No.111253

SHUFFLE!&リリカルストーリー 19 前編

グリムさん

数日後の話、今回は二つから三つに分けてみました

2009-12-09 00:30:29 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:2086   閲覧ユーザー数:1991

第十九話 前編 寄り道

 

 

 

「エリオ、キャロ、準備はいい?お弁当持った?」

 

 

「「はい、だいじょうぶです。かあさん(おかーさん)」」

 

 

「…フェイト、さっき自分で入れてあげてたじゃないか」

 

 

入学式のあった日の翌週の月曜日、普段出るよりも少しだけ早い時間にユーノ宅で交わされた会話である。ユーノとフェイトは制服姿にカバン、エリオとキャロはどこかの幼稚園の制服らしきものを着てそれぞれ小さなバック(IN お弁当 フェイト&ユーノ合作←調理、主にフェイト 盛り付け、主にユーノ)を持っている。

 

 

「ほらフェイトそろそろ行かないといけないんじゃないかい」

 

 

「ふふ、フェイトさん、アルフさんのいうとおりですよ。エリオくんとキャロちゃんを送った後に学校に行くとき走らなければいけなくなりますよ」

 

 

その様子を見て玄関まで出てきていたアルフと青龍はそういった。ちなみにレンとフリードもいたりする(レンはネコ形態である)。なぜ青龍がいるかというとぶっちゃけ隠れる必要もないため普通に暮らしたら?ということに週末になったからである

 

 

「うん、わかってる。じゃアルフ、青龍さん後のことよろしくお願いします」

 

 

「りょうかいだよ。気をつけて行ってきな」

 

 

「ふふ、みんないってっらしゃい」

 

 

「「ニャ~orキュ~(いってらしゃい)」」

 

 

「「「「いってきます!」」」」

 

 

 

そういってユーノ達はでていく。余談だがなのはとはやてが出て行ったのはこの30分ほど後である。何故こんなことになっているかは少し前にさかのぼる……

 

 

 

 

 

 

テストがあった週の金曜日の最後の授業が終わりユーノ達はHRが始まるのを待っていた。

 

 

「あの子たちどうしたのかな。もしかして先生の誰かの子供とかかな?」

 

 

「それにしてもかわいいね。五歳くらいかな?なんか一人は頭に犬の耳?みたいなのが見えるけど」

 

 

 

のだがなにか窓際の方が騒がしい、とりわけ女子が窓から外の方を見て騒いでいた、その会話内容を聞いてユーノはとりあえず同じく聞いていたであろうフェイトに目配せして念話で会話する

 

 

(ねぇ、やっぱりあれって……)

 

 

(うん、たぶんエリオとキャロとアルフだろうね、とりあえずHRが終わったらすぐに行こうか。幸いアルフがついてるから問題ないしね)

 

 

(わかった)

 

 

念話終了!!とりあえず念話で話したのは“内緒話ぽいのが秘密を共有してるみたいでいい”という割かしどうでもいい理由である。

 

そう話していたユーノとフェイトの方に稟と楓&桜が近づいてくる

 

 

「なぁユーノ、あれってエリオくんとキャロちゃんにアルフさんのことじゃないか?」

 

 

「うん、たぶんそうだよ。とりあえずアルフがついてるみたいだから心配いらないと思う」

 

 

近づいてきてそういう稟にユーノはそう返す。楓と桜の二人は割かし席が窓に近いということもありちゃんと姿も見ていたようでエリオとキャロにアルフだったと断定していた。

そこを通りかかる人物が一人

 

 

「稟にスクライアはあの子たちと知り合いかい?」

 

 

自称全世界の女性の味方こと緑葉樹である

 

 

「えっと確か…」

 

 

「俺様は緑葉樹、生きとし生ける女性の味方さ。以後お見知りおきをフェイトちゃん」

 

 

「ちなみに~自称であってただの怪しい人だからあんまり近づかない方がいいわよ、フェイト」

 

 

「あ、麻弓」

 

 

樹がフェイトに自己紹介しているとどこからともなく麻弓も現れる。とりあえず反応に困ったのでフェイトは樹のことはスルーすることにしたらしい

 

 

「とりあえずだ、稟、スクライア、あの子たちとはどういう関係だい?」

 

 

「いや、あの子たちはユーノが後見人をやってるんだよ」

 

 

とりあえず稟のその言葉を聞き樹の目の色が変わる

 

 

「……スクライア、いやユーノと呼ばせてもらおう、俺様も樹でいい。ユーノ…義父さんと呼ばせてくれ!!」

 

 

「「「「「は?」」」」」

 

 

樹はいい笑顔で言い切る。みんなはわけがわからずにポカンとしているが

 

 

「いや、なんで?」

 

 

「あの桃色の髪の子と犬耳の子成長したら美人になるだろうね。特にあの桃色の髪の子、あと10年もすると楓ちゃんや桜ちゃんフェイトちゃん並になるとみたね。俺様の美少(幼)女レーダーがビンビンに反応しているよ。だから俺様とあのこがけっこn「えびふりゃ~~」ちょ麻弓なにを・・俺様はユーノと大事な話を…や、やめt、ぎ、ぎゃ~~~~~~~~~~」

 

 

「はい、は~い。寝言は寝て言うのですよ~。あ、この変態っていう名のなまものはわたしが責任を持って捨てるから気にせず話してて。……やっぱり、ちゃんと縄を持ってきていて正解だったのですよ~」

 

 

そんなこんなで樹は麻弓にす巻きにされて引きずられて…言葉通り焼却炉に向かっていった。

 

 

「な、なんだったんでしょね」

 

 

「さ、さぁ」

 

 

「き、きにしちゃだめだよきっと」

 

 

上から楓、フェイト、桜である

 

 

「とりあえずわかったのは……」

 

 

「「樹が女好きだってことだな(ね)、それも幼女とかにも見境のない」」

 

 

この一件から樹という人物がユーノと稟の記憶に深く刻み込まれたのは想像に難くないと思う(フェイト、楓、桜にも)

 

この後少ししてから教室にいなかったなのはとはやてもこちら側に来たのだがみんなの何とも言えない雰囲気に首をかしげていた。

担任の撫子がきてそのHRに樹がいなかった・・・ということはもちろんなくぴんぴんしていた。“どうやって抜け出したお前と”ユーノと稟が思ったのはしょうがないことだと思う(麻弓は縄をほどいていない)。

 

余談だがそれをみて麻弓は悔しそうにしており“次は鉄製の縄で……”とか呟いていたとかなんとか

 

 

 

 

 

 

HR後…………

 

 

「そういえばフェイトにスクライア君、あの子たちのことわたしたちにも紹介してほしいのですよ」

 

 

速攻でユーノ達の方の席に来て言った麻弓の最初の一言である。

その言葉を聞いてユーノとフェイトはエリオとキャロに麻弓のことを紹介していなかったということを思い出した。稟や楓、桜にはちゃんと紹介しているのだが、ここ数日のうちでは麻弓を紹介する機会がなかったのだ

 

 

「うんいいよ。それなら麻弓、帰りは喫茶店にでも寄って行かない?」

 

 

「おっけ~なのですよ~おすすめのところがあるからそこにレッツゴーなのですよ」

 

 

そんな事を話していると帰り支度を終えたのか稟、楓、桜になのはとはやても集まってきたのでそのメンバー+エリオ&キャロ&アルフで帰りは喫茶店に寄っていくことになった。

 

 

 

 

………学校玄関………

 

 

 

「おつかれさん。みんな」

 

 

「「あ、とうさん(おとーさん)、かあさん(おかーさん)」」

 

 

ユーノとフェイトの姿を発見するや否やエリオとキャロのふたりは嬉しそうな笑みを浮かべておりアルフはその様子が嬉しいようで柔らかで温かい笑みを浮かべていた

 

 

「ただいま?かな。二人とも迎えに来てくれたの?」

 

 

フェイトはその声を聞くと顔をほころばせてそう声をかけた。ほんとは学校内に小さい子が入り込むのはあまり良くないのだが自分たちに会いに来たであろうことを思うと子供たちにあまいフェイトは怒るに怒れないのである。まぁ、帰った後にでもちゃんと注意はするつもりだ…………………アルフにではあるが

 

 

「はい、あるふさんがさんぽにいこうっていって、このちかくまできたから…………」

 

 

「おとーさん、おかーさんめーわくでしたか?」

 

 

基本的にやってはいけないこと、というのを知っているこの聡い子供たちは少し不安そうに聞いてくる。たぶんこの子たちにとっては今回のはぎりぎりのラインだったのだろう。…………たぶんアルフが言わなければやらなかったはずだ

 

 

「ぜんぜん、大丈夫。帰りに喫茶店にでも寄って帰ろうか」

 

 

そういいながらユーノがふたりの頭を撫でると二人ともうれしそうにする……………とはいってもまだなれないのか少し恥ずかしそうであるが

 

 

「「きっさてん?」」

 

 

「ああ、喫茶店っていうのはね……………………………………」

 

 

ちなみにちゃんと稟たちもいるのだがなんだか入り込めないでいるのはわかって頂けると思う

 

 

「………こうしてみると本当に親子みたいよね~。なんていうか外見からすると兄妹とかの方があうのに雰囲気のせいで親子にしか見えないのですよ」

 

 

この光景は初めてな麻弓は面喰っていたが………………………

 

 

「まあ、けど見てて和むだろ?」

 

 

「はい♪」

 

 

「うん、同意見です」

 

 

「あの補修の後にあの姿を見たときは癒されたよね~はやてちゃん」

 

 

「そのとうりや」

 

 

「まあそうよね、けどスクライア君は来週あたり大丈夫かしら?なんだか~周りから~スクライア君への~呪いのこもった視線が送られてきてる気がするんだけど、あっ土見君にもなのですよ、もちろん」

 

 

「まあ、あれだけの美少女とそれらしき雰囲気を醸していたらそうなるだろうね」

 

 

稟の言葉にみんな同意を返す、麻弓は後半はかなり楽しそうにはなしていた。だが大事なのはそこではない。いかにも自然にいたのであまり違和感はなかったがこれだけは問いたださなければいけないと稟は思うのだ

 

 

「ところで樹、何故お前がここにいる?先に帰ってただろ」

 

 

いつのまにかいた人物である樹に対して呆れたような声で質問する

 

 

「稟……愚問だね。美女のいるところにこの緑葉樹あり!!これだけきれいどころが集まっているのに俺様が見逃すはずないじゃないか!!」

 

 

「……………………」

 

 

「「「「あ、あはは」」」」

 

 

「…………………今日はもう縄はないのよね」

 

 

稟たち御一行にナカマとしてHENTAIが加わった!!!!

 

 

 

あとがき

 

お久しぶりです、グリムです。

すいません話をまとめるのが下手でずるずるのびてしまいました。ということで二つから三つにわけますので読みにくいかもしれませんンがかんべんしてください


 
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