】「な、お、おい!あの山から馬で三、四日とか言ってなかったか!?」
【華陀】「ああ!どうやら計算間違いをしていたようだ!!」
【一刀】「アホかーーーーーーー!!!!!」
どうやら、いつの間にか許昌の近くの邑にまできていたようだった。
で、そこに逃げ延びる事が出来た董卓達がいた。
【一刀】「やっぱまずいよな……」
【一刀】「はっ……はっ……」
いい加減、話す余裕もなくなってきて、近いと思っていた街は、やはり人の足ではそこまで近くないらしい。まぁ、それでも牛から逃げているのだからよほどはやいのだろうが。
【詠】「はぁ……もう……」
そして、ついに、詠の足がとまった。
やはり女性である分、俺達よりも体力は劣っている。この際流琉はおいといて。
一人が止まれば、当然他の三人も止まってしまうわけで。
【一刀】「詠、なんとかもう少しいけないか」
【詠】「そういうけど……っ……」
止まっている間にみるみる牛の群れは近づいてくる。
【華陀】「かといって、撃退するわけにも……」
自分の薬で暴走したのにそれを撃退するとか鬼畜にも程がある。
【一刀】「………………」
まずいか、と思ったときだった。
【華陀】「ん、あれは……旗か」
【一刀】「え」
何のことかと、振り向けば、確かに旗が立っていた。
しかもこちらに向かってすごい勢いで走ってくる。
旗には「曹」とかかれていた。
一瞬華琳だと思い、助かったかとおもったが、旗の色が違った。
青をイメージさせる色使いの旗だったはずが、灰色に近い旗。
そこに曹と書かれているのだから、答えは一つしかなくて、安心はより大きなものになった。
【一刀】「琥珀!!!」
叫ぶと、その旗を掲げた軍の中から、影が一つ飛び出して、一刀めがけて飛んでくる。
小さなその影は、随分と見覚えのあるもので、懐かしさすら感じられたものだった。
【一刀】「こは――ぐふっ」
【琥珀】「後。さきにあっち」
一刀の顔面に落下した琥珀は、顔をふんずけて、そのままもういちど飛び上がった。
【琥珀】「……三つ――『風車(かぜぐるま)』……」
呟くと、琥珀は左手で腰から下げられた五本のうち、二本を抜き、牛の群れへ向かって投げる――
と、同時に、身を翻して、残り三本は鞘毎空中へ。
空中に浮いた一本を左手で抜き、残り二本を、足で蹴り上げた。
その勢いに乗り、深く交差状に突き刺さった二本の剣の中心へ、一本を突き刺し、
【琥珀】「……天辻(あまつじ)――」
大地毎屠るように、錐揉み上に斬撃を撒き散らし、その場に竜巻を作り上げた。
その砂塵にひるんでか、暴れていた牛の群れが、散り散りになり、引き返していく。
小型のハリケーンにも似たそれが治まっていくと、その中心から琥珀が現れた。
その小さい背中に、歩み寄りながら、
【一刀】「お前、実は死神だろ」
【琥珀】「なんでばれ――くるしい」
言い切る前に、後ろから抱きすくめた。
【一刀】「ごめんな。心配かけて」
【琥珀】「自意識過剰だぞ」
【一刀】「お前が切れたところは覚えてるんだ」
【琥珀】「…………今すぐ忘れろ」
【一刀】「永久保存版で脳内メモリーされてしまった」
ボーっとしていたとはいえ、あれは忘れられそうには無い。
【琥珀】「…………忘れろ、馬鹿ずと」
【一刀】「……そういうのは泣いてない時に言え」
【琥珀】「……っ……っ……」
少なからず、俺もショックだったわけで、まさか琥珀がなくとは思っていなかった。だからこそ、自分がどれだけ想われていたかというのも実感できたわけで。
それがたとえ琥珀でも、どうしようもなく、嬉しかった。
【春蘭】「華琳様、まだだめですか?」
【華琳】「まあ、琥珀が離れるまでは待ってあげなさい。その後は好きにしていいわ」
【春蘭】「はっ!」
腕がうずく春蘭と、そんな春蘭に続こうとする、
【凪】「…………」
【真桜】「…………」
【沙和】「…………」
この三人だった。
【華琳】「ふふっ」
笑いは小さなもので、華琳は踵を返して、城の中に戻る。
どうしても、顔が緩んで仕方がない。
華琳とて、他人ばかり気にしていられるはずもなかった。
【華琳】「ん、行かなくてもいいの?」
【薫】「……はは、あたしは後でいいよ」
【華琳】「なら、薫も手伝ってもらえる?」
【薫】「ん、何を?」
【華琳】「なにって、決まっているじゃない」
笑い顔をさらに明るくして、華琳は、言った。
【華琳】「勝利の宴よ――」
そして、ようやく、華琳達にとっての戦が幕を閉じた。
あとがき
というわけで、洛陽編が終わりました。
なんかもう、正直、琥珀に始まって琥珀に終るストーリーでしたね。。w
すっかり薫のメインヒロインを琥珀に取られてしまった感じですw
まぁ、薫のほうはまた琥珀よりめんどくさいので、仕方がないんですが(
で、一応拠点のほうは、このまま行けば、琥珀と華琳は堅そうなので、考えておくとして、他の2枠はもう少し様子を見てみますね。
ああっとそれから、次章ですが、前回でも書いたとおり、おそらくこれから時間が取れないと思うので、しばらく投稿できそうにないですorz
はいてくる用事というのが、友人がなにやらなんか作品つくろうやとか、いっている物ので、友人が許してくれれば執筆する時間もつくれるかもですがw(ちなみに小説ではないです)
それから、投稿できるかも分からないのに、書くのはどうかなと思ったんですが、予告風にすると、次章では、おそらく本編がルート分岐すると思います。
まぁ、分かると思いますが、琥珀シナリオか薫シナリオかですね。
二次創作で、それってどうなん?とかも思ったんですが、やっぱりちゃんとつくりたいわけでねw
両方あげるか、希望の多いほうだけあげるかはさておき、とりあえずそんな感じになりそうです。
えー、とにかく、ひと段落ということで、ここまで長いこと読んでくださってありがとうございました。
ほんとにこんなに長いこと小説書けると思ってなかったので、応援くださった皆さんのおかげだと思ってます。
ほんとにありがとうございました!
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55話。
洛陽編最終話です。
最後はやっぱりドタバタ。
多少強引なのは拠点のためのネタつなぎ・・・(