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No.1129682
みらくる☆さん
男C「おらぁ」 俺は一か八か、相手と反対方向に飛びのいた 派手な素振りの音がして 角材が頬をかすめる 絹枝「だりゃぁ」
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無防備な顔面に、絹枝さんの一撃が決まった 隠し持っていた子供用のバットが、目元にヒットする 絹枝「棒きれってのはこう使うんだよ おい、わざと目を攻撃したんだ 口きけるな あんたらに指示したのは誰だ」 男C「ひぃぃ…し、知らねぇよ」 「?」 男C「俺達はネットで検索しただけ…そういう求人サイトがあるんだよ そこの奴とも今日初めて会ったんだ 写真を見せられて こいつをリンチしろって募集見ただけだ」 (なんだって…) 男C「な、なぁ見逃してくれよ やべぇバイトなんざ 今時ガキでもやってらぁ な?」 「絹枝さんは微笑むと 男の口に蹴りを入れた」 男C「ふごぉ」 前歯を折られて悶絶する 「ちょ、絹枝さん」 絹枝「バイト感覚で他人様に大怪我させようなんて 人として最低だね 親の顔が見たいわ」 通報しながら怒りを露にする そして 俺の頬の傷を見ながら 絹枝「はじめ私が標的かと思ったの いろいろ恨みも買ってるからね でもまさかね あんた、真面目で素行だっていいじゃないか こいつらと真逆だよね、まさかあんたが目的だとは」 「目障りに思う奴がいるんだ あと2週間もしたら こういう妨害もなくなると思う」 絹枝「それにしても、まるっきり素人だよね~弱いし そもそも 人質とって、白昼堂々騒ぎ起こすとか馬鹿でしょう 漫画の見すぎか!」 絹枝さんが呆れた声を出す 後から知った話だが 実際あの現場で通報した人もいたらしい 計画は初めから難航していたのだ 絹枝「私だったら、暗がりで後ろから闇討ち 姿も見られないしね それでおしまいさ」 「絹枝さんが相手でなくてよかった」 間もなく パトカーの姿が見えてくる 絹枝「あ~あ 残飯マンバット買いなおさなくちゃ」 後、あんたの治療もね」 バイトの休憩時間は、そのまま午後の仕事を丸々潰す形になった (続く) +++ 子供のころ妹が祖母の真似してトマトに砂糖かけて食べてたんですが ああい食べ方ってあっこでしか見たことないんですよね 作品において 商用目的での転載、加工 AI学習などへのすべての電子処理を禁止します Reproducing all or any part of the contents is prohibited.
2023-09-18 04:33:04 投稿 / 889×1000ピクセル
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男C「おらぁ」
俺は一か八か、相手と反対方向に飛びのいた
派手な素振りの音がして 角材が頬をかすめる
絹枝「だりゃぁ」
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