強盗が流行っている。日本は護身用の銃を持つ訳にはいかないし、慌てて武術を習っても もう遅い。防犯するなら窓に防犯フィルムを貼ったり、犬を飼ったりするしかないようだ。小型のやかましい座敷犬でも侵入者に対しては効果があるみたいだが、警備と言えばこの犬だろう。ドーベルマンは1890年頃にドイツで警備犬をつくる目的で交配されたという。難しい訓練にも耐えられる非常に頭の良い犬で、軍用犬・警察犬・麻薬探知犬・番犬・盲導犬等として各分野で活躍している。飼い主にとても従順で、強い忠誠心と忍耐力を持つのだが 家族以外の人間や他の犬に対しては警戒心が極めて強く、縄張り意識も高いから攻撃的になりやすい側面を持つようだ。耳は本来垂れているのだが、聴覚を上げるためと 噛まれたり掴まれたりするのを防ぐため、仔犬のうちに 尻尾と共に切ってしまうらしい。