暑くなり湿度も高いと、ダニやノミも活性化する。ダニは気温20～30℃ 湿度60～80%で、ノミは気温18～27℃ 湿度75～85% が一番活性化するそうだ。そんなおり、奈良公園の鹿に ダニが多いと話題になっていると聞いた。　奈良公園の鹿に噛まれたと被害を訴える海外からの観光客もいて、彼らは狂犬病を心配しているらしい。しかし、鹿は狂犬病ウイルスは持っていないから 噛まれても平気だと思うが、 帰国後に 日本からダニやノミを連れ帰ったと騒がれて、風評被害があるかも知れない。奈良公園にいる鹿は 野生動物なのでノミもマダニも多くくっついているそうだ。高温多湿の日本はダニ天国なのだから、野生動物にダニやノミがいっぱいくっついてるのは 当たり前の事なのだ。奈良公園は 事故多発注意チラシで『奈良の鹿は人に慣れていますが、野生動物なので 触れたり 近寄ったりすると、ノミやダニが人間に寄生するリスクがあります』と柔らかく注意をしているようだが、鹿はかわいいので 自然と近寄ってしまうと思う。そして公園側は 注意をしておきながら、「鹿せんべい」を販売して わざわざ危険な鹿に近寄らせている。まったく意味がわからない。奈良公園は、そのうち訴訟好きなアメリカ人に訴えられるかも知れない。夏場のこの時期はノミもダニも多くいることを再認識して 近寄らないほうが良さそうだ。厚労省は自然と接する時は長袖長ズボン着用の上で 肌の露出が少ない服装を推奨しているが、この暑さでそんなことは無理だと思う。鹿の中で毛並みが悪く、後ろ脚で体を掻いている鹿はノミの多い確率が高いそうだ。もしかしたら、鹿を蹴る人々は鹿にダニやノミを移されたことがあり、憎々しく思っているのかも知れない。奈良公園の鹿は 可愛い顔してハードなのだ。