フレームアームズ部隊コンペ『ギミックコン』参加機体です。カテゴリは合体。

HYP-3210 Rest in Peace
催眠の技法を応用した、精神支配兵器の技術実証機。
ざっくり言うとジャミング爆盛りで逃げ回りながら精神汚染してきて2分以内に倒さないとゲームオーバーになるみたいな奴です。

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【以下設定】

先進技術の試験機のみで構成されるスラッシュウォーンドには、不可思議なコンセプトの機体がまま散見される。
Rest in Peaceはその最たるものだ。

『灰色の航空隊』の数少ない生き残り、エスラ。
TYC巨大要塞攻略戦ののち、機体ごと紺碧の空へと消えていった彼女だったが、攻略戦ののち暴かれた彼女の研究室には、未知の技術資料が山と積まれていた。
そのうちのひとつ、催眠の技法を基礎としつつも、言語の壁・対象の精神性による向き不向き・物質的に機体の奥にいる相手へのアプローチなど、一般的な問題をすべて置き去りにして、直接の精神感応を可能とする技術こそが、本機に搭載された新技術である。
ものの数分で無力化、そこからさらに時間をかければ洗脳すらも可能な、強力無比な効果をもたらす、まさしく未知の技術。

ただし、戦術的な汎用性は現時点ではかなり低く、上記のような精神支配を正しく発現させるには条件があった。

・対象との距離をかなり詰めねばならない。
・範囲内に対象以外の人間が多いと、作用の指向性が保てない。一対一が最も望ましく、周囲に第三者がいるとしても少数である必要がある。

こうもおあつらえ向きな戦場など、あるはずもない。
ただし、もしそんな場所があって、数例でも実戦テストができたなら、さらに発展させられる可能性も高い技術……　研究室からこの技術が掘り出された当初は、そんな評価だった。興味はあれど、発展させられる見通しが立たないのならばどうしようもない。
そうして、この技術のことは関係者たちの間でも、次第に忘れられていった。

かくいう私たちも忘れていたのだ。
……『黄色の教団討伐命令』について、当開発室が情報を掴む、数か月前までは。

――Rest in Peace開発室　室長の日記


【機体・兵装について】
エスラの残した技術はどういうわけか、概念的な要素が、現実にもたらす作用を大きくする特徴があった。
かくして、Rest in Peaceは――

「二人の支配的な振る舞いの女性」
「“救済＝精神支配による安息”をもたらす大天使」
「安息に浸った対象へ注ぐ都合の良い愛のシンボルと、それを囁く二人」

――という、異様な様相を呈することとなった。


・分離形態
Hypnotizer alpha&omega【ヒプノサイザー　アルファ＆オメガ】
専用の外套と椅子をあてがわれた女性型機体。
主に敵機をある程度無力化するまでの戦闘と、完全に無力化したあとの洗脳を担当する。

・合体形態
Rest in Peace
敵機・パイロットに隙ができた後は、合体形態となり、強迫的な精神漂白を行う。この段階で敵パイロットの精神性をよく読み取り、可能であれば次段の最終形態での洗脳・転向時に活かす。
それらが望めない場合は、この形態のまま際限なく精神を苛み、そのまま再起不能なほどの精神的ダメージを与える、ないし身体的な作用を誘発し、敵パイロットを無力化する。

・最終形態
敵パイロットが、本当の己とは何たるかをRest in Peaceからの作用を受け気づくことができた場合に見せる形態。
何もまとわぬHypnotizerの姿に戻り、翼から作り上げた大きな愛の象徴から、対象に適した洗脳作用をもたらすアプローチをする。
敵機が小さい場合は檻のようにハートの内側へ敵機を閉じ込めることもある。
いずれの場合もHypnotizerたちが寄り添い、対象へと囁き続ける。

【武装】
拡散レーザー【リワィンドトゥバベル】
機械類の機能不全を起こすジャミング粒子と、精神感応触媒となる不詳な粒子を敵機や地形に焼き付ける。
直接的な破壊力はほぼないが、あらゆるセンサー類や機体の動作に深刻な悪影響を及ぼす。


【パイロット】
ペルセグ＆テッサジャタラ
中東 新興海上都市 ベイルゲイト出身。
推定年齢は20代前半。褐色の肌をした男女の双子。


【メタな話】
たまにゲームとかで時間制限付きのバトルがあるので、そういうのをイメージしました。
残り時間2:00とか表示されてて、攻撃食らうたびそれが減ってったり、画面にノイズ走ったり関係ない音が聞こえたりレーダー狂ったりみたいなやつ。
あとはいつもより少し性癖に正直に作りました。