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No.1136421
みらくる☆さん
「わかりました 同行します」 父親「ありがとう」 こうなったら、少しでも彼女の演劇を見せてあげたい その気持ちを察したかのように父親が呟いた 父親「こんなことなら、もっと早く認めてあげればよかった」
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「まだ手遅れではないですよ」 夫人「そうよあなた」 運転手「土日は神奈川から都心までは混みあいますね」 目の前に並べられたブロックのような車垣。 渋滞にのまれてしまっては、ひたすら解消を待つしかなかった 結局、俺達が劇場に駆けつけた頃には、彼女の舞台は終わっていた それでも滑り込みで入れたのは、あらかじめ貰っていたチケットがあったから 恐る恐る館内にご両親を連れて入る 丁度暗い館内の静寂を破るように 緞帳が開いて、キャストの方々が彼女を中心に観客にあいさつした 司会者「まずは主演、新人女優賞をゲットした 御堂深雪ちゃんに拍手を」 周りの歓声と拍手が彼女を包む、当の本人は恥ずかし気に周囲を見ながら 司会者に引っ張られる感じで前に出る 「演劇はじめて半年もたたずに主演から表彰の流れ、凄いよねぇ 深雪「あ、ありがとうございます」 司会者「今年も子役上がりからモデル上がりのみんなが狙ってたのよ、新人賞 やはり実力あっての賞 忖度はないってこれでわかったぜ!」 周りで笑いが起こる 深雪「以前から舞台に興味はあったんです でも、一歩踏み出すのに 凄く勇気がいりました」 司会者「踏み出して正解だよ ダンスも歌も、みんなが評価してるもん 今はどこも配信メインな中、劇場を埋めちゃうんだよ すごいって」 深雪「ありがとうございます」 司会者「じゃぁ、この偉業を一番伝えたい人って誰?やっぱ彼氏?」 「そ、そんな人いないです」 司会者「じゃぁ誰?」 「それは…」 (続く) +++ イラスト2枚はしんどいんですが、これがないと文章力を補完できないんですよね うぐぅ 作品において 商用目的での転載、加工 AI学習などへのすべての電子処理を禁止します Reproducing all or any part of the contents is prohibited.
2024-01-08 04:08:34 投稿 / 889×1000ピクセル
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「わかりました 同行します」
父親「ありがとう」
こうなったら、少しでも彼女の演劇を見せてあげたい
その気持ちを察したかのように父親が呟いた
父親「こんなことなら、もっと早く認めてあげればよかった」
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