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No.1140439
エディさん
エルフナイン「わあっ。外の世界には、まだまだ、僕の知らない事、見た事のないものでいっぱいなんですね…」 ガリィ(本当にこいつ、マスターのホムンクルスなのかしら?) エルフナイン「ガリィ…」 ガリィ「なによ」 エルフナイン「ありがとう…」
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ガリィ「もう、ガキで腑抜けなんだから!マスターの爪の垢でも飲んでなさいよ!」 ガリィが調ちゃんと出会う少し前、彼女には気になる子がいました。キャロルのホムンクルス、エルフナインです。その子はキャロルの血を分けた姉妹とも、娘とも、とれる存在でした。 自分達、オートスコアラーもこのエルフナインもキャロルに与えられた生を全うする為に生み出されました。しかし、作られた「命」であるハズのその子は蛍の小さな灯火に魅入られています。生まれたばかりなので子守り役を押しつけられ、ちょっと不服ではありますが、たまに気まぐれなのか、彼女なりの優しさなのか、世話を焼いてくれました。 キャロルもかつては普通の子供と同じ様に綺麗なものや見た事のないものに心惹かれて、無邪気に喜び、どれだけ小さなものであっても命を尊く想う気持ちも持っていたかと思うと、エルフナインをバカげていると蔑む一方で愛おしいとすら思っていました。マスターのキャロルと命と想い出を奪う事しか知らない自分では、答えなんか導き出せないかとガリィは思案に暮れるのでした。
2024-03-16 00:19:01 投稿 / 635×887ピクセル
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エルフナイン「わあっ。外の世界には、まだまだ、僕の知らない事、見た事のないものでいっぱいなんですね…」
ガリィ(本当にこいつ、マスターのホムンクルスなのかしら?)
エルフナイン「ガリィ…」
ガリィ「なによ」
エルフナイン「ありがとう…」
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