洛陽
洛陽の森付近では華琳達が逃げていた
華琳「はぁはぁはぁっ」
秋蘭「大丈夫ですか!華琳様!」
華琳「ええ、洛陽に入れば・・・秋蘭」
秋蘭「はっ」
華琳「正気なのは私達だけって事で良いのよね?」
秋蘭「そうでしょうね、姉者も、季衣達もおそらくは・・・」
華琳「そう・・・」
秋蘭「如何いたしますか?」
華琳「あら?何故洛陽に来たか分からない?」
華琳「・・・北郷一刀ですか?」
華琳「ええ、北郷軍ならば、奴らも手は出せないでしょうね」
秋蘭「北郷に降る・・・でよろしいですね?」
華琳「ええ、行きましょうか。
(それに会わなければいけない)」
華琳、秋蘭はそのまま城まで走っていく
王座の間
霞「一刀~援軍にきたで~」
一刀「霞、来て貰った所すまんが、
部隊を連れて鮮卑に向かってくれないか?」
霞「ええけど、どん位連れてけば良いんや?」
一刀「そうだな・・・とりあえず、十字隊1000と50000位でいいよ。
ちなみに向こうでしか飲めない酒もあるから。飲み過ぎるなよ」
霞「分かった!まかしときぃ!」
そう、北、南の匈奴の劉豹は鮮卑を傘下に加えたが、
匈奴の東、西とまだ派閥争いをしていた
そして、霞はうれしそうに出て行った
兵士「失礼します!
北郷様に会いたいと言う方々が来ていますが?
如何いたしますか?」
一刀「誰?」
兵士「それが・・・曹孟徳と言えばわかると」
一刀「!その者をここへ通せ」
兵士「はっ!」
そして、華琳達は頭を下げた
華琳「北王様、謁見・・・感謝いたします」
一刀「崩していいよ、俺そういうの苦手だし」
華琳「そう、なら単刀直入に言うわ・・・
魏を滅ぼして頂戴」
一刀「確かに魏に攻め入る準備はしているけど、
良いのか?」
華琳「ええ、今の魏は病気だわ・・・
劉福ってのが来てからね。
まさか、この私が出し抜かれるなんてね。」
一刀「分かった・・・
でも、俺が君達をどう信用しろと?
俺達をおびき寄せる罠ってこともあるしね」
華琳「それも、そうね・・・なら」
華琳達は家臣の礼を取る
一刀「ちょっ」
華琳「北王様、我が名曹孟徳、真名は華琳です」
そして横にいた秋蘭も
夏侯淵「我が名は夏侯淵妙才 真名は秋蘭です」
一刀は戸惑っていた・・・
だが今は戦力が欲しいと思っていた。
一刀「・・・仲間を討てるのか?」
そして二人は覚悟の眼差しで
華琳「承知の上よ」
秋蘭「以前の味方とは言え容赦はしません」
華琳「でも、願えるなら・・・彼女達を救って欲しいわ」
一刀「・・・最善は尽くすよ」
華琳「ええ、頼むわね・・・それと、信頼の証として
・・・夜一人で部屋に待ってなさい」
一刀「あっああ、分かった・・・でも」
華琳は覇気を出し恥ずかしそうに怒鳴った
華琳「い・い・わ・ね!///」
一刀「わっわかった・・・
では、部屋に案内してあげて」
待女「はいっ」
夜~自室
コンコンッ
一刀「どうぞ~」
ガチャッ
そして、華琳が入って来る
華琳「邪魔するわよ」
一刀「で、言いたい事は分かるんだけど、
月達の許可降りたの?」
華琳「ええ、
『ご主人様の事が本当に好きなら良いんですが、
遊びとか信頼の証としてとかなら、やめて欲しいです』
ですって・・・愛されてるわね」
一刀「ああ。最高の奥さんだからな・・・それで・・・」
華琳「ええ。私個人としても貴方は好きよ、その武、知の強さ、
人を引き寄せる強さ、優しさ、器の広さ、覚悟の強さ
どれをとっても英雄ね・・・もっとも、それで私に
子供でも、残してくれれば万々歳なんだけどね・・・
・・・随分と【大局】を捻じ曲げたわね」
一刀「・・・やっぱり戻ってるんだな?」
華琳「ええ・・・あの日貴方が消えた事もね」
一刀「まあ・・・ただいま・・・で良いのかな?」
華琳「何故疑問系なのよ・・・バカ///」
一刀「すまん・・・ただいま・・・華琳」
華琳「おかえり・・・一刀」
華琳は微笑みながら一刀に抱きついた・・・
そして、二人はそのまま・・・
王座の間
華琳を含む、武将が集まっていた、そして、名を李粛(華琳)と微粛(秋蘭)
紹介し、そして、もう一人
白湯「久しぶり、曹孟徳」
そして、二人は直様家臣の礼を取る。
華琳「献帝様!良くご無事で」
白湯「いや、今は一人の女の子として見て欲しい」
白湯がそう言うと華琳も崩した様に話した
華琳「はぁ・・・わかったわ」
華琳はため息を付いた
華琳「それで、私達の部隊はどこかしら?」
一刀「華琳達は俺の親衛隊を率いてもらうよ、
護衛としてね」
華琳は笑いながら言う
華琳「今の貴方に護衛なんて必要なのかしら?」
一刀「いや、俺が別行動する場合があると思うからその時とか、
俺の代わりに隊を引き連れてくれ」
華琳「任されましょう」
一刀「秋蘭は、弓兵部隊の指揮を」
秋蘭「ふっ、任されよう」
一刀「じゃあ、沛国までの道のりは決まった?」
詠奈「はい、一つは陳留を制圧し潁川、
汝南経由から譙を取ります。」
詠「下邳には梨晏が居ますので取り敢えず防備を
固めて突く程度で譙を落とすまで耐えて貰うわ。
南陽には千登里達が居るから合流して譙を落とすわ。」
一刀「って事は、そのまま進軍して
各所を落としてけばいいってことか・・・」
詠「ええ、完全包囲をするわ、こっちは魯を取ってるから
譙さえ取っちゃえば逃げ道は無くなるわね。
仮に呉に逃げても大義名分で呉を攻める事が出来るわ。
梨晏の援軍には香風を向かわせてるわ」
華琳「私も今は分からないけど
潁川、汝南の兵は少ないわ、
貴方達なら直ぐ落とせるでしょうね」
詠「唯一懸念があるとすれば呉ね」
詠奈「間違いなく便乗してくるでしょうね」
風「そこは手を打ってあります~」
実は風と一刀、霞のみにしか知らない策が発動していた
(まあ霞が何処に行ったかで察するよね~by作者)
一刀「霞次第だけどな・・・なあ華琳向こうの将は?」
華琳「殆どの魏の将は操られてると思って
良いわ」
詠「それと于吉の情報で、呉に劉福が入ったと知らせが来たわよ」
一刀「同盟・・・って事か?・・・」
詠「でしょうね。それか・・・
もう魏は見捨てている可能性もあるわね」
一刀「呉は霞達に賭けよう」
そこへ慌てて兵士が入って来た
兵士A「失礼します!」
一刀「何だ!」
兵士A「涼州から、使者が参りました!」
一刀「通せ!」
兵士A「はっ!」
そして、来たのは馬超だった
馬超「謁見感謝する・・・馬騰・・・母さんが・・・
蜀の侵略で・・・殺された!」
馬超は怒りながら一刀に言った
華琳「馬騰殿が!(劉備貴方一体・・・)」
そして、華琳も驚く
馬超「曹操がなぜここに?」
馬超に経緯を話した。
馬超「そういうことか・・・話は分かった
・・・無理を承知で頼みたい!
力を貸して欲しい!
そして、涼州は北郷に降る・・・
族長達も納得している・・・」
一刀「今は力貸してあげたいけど、俺達も今から魏を
取りに行くとこなんだ・・・
その後で対策を考えるよ・・・
もちろん喜んで力を貸そう」
馬超「私もバカじゃないさ・・・
私も手伝うよ、外に騎馬隊も10000連れてきてる」
一刀「分かった・・・ありがとう馬超・・・」
馬超「あたしの真名は翠ってんだ、
北郷軍に入ったんだ、真名で呼んでくれ」
一刀「分かった、
南陽と山陽に居る司馬懿と徐庶に連絡を!
後、戦の準備をしておけと」
兵士A「はっ!」
一刀「向こうには月音達がいるから大丈夫だろ」
詠「そうね」
一刀「翠、早速で悪いけど、
そのまま騎馬隊として参加してくれ」
翠「まかせろ!」
詠奈「では隊の編成を発表します。
潁川制圧部隊→汝南組と合流→譙
洛陽から
総大将 北郷一刀 十字兵200 北郷兵20000
親衛隊
華琳 十字兵200 北郷兵30000
秋蘭 十字兵200 北郷兵30000
軍師
詠 十字兵500 北郷兵40000
詠奈 十字兵500 北郷兵40000
武将
左慈 白虎隊30000
翠 騎馬隊10000
がこちらから出す隊になるわ、
于吉さんには洛陽の防衛を月お母さんには霊帝様のお世話
を任せます」
一刀「すまん、頼めるか于吉」
于吉「任されましょう・・・
念の為に結界も張ってありますので
奴らは中々手は出せないかと」
華琳「いつ出発するの?」
一刀「早い方がいい・・・5日後に出発する。」
一同『おう!』
南陽
千登里「3面作戦で迅速に落として行きます」
星「主達は洛陽から潁川を落とし我らは汝南か?」
千登里「はい、そして合流後そのまま譙を落とし
沛国に進軍します。」
月下「ある意味総力戦ですね」
千登里「ですね、あちらには李粛と微粛と言う将と
馬超が加わったとの報告も来てます」
蒲公英「翠姉様が!」
鶸「良かった・・・」
蒼「じゃあこのまま合流すれば会えるんだね~」
千登里「ええ、それに一刀様が居ますから大丈夫でしょう」
蒲公英「おばさまの言う通りだったね」
蒼「だね~もしもの事が有ったら北郷を頼れ
って言ってたからね~」
鶸「ちょっと蒼!失礼でしょう王様に向かって」
星「主はそんな事気にしないだろ」
七乃「ですよね~ナニは七星宝刀ですが」
蒲公英「ナニ?」
千登里「こほんっ・・・七乃は黙ってなさい
美羽と更に離れ離れにするわよ」
七乃「は~い黙ってま~す」
星「フッ」
心「ん・・・ちち優しい」
千登里「こほんっ・・・では進めますね
汝南制圧部隊を言うからしっかり聞きなさい。
汝南制圧→洛陽組合流→譙
総大将兼軍師 千登里(司馬懿)副官 七乃
十字兵200 北郷兵60000
武将
星 天竜隊40000
心 心隊40000
蒲公英 馬岱隊30000
鶸 馬休隊30000
蒼 馬鉄隊30000
以上が部隊になります」
鶸「でも、これじゃ此処の守りは
大丈夫ですか?」
蒲公英「だね~ほぼ投入とか大胆」
星「うむ、蜀からの侵略が来る可能性があるだろ?」
千登里「そこは一刀様、風が一手打ってるとの事なので
信じましょう・・・最悪の場合取られても大丈夫です。
・・・優先は魏です」
蒼「すごいね~北郷さんって~」
鶸「だから、王様だから言い方控えてよ」
蒲公英「連合の時は会わなかったけど
会っとけば良かったかな~
あの時は怖かったけど会ってみたいね」
心「ちち・・・優しい人」
千登里「では、準備に取り掛かって下さい」
洛陽
一刀「でもさ、こっちに来て大丈夫だったの詠?」
詠「ふふんっ心配ないわよ向こうに雛里、孫堅が居るから」
一刀「はい?」
一刀は驚いていた。
何故孫呉の元王が?
行方不明になってたはず・・・
分け解らんと・・・
一刀「何が何だか・・・
(あれ・・・何で嬉しいんだろう)」
詠「まあ、それは行きながら話すわ」
一刀「詠をこっちに送った事に関係が?」
詠「いえ、こっちには戦力が少ないと判断したの・・・
まあ、一刀の事だから何かやるだろうとは思ったけどね」
一刀「さすが詠だな」
詠「あんたと何十年居ると思ってるのよ」
詠はにやりと言いながら話していた
華琳「(かなり差がついたわね・・・)」
稟の部屋
コンコンッ
一刀「入るぞ~」
于吉「どうぞ」
ガチャッ
そして、稟は嬉しそうに寝ていた
一刀「で、どうなんだ?」
于吉「ええ、母体共に元気ですよ・・・
では、私は結界の巡回に行ってきますね」
華琳「・・・今は味方で良いのよね」
華琳は(恋姫†無双)操られた記憶が
有り警戒をしていた。
于吉「・・・なる程」
于吉は一刀の方を見た
一刀は頷いた
于吉「ええ、それにもう貴方達に
敵対する理由も無いですからね・・・
ならばお詫びにこれを」
于吉は瓶に入って薬を渡した
華琳「これは何?」
于吉「少しお耳を」
ごにょごにょ・・・
華琳「そっそう・・・頂いておくわ」
于吉「では」
于吉は一礼して出ていった
一刀「何の薬?」
華琳「何でもないわ」
一刀「危険な薬じゃないよな?」
華琳「それは大丈夫よ」
一刀「・・・なら良いか」
実は反董卓が終わり
稟の妊娠が発覚したのだった。
華琳「それにしても
稟にまで先を越されるとはね・・・」
一刀「稟は俺が魏に居た時の記憶は無いからな」
華琳「ええ、分かってるわ・・・
(次は私ね)」
コンコンッ
ガチャッ
月「失礼します、あなたも来ていたんですね」
一刀「ああ、多分時期的に出産に立ち合えないからな
・・・月、稟を頼むな」
月「はい、行ってらっしゃい」
一刀と華琳はそのまま出ていった
月「無事帰って来て下さい・・・あなた」
山陽
愛美「遂に決行するわよ」
雛里「これより陳留を取りに行きます
隊の編成は
総大将 月音 十字隊200 北郷兵30000
軍師
愛美 十字兵300 北郷兵50000
武将
炎蓮 十字兵100 北郷兵40000
美羽 十字兵300 北郷兵50000
恋 恋隊30000
華月 華雄隊40000
以上が隊の編成になります」
月音「城が空にならない?」
愛美「そこは白蓮さんと
十字隊で大丈夫でしょう。
それに于吉さん曰く
『敵の管理者は能力が今は
制限されてるので大丈夫かと』
って事よ、術式の結界も張って
貰ってるから何とかなると思うわ」
雛里「于吉さんもちょくちょく様子を見に来て
くれるみたいなのでそこは安心かと」
月音「つか、何で私が総大将?
炎蓮さんがやれば良いじゃん」
炎蓮「オレは新参者だ、
おめぇはアイツのせがれだろ?
やって見せな、オレを使ってみろ」
月音「はいはい・・・はぁ・・・」
愛美「なら決行は3日後よ各隊は準備をお願い」
こうして新たな仲間と新しい作戦が始まる
おまけ
下邳
下邳前平地
ザシュザシュザシュッ
ブォンッ
曹操兵「かはっ」
バタッ
香風「まだまだ~」
ブォンブォンッ
ドゴーーーーーーーンッ
許褚「クッ!」
カランッ
香風「シャンの勝ち~」
許褚「くぅっ・・・次は負けない!撤退するよ!」
下邳では小競り合いが続いていた
香風「戻るよ~」
徐晃隊「はっ!」
こうして香風は城へと戻って行ったのだった
王座の間
梨晏「お疲れ~書簡届いたよ~」
香風「遂にやるの?」
梨晏「みたいだね、こっちも準備しよっか」
香風「やっと新兵器使える~」
梨晏「あははっ一刀も容赦無いよね~」
新兵器とは?
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編成回です。
新たな仲間も。