第零話『北郷一刀、夢に導かれるのこと』
俺は 変で怖い『夢』を見る・・・・・・・
ボロボロで炎の海が広がる廃墟となった町々の中で1人たたずむ俺・・・・・・・
それを囲むのは、鎧・装束を身につけ、武器を構えた大勢の美少女達だった・・・・・・
俺を睨む・・・・・何故だ・・・・・?
「北郷一刀!!私達は・・・私達は、あなたを許さないっ!!!」
「あなたは・・・否、貴様は私達だけじゃない!!民や村や町や国を裏切った悪魔!!!」
「あの予言は信じるべきだったわっ!!!」
「私達への優しさも全て何もかも偽りだったなんて!!!」
「貴様は、全ての敵だ!!この世界から返すワケにもいかん!!この場でその命奪ってくれる!!!」
悪魔?・・・俺が?・・・まさか、ここを廃墟にしたのは・・・・・俺なのか?
少女達が襲いかかってくる・・・・・俺を殺す気か・・・・・?
でも・・・・・俺は・・・・・・・・・・笑っている?
あの娘達は強そうだけど・・・俺は・・・余裕?
少女達の数々の猛攻撃を糸も簡単に避け・・・隙を見つけては拳や蹴りを炸裂させる・・・
武器を破壊したり・・・首を締めたり・・・叩きつけたり・・・骨を折ったり・・・
・・・・・やめろ・・・・・やめろ・・・・・やめてくれ・・・・・
・・・俺・・・こんなこと・・・したくないのに・・・なんで・・・
そして・・・・・最後は・・・・・炎から血の海に変わった少女達の屍の上に立ち・・・
・・・・・こう言った・・・・・
----------「俺は・・・通りすがりの・・・破壊者だ」----------
うわぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!
一刀「・・・はぁ・・・はぁ・・・・・まただ・・・・・」
こんな夢に良く魘される(うなされる)のだ・・・
そして今、現在・・・・・この時、異変が起こった
学園の資料館でのこと
一刀「あれ・・・ここ、三国志のコーナーが無くなってないか?」
及川「?・・・何言っとるん、カズピー。『さんごくし』って何なん?」
一刀「・・・・・え?」
図書室では・・・・・・・
一刀「あの~、この前予約しておいた『三国志~天下統一編~』って言う本は・・・?」
図書委員「・・・あのう、申し訳ないんですが、そういう本は扱っていません」
一刀「え・・・・・?」
・・・・・こういわけである・・・三国志の存在が失くなっている・・・?
そんなバカな!・・・・・どうなってる!?
俺は今起こっていることが気にせずにはいられない・・・・・
おかげで授業も部活にも集中できない・・・・・
その放課後・・・・不思議な物が俺の目の前に落ちていた・・・
それは・・・白い本体に銀のラインに赤い球体が埋め込まれたような形をしたバックルのようなものと・・・
金属でできたような本でたった・・・中を開くと・・・青白くぼけたイラストの載ったカードだった・・・
誰の落し物かと考えながら・・・それを交番に預け・・・寮に帰った・・・
・・・・・しかし・・・・・
寮に帰るとそこには・・・交番に預けたはずのバックルと本がベットにあった・・・
夜・・・諦めた俺はそのバックルと本を観察してみた・・・
すると・・・・・!!・・・・・まただ・・・あの夢だ・・・
どうしてなんだ・・・・・そう考え始めた途端に・・・激しい激痛が俺を襲い始めた!
後に痛みは引いたが・・・・・そのまま倒れこみ・・・・・
視界が狭くなり・・・・・何も見えなくなった・・・・・
一刀「う~~~~~ん・・・・・」
どれくらい寝ていたんだろう・・・・・かなり長い気がする・・・
やけに眩しい・・・・・あっ太陽があるからか・・・・・・・何!?
飛び起きあたりを見回すと・・・見たことのない森と山の中だった・・・
一刀「どこだ・・・・・ここは?」
【つづく】
お読みになってくださった皆さん、ありがとうございます。
これからこそ、頑張っていきたいと思っていますので応援よろしくお願いします。
次回作をご期待ください。
注意点
※今作に於いての北郷一刀は原作とは違い、変態な性格ではありません。
(種馬スキルという才能が偶然あり、Hな事に巻き込めれる体質という設定)
※今作は『仮面ライダーディケイド』のパロディを主としているつもりですが、
今作に出てくる『ディケイド』の単語は『悪魔、破壊者、統一者、救世主の意味』という設定です。
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本当に勝手に申し訳ありませんwww
前回の奴は不都合があったため、今回のに書き換えました。
不愉快になった方々には、本当に申し訳ありません。
でも、これなら大丈夫なので、これからもどうか、よろしくお願いします。