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No.1122566
みらくる☆さん
「誰でもない、君の人生だ 自分を信じて貫けばいいさ」 彼女は安心したような表情を浮かべると、涙色を一層濃くする 深雪「ありがとう」 彼女が抱き着いてきた いきなりの衝撃に俺は固まってしまう 深雪「誰も応援してくれないから、こんなことしちゃいけないのかって
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駄目なんじゃないかって 全部否定されている気がして… だって、一番傍にいる人が、反対しているから」 「君を応援してくれる人もいるってこと 信じて」 深雪「…うん」 夫人「わかったわ」 深雪「!」 後ろには、水のペットボトルを抱えた母親が立っていた 夫人「あなたがしばらく家の敷居を跨ぐ事は許しません 学校へは行くように、そして婚礼の決心もしておくこと いいわね」 「ちょっと待ってください お父様が回復されたら話し合いを…」 夫人「そんなことできるわけないでしょう 舞台に上がったのを見ただけで倒れたのよ 意思を貫くなんて言ったら、さらに心臓に響くじゃないの 主人をこれ以上苦しめないで!」 夫人は初め見たときは冷静な方と思っていた それがこうも取り乱すとは 相当な精神的刺激があったに違いない 夫人「素直な娘だったのに どうしてそんなに頑固なの!」 深雪「私はお父様の娘だもの 当然でしょう!」 そう言うと夫人は複雑な表情になる 深雪「私は、自分に正直で居たいの 後悔も覚悟で 今の道を歩きたいと思ってる お母様、ごめんなさい お父様が起きたら、私が謝っていたと いい子じゃなかったって、伝えて」 そう言って彼女は出ていく 「彼女の気持ちも、汲んであげてください 俺も彼女の背中をずっと押してます 今でもです だから責任だって彼女一人だけじゃない 俺にもあります 大事な娘さんなら、もっと彼女を思ってやって…」 夫人「思っているから、大事に思ているからこそなの」 一礼すると、俺も部屋を出る 夫人(本当に詫びなきゃならないのは、こっちの方なんだもの) (続く) +++ 遅くなってしまってすみませんです 唐揚げレモン問題。私は別にかけてもどっちでもいいんですが 友人がブチ切れると聞き、これは結構奥が深いとw 作品において 商用目的での転載、加工 AI学習などへのすべての電子処理を禁止します Reproducing all or any part of the contents is prohibited.
2023-06-06 03:26:18 投稿 / 889×1000ピクセル
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「誰でもない、君の人生だ 自分を信じて貫けばいいさ」
彼女は安心したような表情を浮かべると、涙色を一層濃くする
深雪「ありがとう」
彼女が抱き着いてきた いきなりの衝撃に俺は固まってしまう
深雪「誰も応援してくれないから、こんなことしちゃいけないのかって
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