東映時代劇YouTubeにて「怪猫からくり天井」視聴しました
こうして自分の全く知らなかった作品を公式様が色々セレクトしてくれて
なおかつ無料で見られるて本当にありがたいことです

怪談としてはそこまで怖くないですし

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以前紹介した「恐竜・怪鳥の伝説」と違ってゴア描写も無いので
わりと人を選ばない作品だと思います
この時代にワイヤーアクションがあったとは驚きました
お城が燃える場面は最近見た80年代魔界転生を思い出しました

特に気に入った場面は
化け猫に取り憑かれたお小夜の方が行燈の中の油を舐めるために行燈に顔を突っ込むと
そのとき行燈に映った影が化け猫だった場面です
陰に化け物の正体が映るのってオーソドックスな表現ですが
もしかしてこれが初出なんでしょうか

ストーリーは、復讐ものの怪談としては珍しく元凶のお殿様が非を認めて謝罪してスッキリ終わります
でも化け猫話の例に漏れずにゃんこ死んじゃうんですよ父さん…涙
二期ネコちゃんなら「ふん、人間なんて勝手なもんだわ」「ずるいのは人間の方よ！」

それにしてもかえすがえす惜しいのは
戦前に多く作られた化け猫映画のほとんどが戦火で焼失してしまったという事です
（怪 vol0024の猫の怪特集の記事より）