拠点 月 詠
一刀は現在政務の最中である
政務室
詠「次は開拓業務だけどこっちに流れて来た流民
の働き口として何とか人員の確保は出来そうよ」
一刀「そうか、ならその方向で動いてくれ」
詠「分かったわ」
千登里「次に豪族達からの献上品なんですがこちらが
献上品の品目になります」
一刀は出された品目に目を通していた
一刀「・・・結構高価な香とかあるよね」
千登里「そうですね・・・日に日に高価が上がってるの
は間違いないですね」
詠「一刀、返すとかは無しよ・・・
それと気持ちだけとかもね」
一刀が考えてた事を詠は先に言い出した
一刀「だよな~・・・まあ前の外史では余り気にしなかったが
こう考えるとな・・・」
コンコンッ
ガチャッ
月「失礼します、お茶をお持ちしました」
詠「なら少しお茶にしましょう」
千登里「なら私は風と凛にも相談してきますね」
一刀「お茶くらい飲んで行っても」
千登里「いえ、善は急げです」
そして千登里はそのまま出ていった
月「あなた、どんなお話だったんですか?」
月は珍しそうに悩んでる一刀に質問をした
一刀「実はな、献上品が日に日に上がってるんだよ」
一刀は品目を月に見せた
詠「お気持ちだけとかでは権威に関わるのよ
無論受け取らないと相手も不安になるでしょ」
月「・・・なら品目自体を食料にしたらどうですか?
酒類や食材なら備蓄にも回せますし炊き出しにも
使えますよね」
一刀「そうか!その手が有ったか!」
詠「良い考えね、権威も落ちないし何より
民衆の安堵にも繋がるわ・・・万が一毒が
入ってたりしたらその豪族を潰せば良いだ
けだしね、と言うかアンタに【毒】は効かな
いでしょうけどね」
一刀「まあ、腹痛程度にはなるけどな」
詠「本当にあの時はびっくりしたわよ・・・」
一刀「あの時?」
詠「ほら、アンタがアマゾンに行った時
よ」
月「確か月音が気の病気に掛かった時
ですよね?」
一刀「ああ~あったな、南蛮渡来の薬草で
アマゾンにしか生えてなかったから
恋と二人で取りに行ったあれか」
詠「それよ!恋から聞いた時は月が寝込んだ
のよね・・・タランチュラに3回も刺された
のよね」
一刀「いや、アナコンダにも飲み込まれたな~
それに恋を助けようとしたから4回だな」
詠「・・・でも腹下りで済んだのよね」
一刀「まあ、最初の方は3日位寝込んだよ
でも次の日にはトイレの住人だったね」
月「へぅ~」
詠「・・・アンタの血筋は恐ろしわね
全く・・・」
一刀「まあ、先祖様方が戦闘民族
だったらしいからね」
詠「まあ、現に子供達は病気に掛かり難い
のが幸いよね」
一刀「不思議だよな~」
詠「アンタが言うな!」
ペシッ
詠のデコピンッが一刀に炸裂した
一刀「っつぅ・・・久しぶりに効いた
・・・」
月「でも、鑑定だけは必要ですね」
一刀「だな・・・千登里に後で提案してみようか」
詠「そうね」
そして月は紅茶を用意していた。
月「はい、どうぞ」
一刀「サンキュー・・・おお!紅茶か」
月「はい、向こうから持って来た物です」
詠「これは・・・ダージリンね」
月「それとスコーンも焼いてみました」
そこには蜂蜜とスコーンが置かれていた
一刀「もぐもぐもぐ・・・美味い!」
詠「と言うかアンタミルクティー派
じゃなかったの?」
月「牛乳も用意してますよ」
一刀「ん~じゃあ半分飲んで半分ミルクティーで」
月「はい」
その後千登里達と品目の事を話し合い食材類で一致し豪族達に通達した。
一刀、嫁、子供達専用露天風呂
ザバーンッ
一刀「ふぅ~生き返るな~」
ガラガラッ
月「ご主人様」
詠「アンタも居たのね」
一刀「お先に入ってるよ~」
月「ではお背中お流ししますね」
一刀「ありがと~後あなたでしょ」
月「へぅ~久しぶりに呼んで見たかったんです///」
一刀「(くそう!可愛すぎだろ!俺の嫁達!)」
詠「そう言えばこの体も久しぶりよね」
月「若返っちゃたもんね」
一刀「いやいや、全然変わらず二人は可愛いよ
俺の最高の奥さん達だよ」
詠「フッフンッ///」
月「へぅ~///」
月と詠は身体を洗った後に一刀の左右に座った
一刀「そう言えば何か3人で入るの久しぶりだな」
詠「あっちでもこっちでも忙しかったから
中々入れなかったわね」
月「色々大変でしたからね」
一刀「だな、詠達は最初読み書きが出来無かったもんな」
詠「アンタがこっちに来た時の気持ちが分かったわよ」
一刀「だろ?」
月「詠ちゃん車乗る時鉄の馬が
動いてるわよってはしゃいでたもんね」
詠「うっ・・・それは黒歴史だから言わないで・・・」
一刀「あの詠は新鮮だったよ」
一刀は詠と月の頭を撫でていた
月「へぅ~」
詠「・・・バカッ」
そして一刀はぽつんっと囁いた
一刀「なあ・・・俺しっかりやれてるかな・・・」
その質問に詠と月は優しく微笑んでいた
月「あなたはしっかりやれてますよ・・・
私達がこうして居られるのはあなたのお陰です」
詠「そうね、子供達もしっかり育ってるし
アンタは頑張ってるわよ」
一刀は改めて思った・・・必ず守ってみせると
一刀「・・・守るからな・・・絶対」
月「はいっ」
詠「よろしくね♪旦那様♪」
一刀「おうっ!」
そして月はある物に気が付いた
月「へぅ~大きいです///」
詠「全く・・・」
一刀「あはは・・・慰めてくれる?」
月「はいっ」
詠「本当にだらしないんだから///」
こうして3人は乱れに乱れたとか・・・
拠点 月、詠 終了
拠点 香風
一刀は久々の休日で庭で鍛錬をしていた
一刀「はっ!」
シュッ
一刀「はっ!」
シュッっ
そこへ
香風「お兄ちゃん~シャンも~」
一刀「おお良いぞ」
香風「行くよお兄ちゃん」
一刀「こいっ」
香風と一刀は構えた
香風「はぁぁぁっ」
ブォンッ
一刀「ふんっ!」
カキンッ
香風「やぁぁ!はぁぁ!」
ブォンブォンッ
一刀「甘い!」
ドゴッ
カランッ
香風「・・・負けた~」
一刀「香風は戦斧だからしょうがないけど戦斧の
真骨頂は破壊力だから一撃に込めた方が良いかもな」
香風「そうなのか~・・・そう言えば
お兄ちゃんは空飛べるんだよね」
一刀「飛ぶ?・・・ああ空歩の事?」
香風「こくこくっ」
そこへ月音、心、愛美がやって来た
月音「何やってるん?」
そして心は直様一刀の隣に座った
一刀「ああ、香風が空飛べるかって話をしてたんだ」
なでなでっ
心「・・・ん/// 」
愛美「普通に無理でしょ」
香風「でもお兄ちゃん飛んでた」
愛美「えっ?・・・いや一刀様なら
出来そうですけど・・・」
一刀「いやいや!無理だぞ俺でも!」
月音「・・・それって空歩の事?」
香風「それ」
愛美「空歩?」
愛美が不思議そうに質問した
そこで月音が実践して見せた
月音「まあ見てて」
スッ
バフッ
バフッ
バフッ
バフッ
愛美「うそ・・・」
香風「すご~い!」
月音はそのまま空に階段が有る様に上がっていった
月音「これが空歩だよ」
一刀「それは空歩だが音鳴らし過ぎだ」
そして心も
スッ
スッ
スッ
スッ
心「・・・V」
一刀「心のが本当の空歩だよ」
愛美「摩訶不思議だわ・・・一刀様も・・・」
一刀「ああ出来るよ無論、教えたの俺だし」
香風「どうやってやるの~」
愛美「そうよね、原理が分からないわ」
一刀「って言われてもな・・・」
一刀は少し悩んだ・・・
一刀「俺も詳しい事は分からないんだよ実は・・・
それでも聞く?」
二人は頷いた
一刀「お前らも取り敢えず降りてこい」
こうして一刀先生の空歩講座が始まった
月音「飴はいらんかね~」
愛美「アンタ何してるのよ」
月音「えっ?お約束・・・はいチュッパいちごミルク」
そう言うと月音はチュッパチャップスを配った
香風「うまうま~後でもっとちょうだい~」
月音「良いぞよっ」
一刀「こほんっ・・・そろそろ良いか?」
4人「は~い」
一刀「まず、月音と心にも教えたが
外気(氣)と内気(氣)は分かるな?」
月音「外と内のエネルギーだっけ」
一刀「うっ・・・う~んまあ違いは無いが」
心「外から気を練るのが外気・・・内から練るのが内気・・・」
一刀「心正解」
香風「ふむ~」
一刀「んでそれをまず踏まえて内気とは内に溜めた気
を放出して使うんだよ、まあ精神にも影響出るけどな
外気は内気を使わずに外気を利用して使う気なんだよ
簡単に言うと穴を空けると空気が通るだろ?」
愛美「なる程!蓋をすると溜まる!」
一刀「そう、外気を使うって事は蓋を開けた状態で使うんだよ
だから内に溜まった気は殆ど使わない」
香風「べんり~」
一刀「まあ、獲物から外気を補充するってのも出来るけど
それは追々・・・それを踏まえて外気を利用して外気の壁
を作るんだよ・・・気弾の完成形って言えば良いのか・・・」
愛美「でもそれじゃあ余り変わらない気がしますが・・・」
心「・・・威力」
一刀「そう、つまり外気はその場で練るから
威力が無くなるんだよ・・・精々空歩見たい
に破裂させて飛ぶ位かな」
心「・・・内気は中で練るから威力
倍増」
一刀「よく出来ました」
なでなでっ
心「・・・ん」
月音「それ位しってるよ~だ」
一刀「簡単に言うと溜めて使うか、
直ぐに使うかってなだけ」
一刀は実際に気弾を放った
ドゴーーンッ
愛美「何が起きたの?」
一刀「見えない気弾を放ったんだよ外気を利用して。
空気って見えないでしょ?」
愛美「はい」
一刀「まあ、例え易い様に空気って呼ぶよ、
空気を圧縮して放つから見えないんだよ
所詮空気だから」
香風「ほ~」
一刀「これを応用したのが空歩だよ・・・そして」
一刀は気を集中させていく
香風「おお~白いもやもや~」
愛美「見えます!」
一刀「これが内気だよ・・・色とかでその人
の資質や素質が分かったりするから便利だよ」
愛美「なる程・・・それで月音が下手って事は・・・
上手く気を練れてないからって事ですね」
一刀「そう言う事・・・なあ月音#」
ギロリッ
月音は心とポテチを食べていた
月音「ギクッ・・・あはは・・・」
香風「それ・・・シャンも出来る?」
一刀「出来るよ、特訓しようか・・・
基礎だけ教えるから後は特訓次第だよ」
香風「おお~」
愛美「はい!」
しばらくして・・・・・・
月音「くが~・・・・う~ん・・・もう食べられない
・・・くが~・・・」
心「zzz」
ボワッ
愛美「出来ました!」
ボワッ・・・パァンッ
香風「おお~」
二人は空気の球を作っては破裂していた
一刀「筋が良いね・・・愛美もう一回作って月音に当ててみ」
愛美「はいっ!」
愛美は何かを察したのか笑顔で投げつけた
パァンッ!
月音「ぐへっ」
バタンッ
月音の鳩にヒットして気絶した
愛美「便利ですね!」
一刀「だろ」
そして香風は・・・
ボワッ
香風「おお~」
香風は空を飛んでいたが直ぐに落ちてしまう
スタッ
香風「・・・飛べた」
一刀「戦斧振ってるだけあってやっぱ
素質はあるな」
香風「シャンも長く飛べる?」
一刀「練習次第だよ」
なでなでっ
香風「かんばる~」
こうして一刀の講座は終了を迎えた。
数刻後
月音「・・・はっ!此処は!」
まだ気絶していたのか・・・
一刀の部屋
一刀は簡単な政務を片付けていた
一刀「よし、これで終わりかな」
一刀が寝台に移動しようとした時
コンコンッ
一刀「どうぞ」
ガチャッ
香風「お兄ちゃん~」
一刀「ん?どうした香風」
香風は一刀の隣に座った
香風「飛べたお礼しにきた」
一刀「お礼?」
香風「シャン初めてだから」
ガバッ
一刀「おっおい香風」
香風は一刀を押し倒した
香風「星に聞いたらこうすると良いって」
一刀「あいつか!」
香風「お兄ちゃん、シャンの初めての小さい穴使って」
一刀「おい、それは誰に教わった」
香風「月音」
一刀「次はお前か!」
香風「そのまま襲っちゃえって言ってた」
一刀「ちょっ!」
こうして・・・濃蜜な夜が過ぎていった・・・
月音の部屋
月音「仕返しじゃ!はははっ!」
星「お主も悪よのぉ~」
月音「姉さんこそ・・・」
フフフフッ
二人は酒を飲みながら不敵な笑みで笑っていた
拠点終了
拠点 霞 華月
一刀の部屋
一刀「今日からしばらく休みか~
何をするかな~」
ドドドドドドドドッ
バタンッ
霞「大変や!一刀!」
一刀「どうした!敵が攻めて来たか!」
霞「ああ~ちゃうちゃう・・・神酒探しするで」
一刀「・・・はいっ?」
霞「だから!神酒探しや!」
一刀「まずは一から説明して」
そこへ
華月「それは私が説明しよう」
華月は神酒の説明をした。
一刀「へぇ~神の泉ね~」
霞「せや、そこの泉からごっつう美味い水が湧くらしいんや」
華月「そこから作られる酒がかなりの美味らしくてな」
一刀「それ誰情報?」
霞「貂蝉や」
一刀「へぇ~(貂蝉なら確かか・・・)」
華月「泰山付近の山頂に有るらしいんだ」
霞「めぼしい所は付けてるで」
そして華月はペットボトルを6本出した
一刀「何故ペットボトルが?」
霞「月音から借りたんや」
一刀「ったく色んな物持ってき過ぎなんだよ・・・」
華月「これも天の世界の物なんだろ?」
一刀「ああ、当たり前の物だな」
霞「便利やな~」
一刀「それでそこに行きたいと?」
霞「せや、詠からの許しも出てるで」
華月「どうだ行ってみないか?」
一刀「・・・面白そうだな」
霞「せやろ!一刀やったら言うと思ったで」
華月「荷物も馬も既に用意してある」
一刀「分かった、行くか」
こうしてプチ旅行に出る事に
泰山近くの村
3日掛けて泰山近くの村に来ていた
一刀「結構飛ばしたな」
霞「一刀も仕事あるやろ、早い方がええよ」
華月「此処ら辺で今日は泊まるか」
一刀「そうだな・・・目的の場所は直ぐそこなんだよな」
霞「せや、朝早くから行くで」
こうして一日泊まり・・・朝に
泰山近くの森山
一刀達は現在迷っていた、辺りは霧で覆われていた
霞「可笑しいな・・・」
華月「同じ所を周ってないか?」
霞「せやな~」
一刀「目印を付けて進んで行くか」
華月「それが良いな」
しばらくして・・・
一刀「・・・戻って来たな」
霞「せやな・・・」
華月「妖術でも見ているようだな」
一刀は違和感に気付いた
一刀「・・・それは強ち間違いじゃないかもな」
霞「どう言う事や?」
一刀「ちょっと此処に居て紐を持ってて」
華月「どうするつもりなんだ?」
一刀は華月に紐を持たせ走って行った
しばらくして
一刀「・・・・・・」
華月「・・・・・・」
霞「戻って来たな」
一刀「紐離すから引っ張って」
華月「あっああ」
華月は紐を引っ張った
華月「ふむっ・・・ん?」
一刀「気付いたか?」
霞「何や?」
華月「濡れてないんだ」
霧「濡れる?」
一刀「霞、霧って何だ?」
霞「そりゃ・・・水やろ?
・・・そうか!」
一刀「そう言う事・・・現に服は濡れて
無いだろ」
霞「確かにな」
むわぁぁ・・・
華月「うっ・・・いき・・・が」
霞「な・・・んや・・・こ・・・れ」
一刀「酸素が薄くなってるな・・・」
霞「さ・・・んそ?」
一刀「つまり空気が薄くなってるんだよ」
ガタガタガタガタッ
赤鬼が震えていた
一刀「赤鬼?」
一刀は赤鬼を抜いてみた
ピカーンッ
そして周りの様子が変わっていた
霞「・・・おっ息が出来る」
華月「どうなってるんだ?」
一刀「俺の赤鬼は妖怪類を斬るのが真骨頂
だからな、幻術位じゃ効かないよ」
華月「お前ますます化け物になってるな」
霞「せやな・・・」
一刀「結構傷つくんだけど・・・」
霞「すまんすまん、先進むで」
そして3人は更に奥へと進んだ
ブォンブォンッ
ザシュッザシュ
森の中で謎の敵?と戦っていた
霞「なんなんや!」
一刀「これは・・・霧の兵士か」
華月「これが兵士だと!」
霧の兵士達が3人を襲っていた
ブォンブォンッ
フワフワッ
華月「くそっ!斬っても湧いてくるぞ」
一刀「・・・華月!霞!しばらく任せる」
霞「一刀がそれを言うって事は」
華月「だろうな!分かった!」
一刀は考えていた・・・これはまるで術符と
一刀「(何処だ・・・何処かに矛盾が有るはず)」
ブォンブォンブォンッ
スッスッスッ
一刀「あぶなっ!・・・風?」
そして一刀はある事に気付いた
一刀「・・・揺れてない・・・霞!目の前の木を斬れ!」
霞「任せときぃ!せやっ!」
ブォンッ
パリンッ
そして霧が晴れていく
華月「戻ったな・・・」
霞「せやな・・・なあ一刀
何故分かったんや?」
一刀「木だよ・・・幻術で視界を消せても
物質は消せないんだよ・・・
んで、一本だけ揺れてなかったからひょっとして
と思ったのさ」
華月「・・・一刀が居なかったら朽ち果ててたな」
霞「一刀様々やな~流石うちらの大将や」
こうして一刀一行は頂上へと到達した
頂上
そこには光る泉が湧いていた
霞「・・・なあ一刀・・・これも
幻術か?」
一刀「いや・・・」
一刀は泉に触れてみた
華月「おい、大丈夫なのか?」
一刀「うん、大丈夫みたい」
ゴクッゴクッ
一刀「うっ美味い!」
霞「ホンマか!」
霞や華月も泉の水を飲んだ
華月「不思議だな・・・疲れが一瞬
で取れたぞ」
霞「ホンマやな・・・元気湧いてくるで」
???「此処で何をしとる」
一刀「誰だ!」
ジャキッ
???「誰だとは失礼じゃな」
そこには100歳は超えてるであろう老爺が立っていた
霞「此処の泉の管理人か?」
???「そうじゃよ・・・良く此処まで辿り着けたな
・・・褒美じゃ、好きなだけ持っていけ」
一刀「有難う御座います・・・先程はすいません」
???「ほっほっほっ良いのじゃよ」
そして華月達は水をペットボトルと
更に竹筒に入るだけ入れた
???「では、入り口まで送ってやろうかのぉ」
トンッ
老爺が杖を突くと視界が歪み気絶した
泰山近くの村
村人「あの・・・大丈夫ですか?」
一刀「ん・・・あれ?」
そこは先日泊まった村に来ていた
霞「・・・なんや・・・これ」
華月「妖怪にでも化かされていたのか?」
霞「でもあの水はあるな・・・」
華月「ああ・・・だがあの山が無い」
一刀「・・・まあ、水は確保出来たし取り敢えず
帰るか」
霞「せやな・・・」
華月「なら荷物は持って行こう」
こうして一刀達は不思議な体験をし城へと戻って行った
???
???「これで良かったのか?貂蝉」
貂蝉「ありがとねん♥」
???「まあ・・・北郷一刀には頑張って
もらわねばいかんからな」
貂蝉「どふふっそうねん」
一刀の部屋
3人は一刀の部屋で酒盛りをしていた
ゴクッゴクッゴクッ
霞「っぷは~美味すぎや」
華月「うむっこれは文句無しだ」
一刀「達成感があるな」
霞「しかしても不思議やったな」
華月「そうだな・・・一刀よもっと飲め!」
むにゅっ
一刀「おっ」
華月がお酌をしようとすると胸が一刀の腕に当たった
霞「一刀~」
むにゅっ
一刀「ちょっ」
逆の腕にも霞の胸が引っ付いた
霞「なんや~興奮しとるんか?」
霞はニヤニヤしながら股間部分を触っていた
華月「なんだ?溜まってるのか?」
霞と華月はニヤニヤしながら一刀を寝台まで連れて行った
バサッ
一刀「ちょっ」
霞「ええやん、旅して溜まってんやろ?」
華月「うっうむ・・・遠慮する事無いぞ」
一刀は酒が回っていたせいか更に興奮していた
一刀「・・・良いんだな?」
二人は蕩けながら頷いた
一刀「満足するまで寝かせないからな」
霞「それでこそ一刀や」
華月「受けて立とう」
こうして3人は違う宴へ・・・
拠点終了
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今回も拠点中心です